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今のうちに長期債に投資するメリット【お客様からの質問シリーズ㉙】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

5%近くあった米国債利回りも4%を割り込んでおり、今後は金利低下していくという可能性が高いと予想している方が多いのではないでしょうか。
今回は「今のうちに長期債に投資するメリット」についてご質問をいただくことが増えたので書いていきます。


(1)2つの選択肢を持つことができる

今のうちに長期債へ投資をすることで、
・満期までの高い利回りを固定する
・円高リスクをヘッジしつつ値上がり益を狙うという2つの選択肢を持つことができます。
これは長期債投資の大きなメリットだと思います。

(2)高い利回りを長期間固定できる

債券投資は買付した時点で満期保有した場合の利回りが確定します。
よって債券の利回りが高いうちに長期債へ投資をすることで、利回りを長期間固定することが可能です。インカムゲイン目的であれば長期間のインカムの目処も立つので安心感も得ることができます。

さらに高い利回りを長期間固定することで、円高リスクをヘッジすることも可能です。

(3)値上がりで円高リスクヘッジも可能

債券は金利が下落(上昇)すると単価が上昇(下落)します。金利が下がると予想するのであれば債券単価は上昇する可能性が高いです。

以下のチャートは約3年間のドル円(赤)と米国10年国債利回り(青)のチャートです。
昨今は日米金利差の拡大によって米国債利回りと為替は連動して動いています。よって、円高局面では米国債利回りは低下(債券価格は上昇)している可能性があり、値上がり益を狙うことも可能です。
懸念点としては日銀の金融政策変更です。米国債利回りは変化せず為替だけが円高になる可能性があります。

赤:ドル円
青:米国10年国債利回り
出典:Trading View

このことから、長期債の価格上昇が円高を打ち消す可能性があるため、長期債を保有することで円高へ備えることが可能です。金利変動時の価格変動幅は債券の残存年数が長いほど激しくなる傾向があります。

(4)まとめ

今回は今のうちに長期債に投資するメリットでした。今がラストチャンスなのかは分からないですが、今後の金利が下がると予想するのであれば早いに越したことはないです。しっかり投資先を精査した上で長期債へ投資をしましょう。他の記事で長期債投資の注意点について解説します。

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