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今までやっていたこと 〜自主制作特撮・課題編〜

 皆さんこんにちは、フジノです。

 前回、プライバシー等の関係で自分が作った作品の映像を掲載するのを見送りましたが、やはり記事として不親切すぎるので、掲載することにします。
 それに合わせて、前回の記事に修正を加えたので、是非ご覧ください。

 というわけで、前回の続きから始めます。

 僕が通っていた芸術大学の映像学科では、二回生から、チームを組んで映画を撮る必須課題がありました。
 二回生はフィルムで10分ほどの短編映画、三回生になると、大学が持っているデジタル機器を借りて、自由に作品を作ることができます。
 そのころの僕は、実際にスタッフとして作品を作っていくより、シナリオを書くことに注力したかったのですが、映画を作らないと進級できず、卒業制作でシナリオを書くこともできなくなるので、一回生のころから所属していた特撮サークルの仲間とチームを組み、特撮映画を作ることになりました。

それが、尾崎大希監督の、「地球防衛サークル BATTLE SHI部」(2016年)です。

 本作では、本編をサークルの部長だった尾崎監督にお任せし、僕は特撮に使うミニチュアを作ったり、グリーンバックで撮った映像を合成したりと、本編部分以外のことはかなりやっていて、おかげさまで、エンディングテロップでは特技監督の名を拝命することになりました。
 できればシナリオの授業に注力したいとは思いながらも、いざ取り組んでみると、時間も忘れて、この作品の主役である戦艦やビル、ミニチュアの小物を作っていました。
 根幹に関わること以外決めた上で、比較的僕の自由にできたのもあって、戦艦の推進エンジンを豆電球で光らせるなど、こだわるところはこだわりぬいています。

 ただ、制作中、肝心な部分で遠慮して意見を言わなかったり、編集をほとんど人任せにしてしまったことは、今でも後悔しています。
 結果、大学の上映会はもちろん、2017年の全国自主怪獣映画選手権 京都大会でも上映していただきましたが、あまり評判は良くなかったと記憶しています。
 人とのコミュニケーションの難しさを痛感した僕は、卒業制作は当初の通りシナリオ執筆を選択し、以後、自ら特撮怪獣映画を作ることなく卒業しました。

 ただ、完全に特撮を作るのが嫌いになったわけではなく、今でも、僕のことをよく知る方から「手伝ってくれないか?」とお声がけ頂き、喜んで参加しています。その方たちのお手伝いには、できるかぎり、今後も参加させていただきたいと思っています。
 それに、僕が作りたいオリジナルの怪獣や巨大ヒーローもの、特撮を必要とする映像作品の企画はたくさんあります。
 それを作るためにも、精一杯生きていきます。
 どうか、今後も応援していただけると嬉しいです。

 ついでに、金銭的なご支援をいただけると、さらに嬉しくなってゴーゴーを踊りはじめるかもしれません。

 これで、僕のやっていたことのひとつ、自主制作特撮のお話はおしまいです。

 全三回の記事を読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

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