再び世界で最も素晴らしいレースへと挑戦できる喜び

大会のSNSでも紹介してもらったので、この素晴らしい大会のことをたくさんの人に知ってもらうべく、僕もnoteを書こうと思う。instaなどよりも詳しく書けるので村のことや何故僕がこの村とレースを大切に思うか知ってもらえたら嬉しい。

8月は北イタリアマロンノで行われる伝統の山岳レースへ

この夏、イタリア、Malonnoで開催されるPitz Tri VerticalとFletta Trailに出場する。家族で訪ね、息子もキッズレースに出場させてもらうのだ。

世界最高のレースとホスピタリティを家族にも肌で感じてもらい、彼らと更なる交流を深め、そして、日本での活動のヒントを学ぶために。

大切なのは僕がどう感じるか。相手にどう感じてもらうか。

Malonnoはミラノから車で2〜3時間。北イタリアに位置する、マウンテンランニングの伝統レースを開催する小さな村。その歴史は約60年に及び、土曜には3kmで1000mの標高差を駆け上がるPitz Tri Vertical、日曜は21km1200m±のFletta Trailが開催される。

この週末はこの町にとってお祭りだ。ヘリでの空撮はもちろん、地元のバーではレースがライブでテレビ中継される。世界各国から選手が訪れ、街を歩けば気軽にいろんな人から声をかけられる。マウンテンランニングの本場において僕たちランナーは憧れであり、そして最大限のもてなしをもって迎えられる。

レースの規模はいずれも数百人なので、いわゆるビッグレースという位置付けではないだろう。しかし、ここには60年の歴史があり、彼らの誇りがある。その想いから作り出されるレースとこの期間は特別なものであり、僕は世界最高のレースだと思っている。

心と心のふれあいの素晴らしさ。それは現場にいないと感じてもらうのは難しい。そこで今年は家族と共に訪れる。息子もここで友達を作り、一緒に走ることで競争だけでない走ることの魅力を、スポーツが持つ本来の魅力を感じてほしい。

僕のメッセージとMalonnoの紹介と

以下は、Fletta Trailにて紹介されている僕のこと(マウンテンランニング国際連盟への寄稿やMalonnoの取り組みを過去に紹介しているのでそれらに触れてあります)。

日本の友人、宮地藤雄から一言・・・8月のマロンノでのレースが待ち遠しい。
なぜなら、彼が言ったように - このレースは子供たちの希望と夢のシンボルだからです。

「2018年は北イタリアのマロンノで開催されたワールドカップのレースに参加したんだ。マロンノは、マウンテンランニングが人気のローカルスポーツで、「チャンピオンの故郷」と呼ばれ、その名の通り、情熱的な村です。そのことは、レースのための滞在中にも実感できる。もし「どの村でレースをしたいですか」と聞かれたら、迷わずマロンノだと答えますね。マロンノは昔からこのような山岳レースを開催していたため、人々は山岳ランニングに慣れ親しみ、生活の一部となっています。マロンノで生まれ育った人なら、自然と山の中を走ることができ、一流のランナーたちの足跡をたどることができるのです。その意味で、この村は伝統を守ると同時に、山岳ランニング界の最前線でもあるのです。

マロンノでは、未来のスポーツを担うジュニアランナーがエリートランナーと同じステージに立っています。子どもたちにとっては貴重な体験であり、保護者にとっても励みになる機会です。

マロンノにはもうひとつの魅力があります。

これが「山のランニングスクール」の存在です。毎年、初秋になると子どもたちが集まり、地元の優秀な山岳ランナーから指導を受けることができます。マロンノにはUnione Sportiva Malonno（U.S.マロンノ）という充実したスポーツクラブがあり、その取り組みの一つとして2017年に設立された「マウンテンランニングスクール」があります。実は、私が日本で設立したジュニアトレイルランニングクラブのモデルにもなっているんですよ。エリートランナーがレースで若い世代の前で活躍し、若者が山岳ランナーになることを夢見、学校がそのためのトレーニングを提供するという良いモデルになっているのです。レースが素晴らしいだけでなく、マロンノはマウンテンランニングを地域に根付かせるために、幅広い層にアプローチしているのです。"

ふじおさん、ありがとうございました！またお会いしましょう。バイバイ！

とこんな感じだ。
訪問は2回だけど（今度で3回目）、僕はMalonnoから多くを学び、そしてこの町に惚れ込んでいる。

この夏Malonnoのみんなと、このレースの為に世界中から集まる素晴らしいランナーとの再会が今から楽しみで仕方ない。

FlettaTrail Malonno

*翻訳した際に「村」となったので表現は「村」で統一して書いています。

【お知らせ色々】
・7/10(日) 大楠山ミニマウンテンマラソン2022
・9/25(日) 第7回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原(受付中)
・10/9(日) 第14回TOKYO Jr TRAILRUN
　兼U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ(*受付中)
・11/6(日) 逗子トレイル駅伝2022
　兼U12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ(受付中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。Facebookページ
instagram

最後まで僕のnoteを読んでくださりありがとうございます!!
「スキ」や「フォロー」していただけると励みになります。
過去のnote記事はこちら

FUJIO PROJECT website オンラインストア
FUJIO PROJECT オンラインストア(BASE)