あの小冊子
日本のCD販売枚数は、1998年をピークとして減少し続けているそうだ。
買ってないねーCD
読んでないねー歌詞カード
読んだねー歌詞カード
あの頃の僕は「CDを買っていた」というより「歌詞カードを買っていた」といっても過言ではない。
いやいや、それはさすがに過言です。
でもそれくらい、歌詞カードが好きだった。
曲よりも詩でグッとくるタイプ。
カラオケの練習のために歌詞カードを見ながらリピート再生したり。
セルフ空耳アワーしちゃってたことに後から歌詞カードで気づいて独り赤面する、みたいなことも懐かしい思い出。
ページ数が多くて分厚いのだとお得感があったり。
歌詞以外に「この曲は…」みたいなライナーノーツなんかが書いてあったりするとファン歓喜。
ところで「歌詞カード」で呼び方はOKですよね?アルバムCDについてくる小冊子のことですよ。ここまで書いといてなんですが。
よく考えてみたら、歌詞カードの表紙=アルバムのジャケットだ。じつは歌詞カードってかなり大事な要素じゃん、と思えてきた。だってアルバムの顔だもの。
そういや「ジャケ買い(注)」なんてこともやってたな。
さっき「過言です」なんて書いたけど前言撤回。
僕はやっぱり、歌詞カードを買っていた。
(注)ジャケ買い(ジャケがい)とは、レコードやCDを内容を全く知らない状態で、店頭で見かけたジャケットデザインの印象が気に入ったということを動機として購入すること。
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