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余談「『Lucky² First Live Tour - Brand New World! -東京公演』に行ってきた」

Lucky²のこと

以前、Girls²についてアリーナLIVEの感想記事を書いたことがある。

https://note.com/fujimarl/n/n03ec36d5a9b8

語るならばそこから語らなければならないのだが、それは記事を読んでもらうとしてまずはLucky²の簡単な説明から。

Lucky²はLDH JAPANに所属するガールズ・パフォーマンスグループで、Girls²同様、ガールズ✕戦士シリーズの主役を経て編成されている。
その後、おはスタ内でのアニメ『ガル学。Ⅱ~Lucky Stars~』で本人と同名役で声優を経験し6人編成のグループとしてスタートした。

https://www.shopro.co.jp/tv/garugaku/

一年ほどこの体制での活動となったが、2022年6月より現在放映中のドラマ『リズスタ -Top pf Artist-』主演の三人のガールズを加えて、9人編成の新体制となって活動している。


Lucky²との関わり

筆者とLucky²との関わりは、『ガル学。Ⅱ~Lucky Stars~』(ガル学2)
筆者自身がシリーズ構成と脚本の大部分を担当したことによる。
『ガル学。~聖ガールズ・スクエア学院~』(ガル学1)との違いは、ガル学1はおはスタ内で毎週月曜日に一年に渡り放映されたアニメであった。
一方、ガル学2は毎週月曜~金曜日、およそ1クール10週にわたって放映された。
これによりリアルタイムで流れる時間が短いが5話を大きな一括りとして構成し、よりドラマ性のある物語を展開することが狙いとなった。
そのため楽曲はガル学1よりは少なく、独自ユニットを組むような展開もリリース時期の問題から難しいと判断。その代わり、しっかりとLucky²というグループのイメージを(アニメの中ではあるが)作り上げることを目標としている。

このLucky²と出会って思ったことは過去記事があるのでそちらを読んでいただけると幸いです。


LIVEに向かう

さて、LIVE当日となり、どこか乗り気でない自分がいた。
LIVEそのものは楽しみである。
しかしお台場という場所はなぜか時間を持て余す傾向にあるというか、ボッチ飯が苦手というか、ひとりで知らない店に入れない人間なので御飯ひとつ取っても悩みそうだという、LIVEとはまったく関係のないところで悩んで、沈んでいる自分がいた。
更には人見知りのため、初対面の人と話すのもどこかビビリつつだったり、人の顔と名前をなかなか覚えられないところもあるため、一度会った人などと再会して忘れてしまってたら悪いなぁとか思ったりと、ほんとどうでもいいところで悩んでいた。

グッズの先行販売に並ぶなら家を8時に出なくてはならないのだが、応援グッズは買っているので特にないというかお小遣いが厳しいのでCDの先行発売のチェキ狙いを少し購入するくらい。
それなら夕方公演の前でもいけるだろうとなんとなくのんびりしてしまい、結局9時すぎに家を出ることなった。

今回は前回のぴあアリーナMMでの反省を活かし、うちわが完全に入るバッグかつ膝の間に挟んだとき自立するある程度の丈夫さを備えたバッグを用意。
知る人ぞ知る『森野帆布』のトートバッグである。
(ただしやや重い。しかももう製造してない型)
それにグッズを詰め込んで、とりあえずお台場に向かうことにした。

中央線からりんかい線へと乗り換えお台場までは一時間と40分ほど。

東京テレポート駅につきダイバーシティを目指す。
12時開場とのことなので一時間以上あり、時間的にも今食べないと混みそうだし、それを外して午後食べるのは辛いと思いフードコートへ。

色々悩んだ挙げ句「日本橋天丼 金子半之助」にて注文。

食べたのは江戸前天丼ドリンクセット。

江戸前天丼

「お前、穴子だよな……?」と声に出てしまったほど、
嘘みたいに穴子天がでかい。
つい先日、55歳を迎えたばかりのオッサンの胃袋にはこの油はちょっとしんどかった。一緒に頼んだウーロン茶がなかったら多分悶絶していたかもしれない。

そんな感じで腹ごしらえを終え、11時30分頃、LIVE開場近くに移動。

すると、先日のぴあアリーナMMで声をかけてきてくれた福岡の青年と再会。
「あいかわらずオレンジ色なんですね」
と声をかけられたということは、オレンジ色の人という認識になっているのかもしれない。
あながち間違ってはいないのだが。

そんな彼とLucky²とGirls²について語り合う。
こうしてファンの意見を聞くのは正直な話し、自分にとっては刺激的なことで、いざ声優だったり、役者だったりと「使う側の目」で観てしまうことがあるため、出来るできないなところを上から見てしまいがちになってしまう。
それじゃファンの目には「ちがう」と映ることもあるため、Girls²やLucky²をファン目線で見るということを始めてから(ただのファンになってしまっただけなんだけど)、コンテンツの「魅力」をできるだけ感じ取ることを意識するように仕事に向き合うようになっていたりする。
これはGirls²以前に、別のゲームコンテンツ『アイドリッシュセブン』で学んだことだったりするんだけれども、これはまた別の話しということで。

LIVEに話を戻そう。

福岡の若者は、わざわざ福岡からやってくるほどのツワモノであり、自分などは関東ローカルから外に出ない弱者である。
更に言えばガールズ✕戦士シリーズの履修に関しては、必要な部分だけを履修したに過ぎず、先達のファンの方々には遠く及ばない。
なので出会うファンの方々の声というのは、実は自分にとって新たな見方を得る機会でもあったりする。

そんなこんなで入場待ちの列が動き始めたので、福岡の若者と並ぶことに。

昼公演は、実は意図的に2階席から観たかったので、敢えて一般販売で購入。
見事2階席を得ることができた。
一度、ステージ全体を俯瞰で観たかったのである。
これは関係者席などから見る景色でよくあることなのだけれど、表情などはわかりづらいが、全体の動きなどを把握するのに一番適している。
東京同日2公演ということで意図的に狙ってみて運良く思い通りの席に座ることができた。

夕方公演は、family枠で購入。一階D列37番という、上手端っこを手にいれた。
こちらは端っこながら、表情までが観られつつ、実は端っこなのでタオルを振ろうが、バルーンを大きく叩こうが迷惑がかかりにくいという神席。
ほんと表情がよく見えました。

ちなみに福岡の若者は真ん中列のやや中央よりと割と良席だったようです。

さてここからはLIVEの感想に移りますが、夕方公演を中心に語っていこうと思う。

Brand New World!

LIVEのタイトル通り、一曲目は『Brand New World!』から。
キラパワの3QからのOPテーマ。

暗いステージに舞台袖から人が入ってくる気配。
そしてイントロと同時にライトアップ。
彼女たちがこのLIVEに臨んだ衣装は『BRAND NEW WORLD!』収録のEPのカラフルな衣装。
なので自分の推しが認識しやすい。
初見の感想は「……ああ、本物がいる」である。
前も同じようなことを思ったが、やっぱり同じだった。
これでも准関係者なのに、仕事で実在する彼女たちに会っていないので仕方がない。
流れてくるポップなイントロ。
『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』の2クール目からのOPテーマである。

Lucky²の6人のうち、4人は『ビッ友』出身。
彼女たちのLucky²はここから始まっていた。


ichigo ~一期一会~

そして畳み掛けるように二曲目へ。
流れてきたイントロを聞いて戦慄が走る。
ガル学2主題歌である『ichigo ~一期一会~』だった。

この曲が好きなファンは当然、喜んだことだろう。
もしここにGirls²の小田柚葉がいたなら間違いなく、喜んだはずだ。
だがそれ以上にガル学2のシリーズ構成をしていた自分にとっては、馴染みの深い曲であり、思い入れもある曲……。

やべ、LIVE始まったばかりで泣きそうになった。

サビのところの振りも好きなんだけれど、歌い出しの、莉愛と優來、椿と優和、日彩と栞奈と歌を繋いでいくところが好きだったりする。
明るく前向きなLucky²を象徴する曲。

そしてこれは夕方公演でわかったことだけれど、縦に並ぶと前後の幅が狭いので交差する時などかなりギリギリの距離感でやってるんだなということが新しい視点だった。

Shake!Shake!Shake!

三曲目は、シングル『Fun!Fun!Fun! ~夢∞~』収録の「Shake!Shake!Shake!」

Lucky²初期の曲であり、曲調はロカビリーテイスト。(間違ってるかな?)
音楽の風潮として80年代回帰とか70年代回帰とかをかなり狙った曲のひとつ。
こうしてフルバージョンをダンス付きで観られるのは今後あるかわからない。
たぶん曲数の少ない彼女たちの現在だからこそのパフォーマンスを惜しみなく出してくるのがこのLIVEの狙いなのかもしれない。


MC(1回目)

ここでそれぞれが一言ずつ語るMCコーナーへ。
「盛り上がってますか!」とか「みんなに会えて嬉しいです!」といったこのLIVEに臨む一言があったり、グッズのバルーンなどを使ったLIVEへの参加をアピール。
バルーンといえば声を出せないLIVEに参加するようになってほぼ定着してきた感じがある。
少しずつ緩和されるかもしれないが、これはこれでひとつの形として残ってもいいのかもしれない。
(ちょっと持ち運びで邪魔になるのが玉に瑕)


Lucky day☆ - リナ&ユウラ -

MC後、次の曲へ。
ここから二人組での曲へと突入していく。

lovely²からLucky²へと編成された、ある意味、芸歴ちょっと長いコンビ、リナユラのコンビ曲。
莉愛は歌っている時、カメラが向いている時、常に笑顔を絶やさない。
けれど移動の瞬間とか曲の始まる前など、真顔になる瞬間がある。
この素の部分をあまり意識させないようにしているところが彼女の魅力のひとつとなっている。
プロだなぁと感心させられる。
ガル学2で主人公を決めるときにも、ガル学ドラマで役を決めるときも、
「莉愛ならダイジョウブ」と思わせてしまうところがあるのがすごいところ。

一方の優來は、独特の甘い声と、自らをお嬢様キャラと言いつつも、気配りのできるLucky²の中では年長組のひとり。
リナユラ同士、結婚してると言うくらいに仲のいいふたりであるから、息もぴったりで聞いていて悪い気はしない。

本当に今日はいいことありそうな予感がする曲である。

歌っていない四人もダンサーとしてパフォーマンスに参加。
ここから豪華なコンビ曲パートとなる。


パリララ! - ユウワ&カンナ -

次の曲は『パリララ! - ユウワ&カンナ -』

キラパワの三人目、四人目である優和と栞奈。
それぞれホノカとコユキのユニット。
小鳥とハムスターではない。
パラリラと言う小気味よいフレーズと馴染みのいい曲を、ダンスの得意なふたりがのびのびとパフォーマンスしている。
優和は体が柔軟で、なんとなく胸から腰の動きとかGirls²の綺羅に似たものを感じる。
一方、栞奈はダンスのキレがあるので蘭っぽいのかなと。大宮の遺伝子なのだろうか?
(大宮というと蘭は長崎で生まれたを強調するらしいが)

とりあえずキラパワのリリイベとかあったらこれが観られたんだろうなぁと……と思ってしまう。

Smily Moon - ツバキ&ヒイロ -

次の曲は『Smily Moon - ツバキ&ヒイロ -』
こちらもキラパワの一人目、二人目が歌うちょっと背伸びした恋の歌。

Lucky²の現在の強みは実はこのコンビ曲にあったりする。
ただ今後、コンビ曲が披露される機会は減ってくるかもしれない。
ただGirls²のガル学限定ユニットであったeast²、south²、west²とは異なり、Lucky²としての派生であるので大人の事情などを考えずにLIVE展開できるので今後もパフォーマンスが期待できるかもしれない。

なおこの曲の後ろでセットの階段などに座る莉愛と優來がこっそり耳打ち話をしたりする演出が加えられている。
リナユラ推しにはすごく美味しい場面であった。

筆者の記憶によるイメージ画像です


Lucky Time

次の曲は再び6人集まっての『Lucky Time』。おはスタでおはガールをしていたときの曲。

おはガールの曲って、これから学校行くぞ!な曲でなくてはならないので、前向きかつ楽しいことが待っている系の曲が多い。
ガル学に関わる様になってから、継続しておはスタを見るようにしていて、今の子供たちがなにを楽しむのかを学ぶようにしている。
自分には抜け落ちていた視点のひとつでもあったので、これはこれで勉強になるなぁと思いつつ、こうした仕事が来ないのでできればお仕事ください。
(藤咲さんといえばサイボーグだったり、吸血鬼、と言われているのでそろそろ子供向け来てもいいんじゃね?とは思ってます。話それました)

Lucky²はパフォーマンスそのものが、前向きにさせてくれるものを持っているので、この方向をあと二年くらいは忘れないでいてくれるといいなぁ……。


MC(二回目)

ここでMC二回目に突入。
東京公演をやれていることの感想などをそれぞれで。
ある程度の構成台本はあるのだろうけど、少しずつ会場を見る余裕が出てきたのかもしれない。
そしてこういうときこそファンサが始まる。
昼公演のときは上から見ていてあまり感じなかったのだけれど、夕方公演のときはまともに視線が来ると「あ、きた」となってドキドキしてしまう。
ネムボとかみんな用意するわけだ。
視力検査のネムボ?を見つけられた人、本当にLuckyだと思います。

シュワシュワ - リナ&ユウラ -

そしてここから再びコンビ曲ガル学2バージョンのパートに突入。
『シュワシュワ - リナ&ユウラ -』

ガル学2の第2話、クレープ屋さんを手伝ったときに流れた莉愛と優來の挿入歌です。
ガル学2では必要な曲数を構成である自分がリクエストし、SMEの音楽Pと調整して最終的な曲数が決まったわけですが、ダンス振りのない曲がほしいという要望に答えての選曲でした。
さわやかなソーダみたいな曲が女の子らしさを醸し出してるのではないでしょうか。

Poppin’ pop party (ポピポパ) - ツバキ&ユウワ -

次のコンビ曲はガル学2内での沖縄コンビ、椿と優和の出番です。

ガル学2第4話で初登場したツバキ、ユウワ、ヒイロ、カンナが初登場し下宿内の掃除をする場面で流れた挿入歌です。
優和はパラリラといいポピポパといい不思議なフレーズの担当なのかもしれません。
椿はすべてに一所懸命でもう少し引き算を覚えるといいなぁと思うこともあるのですが、今はまだ全力でパフォーマンスに挑んで限界がどこなのか確かめてる最中なのかなとも思います。そこが彼女の魅力なんですけれど。

そしてこの曲から、『キミすき』の衣装へと衣装チェンジ。


ベストフレンド - ヒイロ&カンナ -

次は『ベストフレンド - ヒイロ&カンナ -』
ガル学2のコンビ曲。

ガル学2第6話で、ちょっとしたすれ違いから仲直りする展開のラストでかあるイメージソング。
とても素直な曲。
日彩がオーディションに三度挑戦し役を掴んだというエピソードや、栞奈がダンスをとても頑張ってるといった裏話からガル学2劇中のこのふたり――ヒイロとカンナのイメージを作り上げたので本人たちとは違うかもしれないけど、このふたりの関係性を示す上では欠かせない曲。


LOVE MEETS GIRL - リナ&ユウラ -

そしてガル学2コンビ曲の中にあって破壊力抜群な『LOVE MEETS GIRL - リナ&ユウラ -』がここで披露される。
更に「タオルをつかって~」とタオルパフォーマンスも促される。
(しかし席の関係で振りづらい……ので参加率は低かったかもしれない。これはGirls²のときも同様だったのでいろいろ対策が必要かも)

ガル学2第3話で登場した「もう一回LIVE」にかけられた曲。
リナとユウラの友情の始まりの曲でもある。
個人的に曲中の「見つめ合って恋に落ちた」の振りがとんでもない破壊力を持っている且つリナユラの魅力を改めて認識しなくてはならない力がある。
south²の『Holy Magic~大人になっても解けない魔法~』の來亜の「メリークリスマス」級と同等の破壊力がある。
こっちが恋に落ちる。
なおガル学2劇中では更に「リナ、ユウラ」と互いに呼び合う演出付きなのでたやすく落ちるはず。
夕方公演で端からとはいえ、表情見える近いところで見られたのでほんとやばかった。

――とここまでで皆がキミすき衣装に着替えが終わったところでMCへ。

MC(三回目)

まずは衣装が変わったことへのアナウンスで裏話。
キミすきの衣装を来て半年以上が経っているため、日彩と莉愛が成長し靴が入らなくなっていたということが判明。
更に夕方公演で明らかになったのが、莉愛が履いている靴はGirls²の未渚美が『大事なモノ』で履いていた靴のお下がりだということ。
これには場内がざわついた。
(Girls²との共通ファンが多いのでGirls²ネタは皆が好き)


キラキラなストーリー

そして次の曲へ。
ガル学2から『キラキラなストーリー』

ガル学2内では二回使っています。
一回目は第5話で披露。けれどゲリラ豪雨のためにLIVEが中断しそうな事態になる場面で、経験の浅いユウワ、カンナがパフォーマンスを止めてしまうというトラブルに。
それをリベンジするのが第8話。ゲリラライブで披露します。
実はアニメを作っているときに最初に提示されたサンプル曲の中で一番、耳に残った曲のひとつだったので、最初これがOPかなぁとか思っていたことがありました。
ガル学2内のLucky²にとっては思い出深い曲のひとつだと思います。

なので自分はこの曲聞くとあの場面が一気に脳内再生されるので、泣きそうになります。


3・2・1...BREAK!

更に続くよガル学2の曲。『3・2・1...BREAK!』です。

ガル学2EDソングとして使われていた曲ですが、第9話でも披露しています。
この曲の歌詞とエンディングの演出をみたときに、ラストのユウラのエピソードが生まれました。なので物語の展開は割りと後出しに近い感じになったのですが、この曲はガル学2のユウラのための曲だと思っています。
リナが主人公ではあるけれど、出会いによって運命が変わったのはユウラも一緒で――という意味ではガル学のヨウカポジションでもあったわけです。
(自分、このパターンばかりですね)

当然、この曲かかると泣けてきます。

キミすき

そしてここで衣装にあった曲へと突入。
キラパワのエンディングテーマである『キミすき』です。

「ああ、本物だ」
という素直な感想。
Lucky²はまだティーンエイジャー前半の恋心を歌う歌が似合う年頃。
背伸びせずに等身大な感じは今しか感じられないんだろうなぁと聞きながら思ってしまいました。


神様Noでも僕らはYes

次は『神様Noでも僕らはYes』

まるで特撮ドラマの主題歌のような曲。
曲も切ない感じがします。
個人的にLucky²はこの路線もありだなぁと思うこともあります。
今回のライブで聞けたよかったと思う曲のひとつでもありました。

MC(ラスト)

LIVE本編最後のMCです。
ここでは裏話などが語られたりしました。
共通してたのは、ガル学2アフレコに入る前、莉愛と優來が声優のレッスンに通っていたこと。そこで外郎売りを披露したことなどが語られました。
実は自分はそれ以外の初期のレッスン映像などは見させてもらっていて、セリフとか難しい言い回しは外そうとか思っていたことがあったので外郎売りまでできるようになったんだなぁと感慨深いものがありました。
(外郎売はだいたいの声優養成所でやらされます)
実際に外郎売りを莉愛と優來が披露する場面があり「ながい!」と優和につっこまれる流れがあったんですが、そのとき莉愛の腰に優來の手がしっかり回されてましたことを報告しておきます。

他に昼公演では日彩が犬を飼い、名前がアネラ、ハワイ語で天使などの意味だということが語られたり、夕方公演では「夏らしいことした?」の問いかけに「花火見た」とか「宿題やってない」とか。そんな中、椿先輩(あえて先輩と呼びたくなる)は宿題を終わらせたそうです。さすがLucky²の優等生。
そんな「ワキ アイ✕2」とした感じから最後の曲です。

君はダーリン

キラパワの3Qからのエンディングテーマ。
個人的に好きな曲。
『君はダーリン』

歌詞のどことなく切なく、ちょっと背伸びしてる感じや、
サビの「♪君はダーリン」のところの移動ダンスとかがツボ。
こうして感想を書いていながら、確認のためにDVD再生してダンスビデオ見ているとつい見入ってしまうくらい。
自分にとってのヘビロテ曲です。

これでLIVE本編は終了。
割とみんなあっさりと「ありがとうございました!」と下がっていきました。

アンコール

終ると同時に会場の観客たちがバルーンを叩いて、アンコールを待ちます。
こうしたLIVEでアンコールがないほうが少なくなってきましたので、アンコール前提でみんな見ているのでしょうけれど、ないのもあるのよ?
なのであるのは「ありがたい」と思ってもらえたらいいなぁ。
舞台劇のほうとかやってると、カーテンコールでMCが展開されることはあるけれど、あくまでもサービスの一部と思っておくとよいかなと。

――という55歳のオジサンの心配をよそに、ちゃんとアンコールの幕が開きました。
(幕はなかったけど)

しかし驚いたというか、予想していたというか、やっぱり来ました!
新たに加わった3人のLucky²!

総勢9人での初パフォーマンスです。
声出しちゃいけないんだけど思わずでちゃったよ。


DISCO TIME

アンコール一曲目は『DISCO TIME』
9人揃っての生パフォーマンスは実は初めて?

リズスタのエンディングテーマ。
Girls²のアリーナのアンコールでLucky²9人出てきたとき頭バグったことあったんですが、今回もバグりました。

梨々花、朱里、妃希を近くで見て思ったのは「本当に動くんだ」でした。

妃希ちゃん、ダンスがかわいい。この子は映像以上にLIVEで映える子だ。
朱里、やばい。大きな体フルにつかってるのに、動きがタイト。特に止めてからのスローな動きとか上手い。ダンスは遊びじゃないだけあるわ。
梨々花ちゃんちょっと遠かったけど、笑顔の良さは伝わった。

――と、一気に鷲掴みにされます。


アイコトバ

更に畳み掛けるように新曲の『アイコトバ』

CDは10月26日リリース予定です。
なお会場では先行予約と引き換えにチェキがもらえたのですが、自分、お小遣いの許す範囲で5枚購入。
莉愛と椿のサイン付きを引いてしまいました。残りは椿、優來、栞菜でした。

この曲はリズスタのOPテーマ。
そしてとてもLIVE映えするのと、なんといっても前を向いている歌詞が強い勇気がもらえる曲になってます。

疲れたオジサンはこうしてLucky²から元気をもらうわけです。
ほんとにずっと跳ねてるし、動いてるし、Lucky²見てるだけで元気でる。


『アイコトバ』の披露が終わり、三人は退場となりました。
今日は六人最後のパフォーマンス。
最後の見せ場が待っている。

MC(アンコールラスト)

このLIVEを通してきて、本当に最後の言葉が語られました。
夕方公演のMCを中心に感想を書かせてもらいます。

最初に栞奈から。ファンに恩返ししたいという気持ちやLIVEに臨む不安などを素直な言葉で語っていました。そして自分の席からは少しだけ目に光るものが見えていました。

次に莉愛。
莉愛は考えていたことを話し始めると早口になるところがあるので、今回は早口になっていました。やっぱり不安だったことやファンがいたからといったことなど、莉愛らしい言葉で話していました。

そして日彩。
ツアーが出来る実力があるのだろうかといった不安。
そして今日は栃木から知り合いや家族が見に来てくれたこと――というところで思わず泣いてしまいます。
これには周りがもらい泣き。莉愛とかも泣いてました。
泣けるってことは、本気でやってきたってことの裏返し。
泣いていいと思う。

そんな流れを椿がしっかりと立て直します。
椿先輩――、いや、誰かが言っていたの様に椿師匠なのかもしれない。
最年少だけどプロ意識が本当に高い子であることが、インスタとかそうした端々から見えるし、ファンサの投げキッスとか食らった日には本当にマジやられるから。
ただでさえガルガルフレンドの一日の結びの言葉でいつもやられてるし。
永山椿、恐ろしい子。

この流れを受取る優和。
テンション高くLucky²のみんなをハグしまくる。
優和らしいリアクション。
そして次はもっと大きなステージに9人で立ちたいという願望まで。

そしてトリは優來。
色んな人にお世話になって、おはスタとか、アニメが好きでガル学2で声優やれたのがいい思い出になったと言っていたのがここだったのか記憶が朧気ですが、自分にとってとても嬉しい言葉だった。

この優來と日彩、年長さんのふたりがぐずぐずに泣いてしまっていたMCでいたが、それだけふたりでLucky²の年長組としてしっかりと引っ張ってきたのだと思う。
特に優來はリーダーっぽく振る舞ってみんなをまとめようとしているところがあったから尚更だったのかもしれない。
特にlovely²のときは社会的な事情により有観客でのLIVEはできず、Lucky²でツアーができたことで本当にホッとしたのだろう。

そんな涙涙なMCをまた椿がまとめて、最後の二曲へ――。

ツナグツナグ

ガル学2で唯一使えたGirls²の曲。
それがツナグツナグ。
そして今、Lucky²の曲にもなって、グループを超えてGL²familyをツナグ曲にもなっている。(ガルレボもそうだけど)

シリーズ構成をしていた自分にとっても大切な曲。
六人編成が最後ということは、このツナグツナグも見納めなのかなとちょっとだけ寂しくなった。
(だったら9人でやればいいじゃない)


Fun!Fun!Fun! ~夢∞~

最後を飾るのは『Fun!Fun!Fun! ~夢∞~』
Lucky²のはじまりの歌。
キラパワの最初のOP。

最後に元気にパフォーマンス。
時は止められなから後悔だけはしない。
前に進んでいくLucky²らしさが出ていました。

すべてが終わって

Lucky²のファーストライブツアーはこれにて終了。
最後だけですが昼と夕方の公演を観ることができて本当によかった。
実は裏でGirls²が神宮花火でLIVEやってたんで「ぐらり」とは来たんですが、Girls²はもう自分たちで歩きはじめてるしオーダーに応えられる力を身に付けてきてるけど、Lucky²はまだファンの支えが本当に必要な子たち。
なのでLucky²の比重高めで行こう――と心に誓いつつ、心は新潟テルサに向いてたりするので、今度はGirls²やっぱりいいなぁとか言ってるんだろうなぁ。

以上、長文となりましたが「Lucky² First Live Tour - Brand New World!」の感想でした。
メモが相変わらずひどいのでもう何書いてるか、記憶を頼りに書きました。

では次回の余談をお楽しみに!

(2022/08/21:栞奈の名前が間違っていたので修正。少しずつ調整しております。更に記憶を頼りに描いた絵も追加しました)


サポートしていただけることで自信に繋がります。自分の経験を通じて皆様のお力になれればと思います。