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言わんこっちゃない  米民主党の蹉跌

<b>「もしトラ」</b>がいよいよ現実味を帯びている。先のディベートでのバイデンの体たらくは、極東の無用老人でさえも、ずっとずっと前(彼が二期目への意欲を示したとき)から予測できたことだった!

直後にバイデンは選挙戦の継続を表明したが、民主党内はどうやら上を下への大混乱。あわててバイデン支持表明が続いているのは、かえって混乱の大きさを物語っている。ニューヨークタイムズは決然と撤退を勧めた。支持表明と同じくらい、撤退後の後継候補談義がかしましい。

アメリカ人3億、そのうち半分が民主党支持だとして、1億5千万人のなかにバイデンに代わるべき人材がいなかったとはとても思えないし、そうだとしても、育てようとしなかったことは民主党の大失策である。

もし撤退となっても後継候補がにわか仕立てでトランプに勝てる見込みは低いだろう。

「もしトラ」はアメリカ(人)にとって災難だが、それは米国内にとどまるまい。余波は津波のように地球上を駆け巡るだろう。嗚呼!!

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