偶然の恵み
早朝の旅のスタートは
いつも、偶然目覚めて
ハッとする
前の晩は、翌日のあれやこれや
思考の深いところに
ポトンと落ちて
寝てしまう
いつものことだが
不思議と乗り遅れたことはない
今、列車に乗って移動しているのも
これまでの偶然の積み重ね
なのだと
今更ながら
私自身の運の良さに
感謝している
これからの未来は
これまでの
偶然が作り上げて行く
そう考えると
一日も無駄には過ごせない
人は考えるいきものだから
その思考を無駄にもできない
偶然に恵まれた人生は
毎日を無駄にしない人に
与えられた
ナイショのギフト
「他の誰にも、ナイショだよ」
そんな声が聞こえたような気がした
そう
聞こえた気がしただけだよ
ナイショだよ
ほっし
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