フルタイム比率ではなく生産性を
共働き主流も35年間フルタイム女性は増えず。2022年10月パートの厚生年金の適用拡大へ
https://limo.media/articles/-/27490
記事の要旨は
・専業主婦がいる世帯は減少傾向
・共働き世代(女性が短時間勤務)は右肩上がり
・しかし、夫婦が共にフルタイム(35時間以上)働く世代は450万~500万世帯をずっと横這いで推移
・女性が正社員で働きたくても仕事がないという割合が一定数いることも課題
という内容だ。
女性の社会進出が叫ばれて久しいが数字だけを見ると短時間勤務で働く人は増えたが、フルタイムで働く人が増えていないことが問題と言う論調だ。
ここについて私の考えは「フルタイムで働く」という統計の取り方自体が今後の時代にあっておらず、「生産性の高い仕事(=給与の高い仕事)」につけているかが課題だと感じている。
働き方は多様化している。
時短勤務で働く正社員やテレワーク。フリーランスのような働き方もできる時代だ。
昔は短い時間で働こうと思うとパート・アルバイトしかなく、能力がある人もパート・アルバイトで働かざるを得ない状況だったが、徐々に改善されてきた。
短時間で生産性高く働ける仕事も徐々にだが増えてきているし、人手不足の世の中。能力は高いが短時間でしか働けない人をどう企業が取り込むかもポイントだと考える。
フルタイムでなくとも高い所得を手にできるのであればそれに越したことはない。(そして男性もその考え方は同じのはずだ)
逆に言うとこうした働き方を企業に取り入れることができれば、新たな戦力を迎え入れることができる。
実際の現場はもちろん、マネージャーの負担も大きくなるし、意思統一を図ることも難しくなる点はあるが、こうした働き方をいち早く取り入れうまくマネジメントできる会社が今後も大きく伸びていくだろう。
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