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心を休める時間、よかったことを振り返る時間をとる

まもなく新しい年度が始まりますね。この時期は、気持ちを再び奮い立たせていくために、しっかりと休むことをした方がいい、などと思っていました。結果的に少し休める時間があって、明日からの新年度に向かえそうです。

先日、静岡県内の工場で、レジリエンスをテーマにした研修を担当しました。工場内従業員全員対象で、ほとんどの従業員の方々が業務を止めてご参加いただきました。おそらく、ライブ会場、リモート受講含めて250名以上の方が受講されたそうです。アーカイブ配信も4月中は可能とのこと。

そのなかで、ふだん、このnoteでも書いている内容の改訂版で「よかったこと」を書き出して共有するワークを実施しました。日々の仕事でストレスを抱えている状況、疲れを抱えている状況、仕事で夢中にやって楽しんでいる状況から脱して、気持ちを元気にしてもらいたい思いからです。

現場のマネジャーの方々から一般社員の方々まで、様々な「よかったこと」を共有して、笑っている人たちであふれる場所になりました。仕事のことからプライベート、趣味のことなど、多様な「よかったこと」を話して笑顔になっていました。

日々の業務で真剣に取り組み、目標に向けての行動に向かっているからこそ、様々な場所でのストレスが生じているように見えました。そのなかで、気持ちを立て直して、何とかがんばろうとしていたようですね。
業務にがんばることはもちろん大切。そんななかでちょっとだけ立ち止まり、「こんなことがよかったなぁ」って思い出す時間をとり、心を穏やかにしてみる。「よかった」ことに思いをはせて周りの人たちと語りあうだけでも、再び次の行動に向かっていけるのではないでしょうか。

よかったことを書き出す、語り合うこと以外にもできそうなことはあります。仕事ではない日には、寝て休んで体を休めるのも大切ですが、一番は「心に栄養」を、「心に休息」を与えてほしいです。心を休める時間があるから、次の事柄に向けて、明日に向けて一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

よかったことを考えるのも、日々仕事に目が向いている状態の心を休めるようなものです。心に休みのない状態では、日々の仕事に100%以上の力を発揮できないでしょう。心に休みを与えることができないと、いろいろなものを引きずってしまうかもしれません。気分転換が上手だと言っている人だって、どこかで影響が出ているのではないかと思います。

かくいう私は、先ほどまで1時間以上の昼寝をしていました。スマホやパソコンを見ると、心が仕事に向かってしまうので一切見ることなく寝ておりました。午前中は、黄砂のついた車を拭くなどして時間を過ごしていました。いつもの日曜日の午後ですと、焦って仕事をしていることも多かったのですが・・・午後は心への休息をとる時間にしてよかったです。

心を休めて、いつもの日常とはちょっと違うことをするなどして、明日からの新年度に備えてくださいね。そして、「よかった」と思うことを振り返る時間をとってくださいね~

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