見出し画像

そのままの色・・・桜色


写真の器の色が、おわかり頂けますでしょうか。


今日ほど、色味を気にかけたことはないかもしれません。

極淡い桜色、これがこの器の正しい色。

ビンクのやまぼうし2

この器の木が、元々もっている、そのままの色、

それが淡い桜色。


これまでにただ一度の出会い、それ以降は

未だ一度も出会ったことがありません。


この木は、山法師。

ただし白い花が咲く山法師ではなく、ピンク色の花が咲く山法師の木。

木の中はこんな風に、きれいな淡い桜色をしています。


間伐除伐材・しかも縁のあった素材を使うという

実に手のかかることをしているその役得のひとつが

こんな風に思いもかけないものとの出会いかもしれませんね。


"木の色=茶色"と思われている方が多いようですが、

こんな色もありますよ、というお披露目です。


あいにく手元には、もうこの品物はありません。ごめんなさい。


せめて目の保養にお楽しみ頂けましたら、幸いです。