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フィリピン親子留学1ヶ月で得たもの


小学校3年生の娘とフィリピンのセブ島で1ヶ月親子留学し、得たものをまとめます。

英語力


(留学前)
TOEIC対策に、と中学英語をやったりやらなかったりして、取れた点数は350点、その後中学英語くらいは、と思い励んだのちに受けたTOEICが325点だった。(謎の下落)

生活に使える英語力は皆無。英語で人と会話したことがない状態。

(留学後)
簡単な指示や説明が理解できる。長め、もしくは難しめの内容の説明は5〜6割の理解。
自分の思いを、単語またはSV、SVO構文で伝えられる。
TOEICのリスニング問題がちょびっとだけゆっくりに聞こえるようになった。
わかる単語が1000語ほど増えた。

帰国後2週間で過去問を何度か解いてから挑んだTOEICで515点


(留学前)
英会話教室に通い始めて半年。アルファベットがやっと書けるようになったレベル。

(留学後)
先生からの簡単な挨拶や質問に単語で答えられる、聞かれている内容が5〜6割理解できる。使用できる単語が増えた。
びっくりした時のリアクションがOopsになった。

帰国後しばらく経ってから、英検を受けたい!と自ら言い出し、現在受験準備中。

そんな状態でよく留学に行ったな、と思われるかもしれませんが、本当にその通りで、最初の1週間ほどは英語力の無さと留学決行を早まりすぎたことに絶望していました。

生活力

フィリピン留学中、ランドリーを使用していましたが下着などは手洗い洗濯だったので、タライと己の手一本で汚れと匂いを抹殺する技術を手に入れました。

また、無秩序に走り回るバイクや車をかいくぐり道路を渡ることや、日本語が通じない中で、足りない物品や水回りの修理をお願いする能力が身につきました。
生活物品に関しても、無いものは我慢する、もしくは代用することができるようになりました。

世界をちょっとだけ知れた

日本から出たことがなかった私たち親子は、路上で生活する子供がいることや、一般家庭に洗濯機はないこと、月の給料が日本円にして3万円弱しかないこと、バイクに4人乗れることなど色々なことを知りませんでした。
日本以外の生活・人・常識や考え方を知ったことが今回の留学の中で得たものの中で最も大きなものだったと思います。

英語や海外に興味が湧いた

当初「英語」という学問に並々ならぬ苦手意識があったのですが、コミュニケーションツールとしての英語を体験し、もっと多くの人の話を直接聞けたらどんなに楽しいだろう,と留学中何度も思いました。
1ヶ月で伸びる英語力はたかが知れていますが、今後の学習のモチベーションや、日常生活に占める英語の割合がグンと上昇したと思います。
また、英語学習へのハードルがかなり下がりました。

日本の有り難さに気がついた

シャワーから安定して温かいお湯がでること、体調を崩すと病院にかかれること、どこのお店でも安心して食事ができること、道路が急に割れないこと、有刺鉄線が捨てられていないこと、野犬が追いかけてこないこと、など、生きていく上での心配ごとが少ない環境での生活がいかに恵まれているかに気がつきました。


フィリピンがだいすきになった

今まで特にフィリピンに関心は寄せていなかったのですが、1ヶ月の滞在でフィリピンもフィリピーノも大大大好きになりました。
テレビにフィリピンがでるたびに、娘と2人で、フィリピンだ〜と懐かしくなります。

娘の好きな果物がマンゴーになった

フィリピンのマンゴーがあまりにも美味しくて、今まで不動の一位だったイチゴを押し除けてマンゴーが一位になりました。


以上、1ヶ月の留学で得たものでした。
1ヶ月では正直あまり変わらないな、というのが実際の感想です。
最後は娘のたくましい後ろ姿シリーズでおわります。

シヌログ(祭り)の日の豪華ディナービュッフェ
10 L持ってくれている
大興奮水族館
初日、食糧調達のためにコンビニへ
危ない道
滝へ行くために、みんなはバイタクで向かうのですが、怖いので歩いて行く娘
お気に入りの近所のスーパーへ
学校へいく娘
ナショナルミュージアムで気に入った牛みたいな生き物
この留学で1番のお気に入りになったマンゴーを求めてスーパーへ

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