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プランC

先日のトレイル駅伝、前日コースマーキングの際にもスズメバチが飛んでいるのを見かけた。

とはいえ、巣の位置や行動全てを把握できるわけではない。なので、コースマーキングののち、翌朝一番で僕はコースを2回回って確かめ、その時は何もなかったので予定通りにスタッフ集合後はマーキングしたコースでスタッフ配置をすべく皆に山に入ってもらった。

しばらくして、スタッフから連絡が。

「ふじおさん、やっぱりスズメバチがいる!」

現場にいるメンバーに「自分が主催者だったら通したいと思うかどうか?」を尋ねた。すると、「彼は集団で通行していれば間違いなく刺される」と言う。

こればかりは逆らえない。すでに朝8時半を回っていたが、スタッフには大至急別コースで実施する旨を伝え大急ぎで戻ってきてもらった。

実は僕はプランBというべきコースを前日マーキングの際にもしここが通れなかったら、すぐに対応できるようにと考えていたのだ。そして、念の為それを印刷してきておいた。

前日作業を共にしてくれたメンバーにはその旨を伝えたので切り替えも早くテキパキと動いてくれた。彼らに説明を済ませてのち、僕は参加者への連絡だ。ハチが出たこと、当初のコースでは間違いなく刺されること。なので、申し訳ないが代替コースを設定するので、そのルートで実施すること。そう言ったアナウンスを続けた。代わりのコースも印刷しておいたのですぐに貼り出す事ができ、イベント開始直前にしては皆の素早い対応と分業のおかげでスムーズに事が運んだ。

そして忘れてならないのは参加者の皆さんの理解だ。

もちろん、楽しみにしていたコース、昨年走ったコースを違って満足いかない人もいただろう。けれどもアウトドアスポーツであることや可能な限りベストなコース設定と条件で実施しようとしている僕らのスタンスに対する理解があるおかげで、クレームは全くなくむしろ多くの感謝をいただき恐縮するとともに益々気合が入った。

レースは一般の方との通行の棲み分け含め、比較的スムーズに進める事ができた。

ただ、僕にとっては今回課題が残ったと思っている。念の為プランBとも言うべきコースを事前に用意しておいたが必ずしも直前対応のコースなので満足いくものではない。

そこで、レース翌日から早速コースに入っている。プランCを作るためだ。引き出しを増やせば増やすほど、色々なイレギュラーに対応できるようになるし常に創意工夫を重ね子どもたちの成長に負けない活動であり続けたいと思うからだ。

これからも少しでも魅力的で楽しく安全も確保できるものを目指して山を走り回ります。


【今後の予定】
11/23(火祝)Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
12/5(日)ママ演奏家による~0歳児からのコンサート Part.4
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里
2022/1/30(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(崖崩れで11月から延期)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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