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一句《リゲティは おみくじを引く BGM》東京文化会館小ホール2023-01-11(19:00)ディオティマ弦楽四重奏団の演奏会へ行きました

私はコンサートへ行った記録を「句、絵、文」で残しています。

今回は、2023年1月11日(水)東京文化会館で行われた、ディオティマ弦楽四重奏団によるコンサートです。

コンサートのタイトルは、
精緻せいちの極限、さらにその先へ

出演:ユン・ペン・チャオ (vn) 他3名
曲目:リゲティ弦楽四重奏曲第2番、他2曲

リゲティ(1923-2006)はオーストリアの現代音楽作曲家で、実験的な作品を数多く残しています。今回聴いてきた弦楽四重奏曲第2番も実験的な要素が盛りだくさん、曲の途中で「次は何?」と場面の変化を追うような聴き方で楽しみました。

リゲティのような現代音楽を生演奏で聴くのは録音したものを聴くよりずっと面白いです。演奏者ひとりひとりの音をはっきり捉えることができるからです。例えば今回もヴァイオリン2人のうち1人がグリッサンドでゆっくり上昇、1人がゆっくり下降という場面をしっかり追うことができました。これが録音だと2つの音が合成されて違うように聴こえます(再生装置の性能が低いせいともいえますが)。


そして、コンサートへ行く前に、地下鉄を木場駅で降り、そこからは徒歩で移動します。

東京都現代美術館でディオール展を見て、

夢のクチュリエ展

ソラマチを通過し、

スカイツリー

浅草寺で一休み、

雷門

おみくじを引いてみたところ、

浅草寺で自撮り

「凶」と出ました。


そういえば、いままで、自己紹介らしいことをせずにコンサートの感想などを記述していることにスッキリしない気持ちがありました。

だから「凶」がでるんだよ、ってことはないでしょうが、これまで週1ペースでいい感じで投稿できていますし、ここらへんで私についてお知らせします。

北海道の富良野出身で現在東京都在住のフジモトと申します。現在60才、弘前大学理学部物理学科卒、子供2人(社会人と大学生)、若い頃はソフトウェアにまつわる職を請負・派遣で転々とし、現在はパート・アルバイト(主にトラックへの荷物積み下ろし)の仕事で生計を立てています。

子供の頃は歩いて5分の北の峰スキー場へ行くことが楽しみでした。ノルディックでは中高生の頃に全国大会へ出場し、アルペン基礎スキーでは会社員の頃テクニカル(基礎スキー1級のひとつ上)という資格を取得。しかし、ここ20年でスキーへ行ったのはたった3回(うち一回は狭山スキー場)なので趣味とは言えないようなちょっと曖昧な特技です。

それよりも現在は水泳を楽しんでいます。あまり上手ではありませんがゆっくりなら1000mくらい泳げるようになりました。千葉県国際水泳場のメインプール(水深が2m、10コース、全長50m)が好きです。足場なしの水深2mで、それはもう、とても泳ぎやすいプールです。

運動以外では、勉強はあまり出来ませんでした。数学と物理が他の教科にくらべ少しましだったのでその方面の大学へ進学します。音楽に関しては中学生からギターを独学で弾くようになり、大学までフォーク・ロック・歌謡曲をコピーしては仲間とバンドを組んで演奏していました。

最近亡くなったジェフ・ベックもよくコピーして楽しみました。5拍子でちょっと変わった音階の「ダイヤモンド・ダスト」という曲が好きです。きっと冬の富良野は寒いから、今朝なんかしばれて・・・・ダイヤモンドダストがキラキラ光ってるんじゃないかい・・・・(北海道弁?)。

本格的にクラシック音楽を聴くようになったきっかけは10年以上前のこと、スコット・ヒックス監督の映画「シャイン」というデイヴィッド・ヘルフゴット(ピアニスト)の半生を描いた作品を見てからです。と、書いていると、また、ラフマニノフのピアノ協奏曲3番を聴きたくなってきました。

基本的に音楽はジャンルにこだわらず、いろいろ楽しむようにしています。最近、通勤時によく聴いていたのはモン・ラファルテ(ノルマ・モンセラット・ブスタマンテ・ラファルテ、名前長すぎ!)です。昭和の演歌を聴くように鼻歌を交えて聴いています。

コンサートへ通うようになったのは、nhkホールで行われるn響定期演奏会がお安く、しかもガラガラの後方席でゆったりと、テレビやFMに生放送されることも多い品質の高い音楽を生で聴くことができることを知ってからです。

そして、コンサートへ行ったことを何も記録に残していないことがもったいなくて、俳句・絵・文章で残していこうと考えたのが昨年の4月頃。思いきって初めてのサントリーホールでピアノのリサイタルを聴いてnoteへ投稿してみたわけです。それが、今ではサントリーホールへ行くことにも慣れ、クラシックを分かっているようなことを書いてますが、いやいや(自戒も込めて)ニワカのクラシック・ファンです。

そんな私ですが、これからもよろしくお願いします。


最後に予言です。


今、鴻巣友季子さんの新刊を読んでいまして、なかなか興味深くて、次回はコンサートの感想とともに、この本について書いてみます。


ごめんなさい(わざと)間違えました、予告でした。


読んでいただき、ありがとうございます。

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