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ラダー型運用のススメ【債券の基礎シリーズ㉖】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

今回はもっともバランスの良いラダー型運用を深掘りしています。


(1)ラダー型運用とは

以下の図のように短期債から長期債まで残存期間の異なる債券に同額ずつ投資することです。
ラダーとは、「はしご」という意味です。

出典:ファイナンシャルスター
https://finance-gfp.com/?p=11589

(2)シンプルな運用法

ラダー型の良さは、残存期間毎の投資額を同じくらいにすることで金利変動リスクを平均化することができるところです。

債券ポートフォリオの平均利回りを維持することはとても重要です。
⭕️ 債券ポートフォリオ維持の天敵の金利変動へ対抗ができます。

・金利変動リスク

債券投資のリスクとして、金利変動があります。
高い利回りで投資をできたとしても債券には償還があるため、次回も高い利回りで債券へ再投資できる保証はありません。

例えば低金利時に債券が償還してしまった場合は、今のような高い利回りで再投資できないことが考えられます

そこでラダー型のように残存年数を分散させて償還のタイミングをずらすことで、ポートフォリオの一部が償還しただけの状況になり、ポートフォリオの平均利回りは高いまま維持することが可能です。

(3)相場に合わせたラダー型運用

(1)の図では満期まで1年の債券から10年の債券まで同じ金額で投資をしていましたが、必ずしもそうしなければならないわけではありません。

現在だと、長期債へ投資し高い利回りを長期間固定したい方も多いと思います。現在の相場環境だと10年前後の債券からスタートし、償還までの期間を数年ごとに保有すると、良いでしょう。

以下は長期債に関する記事です。

↓長期債のリスク・デメリット↓

↓今のうちに長期債に投資するメリット↓

↓長期債選びのポイント↓

以上、ラダー型運用のススメでした。
他に資産運用に関する記事を書いています。
以下のリンクが目次になるので併せてご覧ください。

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