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なんでトレイル整備をするのか、という話。

ZUSHI TRAIL WORKSを立ち上げて、5年目。
活動場所が増えたり、活動の幅が広がったり色々なことがあった。

昨日は、やまなみルート入り口の定期作業。

子供連れも何組かいてそれはそれで良い雰囲気だった。

そして、整備について考えてみた。

2020-11-23 11.51.10のコピー

レースを前提にしていない

楽しむ場所、安全に通行出来るようにする。
といったことを目指している。

歩く人、走る人、自転車に乗る人が楽しみやすい場所

を作りたいと思っている。

こういう活動や場所が各地にできたらいいと思っている。

ここのフィールドやトレイル整備を行うというのは結構なパワーがいる。

マンパワー、道具、きちんとやろうと思ったら、思いつきだけでは続かない。

だから、ローカルが個々にそういった活動をし、
お互いに行き来するような関係値ができるといい。

来てもらう楽しみと遊びに行く楽しみだ。

それを通じて整備(フィールドの維持)しながら、
楽しむというスタンスが広がればいいと思っている。

定期的活動の難しさ

フィールドの維持のための活動の多くははっきりいって地味だ。
とても地味だ。
そして、しんどい作業も多くある。

下草刈り、落ち葉はき、月1回の活動ペースではこれらの作業は毎回のように行うことになる。また、季節によっては薮になったり、夏場は暑くて熱中症のリスクがあったり。

これ以上に、「やりたい!!続けよう!」といかにして思ってもらうか。
そう思ってくれるメンバーをいかに増やせるか?
これが重要でかつこの部分は難儀している。

マウンテンバイカーの存在の大きさ

逗子界隈ではマウンテンバイク乗り入れの制約は多くない。
それもあって、多くのライダーに出会う。
いってもハイカーランナーと出会うのと同じく、
出会って何か問題があることはない。

マウンテンバイクはトレイルランニングより10年ほど早くブームになり、
現在はあちこちで乗り入れエリアに対しての制約がある。

例えるなら、鎌倉でトレイルランナーのマナーが問題になったように。

だからだろうか、彼らはとても強い危機感を持っているし、
フィールドを大切にすることの重要性を強く理解している。

それもあってフィールド維持のための活動には精力的だ。

僕はトレイルランニングに対して強い危機感を持っている。

マイナス思考ではなく、リスクヘッジとしてだ。

だから、整備をしようというのもあまり呼びかけの仕方として良いとも思えない。

それよりも整備しながらいろんなアクティビティが共存して、
楽しんでいる姿を見た人が一緒に活動したいな。

そうなって欲しいと思っている。

大変回りくどく、効率は良くない。

けれど、自然相手に取り組む以上、目先の何かにとらわれず
焦らず取り組む方が良いと思っている。

利害やインセンティブを飛び越えて

僕もレースの運営をする。
そのための整備をしたり、試走のニーズが高いのはわかるし、
裾野を広げる意味でそれらも取り入れようと思う。

ただ、そこで止まるのではなく、
そこを入り口に走ると守るをセットの取り組みにしたい。

ほとんどの人はレース以外で走る機会の方が多いはずだし、
季節を楽しんだり、家族や友人と過ごしたり、
走る以外にもたくさんの楽しみ方がある。

だから、「整備することが必要だよね。」
って納得してもらえるように
自然発想的に思ってもらえるように
働きかけていきたい。

僕の場合

自分が今楽しんでいえるフィールドを次世代、その次の世代へ残したい。

そう思って活動している。

これからも色々な働きかけをして仲間を増やしたいと思っている。

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今後の予定 *いずれもエントリー受付中!

12/1(火)~ Happy Holiday Run Online Challenge
12/6(日)トレイルシンポジウム2020

*逗子フェスティバルパークにて開催。遊びに来てください!
12/12(土)ジュニアトレイルランスクール@横須賀
12/20(日)ジュニアトレイルランスクール@逗子葉山
1/31(日)ジュニアトレイルラン横須賀田浦大会


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2017-04-28 18.07.02 のコピー


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