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「THE SECOND」で流れてる音楽、最高でしたよね。

こんにちは、藤嶋です。

お笑い好きとして人生の半分以上生きている私。
音楽好きとしても人生の半分以上生きている私。

だからそりゃね、
お笑い賞レースで流れてる音楽が、
めちゃくちゃ気になるんですよ…!

(それが派生して、過去にはこんなnoteも書いてたりします↓)



ってな訳で、今年から始まった
「THE SECOND〜漫才トーナメント~」も
もちろん気にしておりましてん!

まず、夜中にやっていた10分くらいの事前特番を毎日チェックしていたのですが、その番組内で「追いかけて〜も 追いかけても〜」って聞こえてきた瞬間、「まじかよ」と額叩きました。

そう、この歌詞から始まる曲といえば、


THE YELLOW MONKEY『バラ色の日々』

グランプリファイナルでも色んな場面で流れてましたね。

ここでちょっと私とTHE YELLOW MONKEYについてお話。

ーー・ーー

私は高校生の時にTHE YELLOW MONKEYに出会いまして、そのバンドのスター性/美しさや、危うさ/儚さ/力強さが共存してる歌詞にめちゃくちゃ感銘を受けまして、登下校中や休み時間をヘッドホン大音量で聴いて過ごしていました。
その後、再結成のタイミングで初めてLIVEに行き、
こんなロックスターが日本にいるんですかと震え上がったものです。
ちなみに、
『バラ色の日々』は、私のカラオケの十八番。

ーー・ーー

そのくらい思い入れの強い曲なんで、
最初のフレーズが耳に入ってきた瞬間に、
ラストまでブワーと歌詞が頭に浮かんできて、
「たしかにこの曲!この大会に合いすぎてる!!」
って心で大はしゃぎですよ!!!

16年以上もの間、己も他人も含め、色々な感情や目を向けられながらも芸人を続けてきた時点で人間として強強なのに、それぞれ磨き上げたネタとスキルでタイマンするとか、なんとも感慨深い大会。

だからこそ

雨の中を何も見えずに走るのは
とても深く生かされるのを感じたような
だけど茨が絡みついて偶然の生贄
試されているのが悔しいね


という歌詞の部分が無茶苦茶沁みる〜。
そして、この続きの歌詞は「それでも」なんですよ。
「それでも」って言葉、いいですよね。

それでも
あの時感じた夜の音 君と癒したキズの跡
幾つもの星が流れていた 慰めの日々よ
砂漠の荒野に倒れても 長い鎖につながれても
明日は明日の風の中を飛ぼうと決めた
バラ色の日々よ バラ色の日々よ

え、THE SECONDやん。
THE SECONDの概念みたいな曲ですやん。
ってな感じで、沁みるんですよ。
出場芸人さんが語ってる後ろに流れてると、
もはや泣いてました。

ーー・ーー

そして、『バラ色の日々』が流れてる時点で、
こんな曲かかったらええな選手権が始まったのですが(勝手に自分の中だけでね)
すぐに思ったのが『プライマル。』だったんです。


活動休止後にリリースされ、解散前のラストシングルってのもあって、青さの喪失と未来への希望が感じられるのが、なんとなくTHE SECONDに合うのではと思ったの。

『プライマル。』の歌詞ってね、わかるようでわからないのですよ。
掴めそうで掴めきれない吉井さんの思考回路。
だからこそ、聴いてる側の気持ちの状態次第で、
どうとでもとれる歌詞なんすよね。

笑う事もそうで、芸人さんがおこす笑いの波に、
見てる自分が乗れるか乗れないかが大きいと思うのです。
そう思うと、賞レース決勝まで上がってくる芸人さんたちは、みんなおもろいんすよ。
あとは、自分がその波に乗れるかだけなんすよね〜。

なんか話が逸れましたが、
『プライマル。』もCMあけの音楽としてちょびっとでしたが使われてましたね!!
もう、嬉しかったな〜〜!

ーー・ーー

で、提供とかタイミングで流れてたのは『SPARK』

目を閉じて始めよう この夜は誰のものでもない

って歌詞から始まる『SPARK』
賞レースに使われる曲としては超あってますよね。

曲とPVのロビンがかっこよすぎるので、
是非観てみてくださいね。


あと、夜中の事前特番では金属バットを紹介するタイミングで『楽園』がかかってて、

メンソールの煙草を持って
小さな荷物で
楽園に行こう
楽園に行こう
大きな船で
僕らは大事な時間を意味もなく削ってた
「なあなあ」のナイフで

って出だしの歌詞、「確かに金属バットっぽいよな〜」って感動した。
(メンソールの煙草は吸ってないのだけども。)

ーー・ーー

ってな感じで、THE YELLOW MONKEY楽曲が多く使われてる時点で「ありがとうごさいます。もう最高です。」って感じだったのですが、トップバッターの金属が出てくるタイミングで、再び驚きが…!

10-FEET『2%』!!!!!?


「う、うそん…まさかすぎるやん…」の展開。
そして、ばちばちテンションあがるやんの展開。

バンド好きな人からしたら知らない人はいないけど、一般的にみんながみんな知ってるバンドってわけでもなかった“10-FEET”。
それが、『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌をきっかけに、結成25周年にしてMステ初出演まで果たすことになるとは…!
(それまでに『クローズ』とかの主題歌になってるけどもね)

そんな流れがある今、THE SECONDに出る芸人の方々とスタンスが近いバンドだと思うのですよね。
M-1のように新種として見つかるというよりは、輸入されてきて見つけたみたいな。
今まで過ごしてた場所が違っただけで知らなかったけど、その国にはずっとあっためちゃうまいお菓子見つけちゃった!みたいな。
例え合ってない気もするけど。

だから、10-FEET× THE SECONDはむちゃ強いですよ。

「エゴ」「エゴ」はしばいたれ!
「じゃっかましいんじゃ!」としばいたれ!
「エゴ」「エゴ」はしばいたれ!
ジャッカルタまでとばしたれ!

この歌詞で出てくんのすごいっすよね。
“エゴ”って言葉の汲み取り方次第ですが、
ある意味ある方がいいし、ない方がいいし。
すごい世界です。

ーー・ーー

決勝戦の登場曲はOKAMOTO'S『BROTHER』

これはもうあれですね。
Netflixの『火花』の主題歌ですからね!
わかりやすい選曲です。

『火花』は見てないのですが、
OKAMOTO'Sの『NO MORE MUSIC』ってアルバムに入っていまして、好きでめっちゃ聴いてた時期があったので、こちらもテンションあがりました。

ーー・ーー
最後の最後、大会の振り返りVTRの時は、
泉谷しげる『春夏秋冬』

これ、私はわからなくて「いい感じやし、歌詞すげぇけど、誰やろか…」と思っていたら、たまたま母からLINEで「これ、泉谷しげるの『春夏秋冬』やわ」と連絡が。
おかんよ、協力ありがとう。

色々な世代から選曲してくるTHE SECOND。
ほんとすごいですよ。

ーー・ーー

THE SECONDって大会自体、まじ最高でした。
賞レースの中で1番好きかもしれん。
自分らのおもろさを信じて続けてきた人らは、
強すぎる。

『バラ色の日々』の1番最後の歌詞は「ARE YOU A BELIEVER?」ですが、みなさん、自分のおもろさの“BELIEVER”だったんですよね。
BELIEVERな人々の戦いはグッとくる。
そして、めちゃくちゃ笑いました!

また、来年もあったらいいな〜。
あと、劇場にも引き続き行くよ〜!

そして、最後にひとこと…。

やっぱりあの舞台に立ってるDr.ハインリッヒ見たかった〜!!!

ってなわけで、この曲で終わります。
THE YELLOW MONKEY『サイキック No.9』


我ら超能力集団だ!!

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