トレイルランニングの競技人口がどの程度なのか知りたくて日本のスポーツ競技人口ランキングを調べてみた。
以前書いた記事に興味を持ってもらえたので、
トレイルランニングは日本でのスポーツ競技人口でどのあたりに位置するのか?
似たような人口の他競技からヒントを得ることが出来るんじゃないかなと思い立った。
トレイルランニングの競技人口(実施者数)を調べようと検索するとまず出てくるのがこれ。
日本能率協会総合研究所による「トレイルランニングに関する実態調査」
*こちらは残念ながらリンク切れで見ることができず。
代わりにTrailRunner.jp websiteにてこの記事を引用したものが見つかったので
詳しく知りたい方はこちら
2014年8月のアンケートによれば、競技人口は20万人、潜在人口は70万人
残念ながら、これ以降の統計はざっと見つけることができなかった。
頻度はわかならいが5年経っているのでそろそろ実施されても良いかなと思っている(希望的観測)。
また、アンケート対象は20~69歳以上男女だったので、10代に関しては不明。
日本のスポーツ競技人口ランキング
では、トレイルランニングは日本のスポーツ人口ランキングでどのあたりに位置するのか?を今度は調べてみた。
参考にしたのは「社会生活基本調査(2016年10月実施)」
*こちらは5年に一度の頻度で実施。
*10代から調査対象なので、前述アンケートとは分母が異なると考える
*この調査をもとに書かれたランキングに関するwebニュース
1位:ウォーキング・軽い体操(4017万~4682万)
2位:ボウリング(1462万)
3位:水泳(1203万)
4位:器具を使ったトレーニング(1124万)
5位:ジョギング・マラソン(1095万)
6位:登山・ハイキング(1045万)
↓
21位:柔道(60万)
22位:その他スポーツ(66万)
ここからは想像だけど、
トレイルランニングに主体的に取り組む人よりは
ランニングや登山の延長として取り組む人の方が多いんじゃないかと思う。
また、自転車やトライアスロンなどと並行して実施する人も多い印象がある。
もしかしたら、5位のランニングもしくは6位の登山に広い意味で含まれているように思う。
前述の日本能率研究協会総合研究所でのアンケートにある潜在人口70万人というのは「今後の参加意向がある潜在層は、約70万人(70万9千人)と推計。」とあるからだ。
一番知りたいことがわからなかった
僕が主体的に取り組んでいるジュニアの育成とトレイルランニングの普及啓発
については、そもそも調査対象外であり、人口が分からなかった。
まぁ、ほとんど出場できる機会もないし、当然といえば当然なのだけど。
つまり、それがトレイルランニングのジュニア世代の立ち位置なのだということ。
また、ランキングが21位まで(22位以下はその他として省略)なので、
同じ程度の人口のスポーツについては何があるのかわからなかった。
ジュニアトレイルだけの成果ではないけれど、ジュニアトレイルランに参加して卒業して行った子たちの中にはサッカーのジュニアユースで活躍する子や大学駅伝で現在頑張っている子もいる。
トレイルランニングに親しむことが、将来何をするにせよ素晴らしい経験になるよう今後もどうすればいいか?どのようなことを実施すればいいかは引き続き模索し、そしてできる限り様々な取り組みを続けようと思う。
参考過去記事:「中学生トレイルランナー」という課題
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