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スロベニア紀行2017 その16 ~コミュニケーションの話~

コミュニケーションをする上で大切なのは、
「私は何者です。」
ということを自分の言葉で語ること。


例えば、今回の遠征でよく話したのは、食べ物の好み、アレルギー、どんなトレーニングをするか、ライフスタイル、仕事について。他には日本のことも。人口や自然、どんな山があるか、どんなものを食べるか、色々なことを聞かれました。


きちんと、正確な情報をタイムリーに把握していなくても別にテストじゃないからそれは枝葉の話。多少の間違いは問題ない(というと語弊があるかもしれないけれど)。スロヴェニアでは多くの人が僕という初めて出会ったもしくは滅多に話す機会のない日本人を前に日本に対する興味を持って疑問を投げかけているわけだから、誠心誠意自分の知っていることを思うことを伝えればよい、僕はそう思う。


大切なのは自分の意見を持つこと。
不確かならば、たぶんこんな感じと付け加えて話せばいいだけのこと。
そして、相手を知ろうとすること。


スポーツの話では色々と盛り上がった。
議論も白熱した。
でも、面白いのはたとえ拙い英語でも誰かが話している時にはその人に集中し、みんなが理解しようとふんふんと頷きながら聞いていること。だから、僕も話を一所懸命にした。意見を述べた。なるほど、そこは日本もスロヴェニアも共通の問題だよね、とか、こうすればいいんじゃないか?正直、議論をするのが楽しかった。英語が僕古語でない同士ということもあり、お互いに相手の少ないボキャブラリーを補って理解しようとする。文脈を読んだり、行間を読むのは何も日本人の専売特許ではない。相手を知ろうと、知りたいと思えば自然と行うことなのだ。


僕は今回の旅でスロヴェニアがますます好きになったし、スロヴェニアの人も日本に対して大いに興味を持ってくれたはずだ。これからも橋渡し役になれるように自分のつとめを果たしたい。

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