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子どもたちがナビゲーター

昨日のジュニアトレラン部では、少し趣向を変えてみた。

東逗子駅〜二子山への往復の子供達に案内してもらったのだ。

何かあったら困るので最後尾は保護者が務めたが、僕が先導するいつものスタイルをやめ、隊長から何から子どもたちに任せ、よっぽどのことがない限り口出しをせずに行動した。

山に入るまではなかなか進まない子どもたち。誰がリーダーになるのか?まとめるのか?その辺りがなかなかまとまらない。あまりに進まないのでついていくはずの保護者が抜かしてなりそうになるくらいに。

しかし、それも山に入ればどこへやら。途端に誰ともなく前に出てどんどんと走り出す。山を走るのは楽しいから細かいことはどうでも良くなる。列をなしてどんどんと登っていく。

随分隊列が伸びてきたな〜と思ったあたりで、先頭が見えた。きちんと後続を待っていたのだ。全員が来たのを確認して走り出す。

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分岐で再び止まり、全員を確認して進む。

が、しかし、子どもたちは体力が有り余っているので、足を止める時間は限りなく少ない。いつもよりもペースが早く止まる回数が少ないので保護者が苦労するほどだ。

また、今回はいつも以上に保護者が後ろ側に固まっていたので強風続きのトレイルで枝払いをしながら一緒に進んでもらった。それを見て、真似をする子がいたのも嬉しいことだ。走るだけでなく、他者の存在への関心も持つようになって自然体でそうした事をしてくれるのだ。

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昨日参加していたのは1〜4年生。上級生が中心かと思いきやそうでもない。休憩の際に給水している子がいるのに出発しようとすると「まだだよ!待って!」と声を上げる。まだ全員が揃っていないのに進もうとするリーダーに「後ろが来てない!だめだよ!」と注意を促す。いずれも低学年の女子の子だ。思い切り走りたい子、それにブレーキをかける子、色々な役割とキャラクターがいて面白いし、そういった事を注意されても、普段の話を思い出し、軌道修正をする。

この数ヶ月で体力がついて走ることは間違いなく速くなったが、それ以上に間違いなく人間として成長してくれている。それが嬉しい。

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いつもより短い時間で山頂につき、まだまだ元気なので鬼ごっこをする子どもたち。保護者にとっては束の間の休息だ。

汗冷えする前に鬼ごっこもそこそこに切り上げ、復路。

ここでアドバイスを1点、僕から。「僕らは早朝から走っているけど、時間とともに山に入る人が増えるだろうから、見かけたら元気よく挨拶をし、後続にきちんと伝えること」それ以外は、きちんと全体に注意を払いながらよく走れたので細かなことを言う必要はなかった。

挨拶をしながら順調に下り、無事に東逗子駅へ戻ってきた。今回は先頭に1度もたたなかったが、その心配を全く感じさせない彼らの成長を頼もしく感じた。それとともにより楽しいものにするためには来年度はどう工夫しようか?そんなことを考えながら、彼らの後ろ姿を追いながら走った有意義な朝であった。来年度については体験含め1月には遅くとも案内ができるようにと考えています。

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【今後の予定】
12/5(日)ママ演奏家による~0歳児からのコンサート Part.4
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里
2022/1/30(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(崖崩れで11月から延期)
2022/4/10(日)第7回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2021-10-25 06.03.14のコピー


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