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新型コロナ対策の新常態~オンライン記者発表のコツ~

こんにちは、藤本です。

今年はじめての記者発表会を昨日行いましたが、数社のメディアの方にはオンラインで参加いただき、現地に集まっていただいたメディアと合わせたハイブリッド記者発表となりました。

昨日の投稿を参考までに貼り付けておきます。

ハイブリッド記者発表は、われわれにとっても初めての取り組みでしたが、今後はこのような機会も多くなるかと思いますので、気づいたことなどを書いておこうと思います。

今回の記者発表は、連携するフィットネスクラブ ピノスけいはんなのスタジオで開催いたしました。

これからの発表では、場所の選定が非常に重要になります。

まず、換気がしっかりしていることは必須になります。そして十分に広く、ソーシャルディスタンスを取れることも大切です。屋外での発表などが増えてくるかもしれないですね。

また、オンライン会議システムは、有料のZoomを用いました。
無料でも可能ではあるのですが、3人以上の時間制限が40分となっており、有料にしないとしかたないですね。
他には、ホストを複数にできたり、録画機能が使えたりと、便利ですね。
あとは、当日の15分前くらいから繋いで参加申請を待っているだけです。

開始の5分くらい前からオンライン参加のメディアさんに音声の確認をしてもらうことも大切です。
そのために、会場から何かしらの音を出しておく必要があります。
ATOUNの広報は、記者さんに呼び掛けて、接続確認を行ってくれてましたが、会場にBGMを流しておくということでも良いかもしれません。

ここを乗り越えれば、あとは記者発表を行うのみ。
ATOUNでは、00分スタート~45分程度で記者発表を設定することが多いです。中途半端な時間に設定すると、メディアさんがスケジュール調整しにくいですもんね。

今回の発表では、次のような3つのパートで発表をしました。
① パワーポイントを使った概要説明
② デモンストレーション
③ 質疑応答

パワーポイントでの説明は、画面共有をして説明するというだけですので、問題になることはないかと思います。
むしろ、配布資料をオンライン参加者の方々に開始の30分くらい前には、お送りしておく方が良いです。当日参加される方は、少し早く来られて、机に配布された資料を見ておられますので、オンライン参加の皆様にも同様に見ておいていただく方が、プレゼンへの理解度があがり、より良い発表になるかと思います。

次は、デモンストレーション。
これも、カメラから映すだけですから、問題はないかと思います。
もちろん、事前チェックはお忘れなく。

最後の質疑応答ですが、こちらは、会場からの質問もしっかりとオンライン参加者に聞こえるようにしないといけないですし、オンライン参加者からチャット機能で送られた質問を会場に読み上げる必要もあります。

オンライン参加者のために、質問内容を復唱するということが、以前より大切になります。しかし、司会者が質問を繰り返すことは、発表内容への司会者の理解度が低い領域への質問の可能性もあるかもしれませんので、私はオススメしません。

最も知識を持っている回答者が、「ただいまの〇〇という質問について回答します。」という感じで、質問事項を復唱して回答していく方がオンラインでは伝わりやすいかと思います。

という感じでオンラインと現地のハイブリッド記者発表は終わるわけですが、やってみた感想としては、慣れれば特に問題を感じないだろうというのが結論です。

我々は、奈良という立地もあり、大阪や東京で発信を行うことが多いです。しかし、今後は、奈良でも都心で発表を行う場合と大きな違いなく、発表イベントを実施できる可能性を感じました。

と言っても、ATOUNにとっては、現場へお出でいただいた方が、プロトタイプや製品を実際に見たり触ったりしていただけるので、違いが出てきます。私も発表会が終わってからの方が、お互いの時間が許せば記者さんと色々と話をさせていただけるので、いいなって思います。

実際に会って話をすることと、情報の共有をし知識でつながることは、決して同じではないなと感じた次第です。

ざっと、思いつくままに書かせてもらいましたが、これからオンラインも利用した記者発表をされる可能性がある方々の参考にでもなれば幸いです。

最後に、日経クロストレンドで大河原克行さんが、メディア視点からのオンライン記者発表について書かれています。

今回のハイブリッド記者発表の前にしっかりと勉強させてもらいました。



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