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逗子ジュニアトレイルミニを開催するにあたり気を付けたこと。

以下に先日開催したジュニアトレイルでどのようなことを心がけたかを
書いていきます。今後のランニング大会運営の参考になるところがあれば、
嬉しいです。

募集時点でお知らせしたこと、
参加案内で再度お願いしたこと

以下の内容を募集の際、そして、参加者への最終案内でリマインドとして案内をし、健康管理の徹底のお願いをするとともに、主催者は皆さんが安全に楽しめるように準備します。だから、一緒に楽しめるように協力して大会を作りましょう!といういつも以上にみんなで作り上げるスタイルでの実施をした。

◎主催者の行う対策
・消毒剤の用意
 ・人と人が対面する場所は仕切りを設ける
・受付でのやりとりの簡素化

◎参加者の皆さんにお願いする対策 

「以下に当てはまる場合は当日欠席を見合わせていただきます」

 ・体調が良くない場合(発熱、せき、偏頭痛など)。
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる場合。
・過去 14 日以内に入国制限や入国後の観察期間を必要とされる国、
 地域への渡航 または当該在住者との濃厚接触がある場合

・場所取りなどであまりシートを広げない。
・周りの方と間隔を保つ

◎みんなでやること 
・マスクの持参と運動時などを除いて着用する。
・まめな手洗いとアルコール消毒

読んでいただいた通り、基本的に日常生活で心がけていることろあまり変わらないと思っている。買い物に行くにせよ、今の時期は体調に不安があったら出かけるべきでないし、お店で買い物するときに消毒や対面機会を減らすことは多くの場所で取り組まれているので、それをアレンジして実践した。

密の回避のために

ランニング大会において密になる場面は限られる。
そこを回避、もしくは最大限減らすことを考えた。

①受付

ジュニアトレイルでは、未就学から保護者まで幾つかのレースに分けて行うのだけど、(もともと1レース当たりのレース人数が少ないのは結果的だけど今の状況では強み。1回に走る人数が少ない=コース上での密の回避がしやすい。)今回はさらに前半後半と年齢で受付時間を分けて開催しので、受付に集まる人数も減り、時間帯もばらけさせた。

また、場所取りに関してはスタートフィニッシュを行うメインの広場と受付を行った駐車場でのシート広げは禁止。会場から少し離れた場所でなるべく距離をとってという形でお願いした。

②開会式

受付で書いた通り、今回は開会式(というよりは競技説明)も2回に分け、
なるべく手短に。通常と異なる点の説明などに絞って話すよう心がけた。

③レース時

学年や年代で行っているレースもスタート時にウェーブスタートを導入。
例えば、小学1・2年生の部なら、人数に応じて学年や性別で括って2〜4回に分けて、数名づつ10秒おきにスタート。(レースを行う以上は公平性を大切すべきだと僕は考える。なので学年や性別など同じ部門で競う場合はスタート条件を揃えている。)

④召集

スタートの補足になるが、ジュニアトレイルでは召集をスタート前に行う。
小さい子も走るので時間を間違えたり、トイレに行ってスタートを逃すなどがないようにするためだ。その際に今回はウェーブごとに整列させ、1ウェーブが出たら第2ウェーブがスタート地点へ(第3ウェーブは第2ウェーブがいた地点へ)と順々にウェーブごとにスタートできるようにいつもより招集の人数を増やし、フライングの起こらないようにスタート整列係を設けた。

⑤走っているときの応援

野外なので移動時は必須ではないが、選手が思い切り走れるように応援の際は必ずマスクをして応援してもらうように徹底してお願いした。久々のレースということもあり、子どもたちの勇姿を見守るべく、保護者の方は皆さんとても積極的に実践してくださった。

⑥表彰

通常は全レース終了後、みんなの前で表彰式を盛大に行うのだけど、今回は中止。
各レース終了後、レースごとに準備ができたら受付にて賞状、完走証、商品を渡して解散。少し寂しいけれど、友達同士と盛り上がっている姿を見れたのでよし。

⑦大会で密になる場面は大きく3つ

・受付(および開会式)
・スタート
・表彰式

だと僕は思っている。
なので、その機会と時間を減らすことを心がけた。

本来なら密集することで熱気やイベントの空気は出来上がるけれど、
今回はそれが仇になりうるので、今回はそういう部分は目指さなかった。

大切なのは楽しかったと思えること、また走ろうと思えること。

その部分は達成できたと思っている。

実際に今回久しぶりに大会を行って感じたのは、正直、不安や戸惑いはあったけれど、きちんと準備と工夫をすれば、100人規模のイベントは出来ると思うし、もう少し大きくてもやりようはあると思う。

大切なのはリスクを無視してなんでもありでなく、かといって現実的に出来る規模や方法を模索することではないかと思う。

今回僕が特に気をつけたのは⑦に書いた密になる3つの場面を避けること。

大会によって、コースや条件も違うので一概には言えないけれど、渋滞の起こらないコースや距離設定と参加人数のコントロールで開催における幾つかのハードルはかなり下がると思うし、大会に限らず色々なスタイルの楽しみ方が出てきたら面白いと思う。


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