キラキラ日記 [水無月の茶道教室]
庭の葉を通った光は、
その影をまっすぐに落として、畳や板間を黄緑色に輝かせます。
水無月第1週の茶道教室の空気は、
・生き生きと茂る初夏の庭。
太陽を求めて枝をのばす木々、
光を透かせたまだまだ薄く光沢のある若葉、
しっとりと湿った苔の青、
幹に張り付く翡翠色の地衣類、
雀の声がどこからか聞こえる。
・襖の隙間から垣間見える
いろんな緑が光り、陰る世界。
・花は、
蛍袋(ホタルブクロ)
仙翁(センノウ)の白
露草(ムラサキツユクサ)の白・紫
穂咲き七竈(ホサキナナカマド)
京鹿の子(キョウカノコ)
下野(シモツケ)
下野草(シモツケソウ)
金糸梅(キンシバイ)
たくさんご用意いただき、花寄せのお稽古。
わたしは、センノウ、ホタルブクロ、シモツケソウを選びました。
・お菓子は、
熱海・間瀬製の「すずらん」。