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今までやっていたこと 〜自主制作特撮・出会い編〜

 僕がこれまでやっていたことを紹介していきます。
 まずは、僕が映像の世界に行こうと思った経緯と、初めて作った作品から…

 小さい頃から、アニメや映画をテレビやビデオでかじりつくように観ていた僕は、中学2年生の頃、三池崇史監督の実写版「ヤッターマン」を観て、「僕が観ていたアニメ(当時、日テレ系列で新作のアニメシリーズが放送されていました。)の世界が、今は実写で作れるのか! 僕もこんな作品を作りたい!」と思いはじめていました。
 そんなとき、NHKのEテレ「デジスタ・ティーンズ」という番組で、大阪の高校生が作った特撮怪獣映画が放送されていまして、ミニチュアを使った怪獣映画にも興味を持っていた僕は「大阪にあるこの学校に行けば、学生でも怪獣映画が作れるのか」と感動し、高校生になったら、その怪獣映画を作った高校生たちが通う、市立の芸術系高校に行こうと決心しました。

 その怪獣映画が、石井那王貴監督の「大阪防衛命令 ハジラ対ハゲラ」(2009年)です。

ちなみにこちらは、その番組で紹介された際の映像です。

 そしてこちらは、後に同番組で取り上げられていた、前畠慎悟監督の「メガレイア 落日の花」(2010年)です。

 なんとかその高校に合格して、入学したのは2011年の4月。中学の卒業式終了後に東日本大震災が発生して、まだ数週間たった頃でした。
 怪獣映画を作ったその高校生、特殊映画研究室の方々は、すでに僕と入れ替わりで進学していましたが、その後、思いがけない偶然が重なって会うことができ、新作のお手伝いをさせてもらったり、特殊映画研究室が主催する展示会に行ったりと、今でもいろんな形でお世話になっています。

 ちなみに現在、特殊映画研究室は、こちらのnoteをはじめ、Twitter、YouTubeなどで、映画制作に使用したミニチュアの写真や特撮のメイキング等を掲載しているので、是非ともご覧ください。

 こちらは、石井那王貴監督のYouTubeチャンネルです。自主制作映画だけでなく、メイキングが掲載されています。

 さて、こうして映像制作の勉強をはじめた僕は、色々と苦労を重ねながら、高校三年生の頃に、はじめての自主制作の怪獣映画を作りました。そのお話は、また次に。

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