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日銀利上げによる証券担保ローンへの影響【お客様からの質問シリーズ㉝】

こんにちは
ウェルスパートナー(https://wealth-partner-re.com/)で富裕層向けIFAをしている藤村大星(https://twitter.com/wp_fujimura)と申します。

日銀がマイナス金利政策を解除しました。住宅ローン金利だけではなく、証券担保ローンの金利にも影響が出てくる可能性があります。

(1)日銀の利上げの概要

日銀は2016年に始めたマイナス金利政策を解除しました。日銀の利上げは18年ぶりです。

市場では年内の追加利上げは、あってもせいぜい0.25%-0.50%程度とみられています。

(2)借入金利への影響

証券担保ローンの借り入れ金利は、
短期金利+金融機関が定める金利(属性ごとの金利)で決定することが多いです。
短期金利とは、政府が決める金利で期間1年以内のお金の貸し借りに使われる金利を指します。

以下の図は2004年から2023年までの政策金利の推移です。2016年からマイナスでしたが今回の利上げでマイナスを解除しました。

https://www.gaitame.com/markets/seisakukinri/japan.html

今回もあくまでもマイナス金利の解除で水中から水面に出てきた程度なので大きな変動はないかと思います。

しかし、今後も短期金利を上げ続けることになるならば証券担保ローンの金利も上昇する可能性はあります。

(3)為替への影響

現在の円安は日米金利差の拡大が主な要因です。
今回の日銀の動きによって日米金利差の縮小が進むと円高に振れる可能性はあります。しかし今回の動きはそこまで大きな動きではないのでインパクトは大きくありません。

今後も継続して利上げをすると場合だと要注意です。

(4)まとめ

今回は日銀利上げによる証券担保ローンへの影響についてでした。今後も継続して利上げをする場合は、証券担保ローンの金利や為替への影響が出てくる可能性があると思うので、日銀の動きは要チェックです。

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