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続・トレイルシンポジウム2021開催

一昨日書いた、「トレイルシンポジウム2021開催」の記事は、なんでこの企画を起こしたのかという趣旨について書き始めたら結構なボリュームになってしまったので仕切り直して、イベント当日の話を書いていく。

当日は予報にない雨から始まった。

晴れ予報だったの10時の開催時間手前まで雨。なんだかどんよりムードで設営も捗らずヤキモキしていたのだが9時半を過ぎたあたりから回復に向かい最終的に青空が顔を出し、お昼時に実施したパネルトークでは直射日光で今度は暑くてひっくり返りそうになる程。結果オーライということにしておく。

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受付では、検温と消毒に加え、氏名・連絡先の記入とアンケートとして居住地域を記入していただき、完了した方にはリストバンドを着用していただく形式をとった(地域振興イベントとして立ち上げたのでどの程度が市内から来場し、市街からはどの程度来場したかを知るのは大変参考になる)。

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パネルトーク

前回のnoteにも書いたが、このイベントのメインはパネルトーク

ここで問題提起や各地の事例について話していただき情報共有や今後の活動のヒントをお互いに見つけたり、繋がりを作っていくのが狙い。

今回のパネルトークは3名の方にゲストとしてお越しいただいた。

北澤肯さん(奥武蔵MTB友の会副会長・オルタナティブバイシクルズ代表)
平野悠一郎さん(国立研究開発法人森林総合研究所関西支所主任研究員)
石岡実成さん(葉山町議会議員・NPO法人チャレンジアスリートファンデーション理事)

この3名に加えて、逗子及び三浦半島の活動を代表してマウンテンバイククラブの山崎さんに登壇していただき、僕は進行役を務めた。

北澤さんは埼玉県の飯能エリアを中心に10年来の活動を行っており、地元自治体である飯能市や大規模地権者などと信頼関係を構築しながら活動を続けている。ずしとの共通点でいうと、都心からのアクセスが良いこと。それゆえ、人が多いという課題もあるそうだ。加えて、飯能での取り組み(例えばMTBerのクレームがあった場合の対応や子ども向けの教室)といった話をしていただいた。

平野さんは先日発売された『マウンテンバイカーズ白書』を監修されており、この発行のために全国のマウンテンバイク団体の活動はもちろんトレイルランニング活動など幅広く調査をしている。加えて、国内外のトレイル利用や林業その他森林のあり方など幅広い知識と事例を持っているので、その調査経験から僕らのヒントになりそうなお話をしていただいた。

石岡さんは、お隣葉山町の町議会議員。行政寄りの目線からトレイルの位置付けや課題などをお話ししていただいたり、問題意識を共有していただいた。今後は逗子葉山で更なる連携をする上で色々とキャッチボールをさせていただきながら魅力的フィールドの実現をしたいと思う。なにせ山は繋がっているのだから。

念の為補足するが、多様な立場のゲストにお越しいただいているが発言は全て個人としてお願いしている。このパネルトークは言質を引き出すための機会ではなく、皆で良いものを作り出そう!という趣旨だからだ。トークの際にもこのことは話してから始めさせていただいたが、その点は改めて補足しておく。

最後に山崎さん。多くのかたがこの辺りで活動していることもあり、簡単に真ウンテンバイククラブの活動や僕らとの活動連携についてなどを中心にお話ししていただいた。

このようにそれぞれの活動の紹介も兼ねた話の後は、1時間、紹介の中から出てきた気になるフレーズなどをベースに色々とディスカッション(ここを端折るな!と言われそうだが、後日動画が公開されるはずなのでご容赦!!)を行なった。時間的制約があるので数名からの質問を受けたらもう1時間が経過(早い!!)。

ギャラリーの皆さんも炎天下食いついて話を聞いてくださっていたので、概ね成功ではないかと思う(僕自身の反省は進行が上手になりたい!)。


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右から山崎さん、石岡さん、平野さん、北澤さん、僕。
ありがとうございました!


ビギナートレラン講習

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パネルトークの後くらいしか動け合いのもあって、このあとはビギナー向けにトレラン教室を実施。1時間ほど走ったり歩いたり。5kmほどのルートでトレイルとロードは半々くらいかな?その行程でのぼり下りのことや走る上で大切にしてほしいことなどを駆け足で詰め込むようにお伝えしたのだが、楽しんでいただけて何より。

ジュニアトレラン部に力を入れているが子どももおとなも「山を走る」ことが好きな人たちの楽しむための環境作りをもっと進めたい。それには体が足りないのだが。。。



出店紹介

今回もたくさんのお店が来てくださった!
*前回より少し増えた!
ありがとうございます!!


◎トレイルランニング

GoodDays
TANNUKI
BUDO
Tabisuke Tabizo 
ワラーチワークショップbyまるっとWAKKA

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◎フード

エイドキッチン
パンと野菜 ao.

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◎マウンテンバイク

影山林業横須賀上町店
GO RIDE
TRIP CYCLE
シコーバイシクルサービス

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◎展示by三浦半島マウンテンバイククラブ

この辺りで行っている多様な活動をパネルで紹介するだけでなく、それぞれ人が立って丁寧に説明してくださった。新規会員も増えたそうな!素晴らしい。

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◎最後に(&アンケートのお願い)

幸いにして朝方の雨でわちゃわちゃした程度で2回目のトレイルシンポジウムも無事に終えることができた。一方で昨年より来場者を増やすことができなかった。これは昨年実施した逗子小での自転車教室が実施できなかったおことが大きいように思う(コロナ禍は色々難しい)。けれども、会場にして昨年以上に賑わっているように感じたのは僕だけではなかったので、ブランドやパネルトークなど目的をしっかりと持って来場してくださった方の割合が間違いなく増えているのだと思っている。

だからといってこれでいいとは思わない。まだまだ運営上の課題はあるし(あ、子は僕もっと色々頑張れ案件ですね)、僕らの良かれというアイデアが来場者からすればニーズと違うことは十分にあり得る。そこで、今年はアンケートを行うことにした。来場者はもちろん、関係者、出店者含めぜひとも回答をお願いします。せっかく立ち上げたのだから毎年皆が楽しみにするものに育てたい。

こんな企画があったらな。
BGMがないと何をやってるか遠くからわからない。
パネルトークでこんな人に来てもらいたい!

など、なんでもいいです。

アンケートにはトレイルランやマウンテンバイクに対する簡単な意識調査もあります。一人でも多くの方にお答えいただくことで精度の高い情報が集まり、それが次回以降のイベントが魅力的なものになる大切なヒントになります。ご協力よろしくお願いいたします!

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アンケートは上記QRコードから回答いただけます。


次回トレイルワークのお知らせ

今回のシンポで興味を持っていただけましたら、次回トレイルワークは10/23(土)9:30~やまなみルートで行いますので、ぜひご参加ください!!



【今後の予定】
10/17(日)第13回TOKYO Jr TRAILRUN兼-U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/23(火祝):Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
11/28(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(予備日2022/1/30)
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里(予備日検討中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2021-05-12 07.45.23のコピー


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