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耳ざわりの良い言葉に気をつけよう!

責任のとれないことに対しては、簡単に口にしたり、文字にしたりして発信するものではないです。自身で責任をとれないのにやってしまう人、時々いるんですよね。まあ、自信を持たせるためにあえて言葉にして話すケースもありますが、やっぱり何かが違うのではないかと思うことが多いのです。

今日、Facebookの中である言葉が目に止まりました。「1年以内で社員が○○しなくなる」という言葉です。「○○」部分は、その方の名誉のために書くのは控えますが、とてもじゃないけど軽々しく言えるものではないと感じる内容でした。

ネットの広告でよく目にするのは、「半年で○0倍売れます」「倍速で○○円もうかります」などの言葉です。動画でPRしているものもよく見かけます。私は、こうした言葉をよく平気で使用できるものだなぁと感心します。このような言葉は耳ざわりはすごく良いです。ただ、そんなに誰もが簡単にうまくいくものではないし、いかにもすぐに結果が出るような言葉には何か裏があるとしか思えないです。時には嫌悪感すら覚えます。

結局のところ、「売れるようになる」「もうかる」状態になるには、日々の様々な努力が欠かせないです。時には挫折を味わい、顧客から大きなクレームをいただき、失敗してがっかりすることもあります。気持ちが落ち込みすぎて、言葉には出来ないような苦しみや辛さを感じたこともあります。

人生において経験してきたことを振り返ると、急に結果が出るような言葉はにわかに信じられないのです。最初に書いた「1年以内で社員が○○しなくなる」というのは、そのときの状況やタイミングなどの問題も絡むことがあって、いとも簡単にそのようなことになるとは思えません。軽々しくこうした言葉を使うのが信じられないですね。キャッチーな言葉を使う時には、目にした時には、もう少し慎重になって考えてみてほしいのです。

自身の成功メソッドを、シンプルで耳障りの良い言葉で集約してしまっていいものなのか?確かに、その提供者独自のノウハウは時にすごいなって感じてしまいそうなものもあります。ただ、そのようなものばかりではないのです。「言葉遊び」になってしまってはいけません。とにかく地道に、楽しい気持ちで心からの笑顔になって取り組めること、少なくても私にはそのようなことが必要です。可能性を拡げるために一歩一歩積み上げていくと成果は出るはずなのです。この「地道に・・・」という点が、まさしく大きな成果を手に入れるための方法論です。地味ではありますが・・・

無責任に耳ざわりの良い言葉を使って他人を惹きつけるネット広告や、オンラインセミナーの案内が多く見られるのは決して良い傾向ではありません。そのようなものに惑わされずに、私は、自身のミッションを守って地道にやるべきことをコツコツやって、幸せをつかみます。未来の夢をかなえるために。

私らしい生き方を改めて振り返ってみるとわかります。

「歩みはいかに遅くとも我慢強くあれ」



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