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今までやっていたこと 〜自主制作特撮・制作編〜

 出したそばからまた書こうということで、書いていきます。

 憧れの高校に入学したはいいものの、普段の勉強や実技課題をするのがやっとで、ボーイスカウトに入っていたこともあり、入ってすぐに怪獣映画を撮ることはできませんでした。(単に要領が悪かっただけかもしれないが…)
 そうして高校三年の頃、映像作品を作る課題制作があり、そこでやっと、怪獣映画を作ることにしました。

 そうして作ったのが、「M-09 首都防衛前線」という作品です。

 この作品は、学校の上映会のみでなく、2015年2月15日(僕の19歳の誕生日!)に開催された、第二回全国自主怪獣映画選手権さぬき大会でも上映しました。

 今思えば、かなり小っ恥ずかしい内容なうえ、喋ってる声は聞こえないわ、河川敷に人がいない設定なのに隅っこで人が歩いてるシーンがあるわと、所々粗が目立つ作品です。
 特撮シーンも、当時学校に入ったパソコンと編集ソフトにクロマキー合成機能があったのをいいことに、いろんな合成素材を重ねに重ねまくり、映像の書き出しの時、担当の先生にかなりご迷惑をおかけしました。
 とはいえ、学校の上映会やさぬきの自主怪獣映画選手権で上映した際、いろんな方に「すごく良かったよ!」という感想をいただいたので、とても嬉しかったです。

 なんだかんだ、今でも少し誇りに思っていたりします。

 ちなみに、さぬきの自主怪獣映画選手権には、前回の記事で紹介した前畠慎悟監督が、大学の卒業制作で作っていた「解夢 GEMU」(2015年)が上映され、かつてない衝撃を受けたことも、今となってはいい思い出です。
 というわけで、こちらに「解夢 GEMU」を貼っておきます。ストーリーはもちろん、作品内で使われている特撮技術には、「本当に大学の卒業制作なのか!?」と驚くところもたくさんあるので、是非ともご覧ください。

 さて、実はそのとき、大阪芸術大学の映像学科に入り、特撮を勉強しようと思っていましたが、入学してからというもの、自分が礼儀も作法も知らない若造だったとはいえ、いろんな人に怒られることが多くなり、映像を撮ることも、特撮も、あまり好きではなくなっていました。

 その一方で、シナリオ執筆の授業を受けているうちに、物語を作るのが楽しくなり、シナリオライターになろうと思いはじめるのですが、進級の単位のかかった三回生の課題制作では、映画を作らなければいけない羽目になったのです。

 それはまた次回のお話。

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