余談『Girls² 5th Anniversary 「We Are Girls² -The Live-」』に行ってきた。
この日を半年待っていた。
思い返せば半年前、Girls²のツアー、activateの最終公演でこの公演の発表があった。
三周年記念ライブ『ダイジョウブ』以来のAnniversaryライブだ。
『ガル学。』を通しての関係者であった自分がひとりのファンとして、ファンと同じ目線でGirls²を見てみたいと思い、感情を共有することで自分にも新しい発見があるのではないか――という成長戦略もあったのだけれど、ここまでずっぽりとはまってしまう姿は、ミイラ取りがミイラというのは以前にも書いた覚えがある。
五年前の彼女たちとは、『ガル学。~聖ガールズスクエア学院~』のアフレコを通して出会い、最初にちゃんと話をしたのは美咲だった。
「私はちゃんと出来てますか?」
あの頃から美咲は自分自身の役どころに対するプロ意識を持っていた。
50cmくらいの距離で話をしていた彼女は自分をまっすぐな目で見ていた。
どこか不安げでありながらも「ダイジョウブ」の言葉を待っているようでもあった。
主人公であった都愛はマイペースで、一瞬、やる気あるのかなぁとも思わせる空気も出しいたけれど、ちゃんと台本を読んで練習はしてきていて、最初こそはアニメのキャラに声をあてる難しさに苦戦しつつも、徐々に「トアは都愛以外に考えられない」と作っている側にも思わせるキャラへと成長させていった。
今でも最終回の泣きの芝居など、ここまでできるんだなと思わせるだけの成長も感じさせられた。
他のメンバーもそうだ。柚葉と桜花は自分と真逆のキャラに悩み、綺羅と來亜は同じタイミングで収録することも多く、少しだけ声優経験のあった來亜がなかなかうまくできずに泣いてしまう場面もあった。それだけにプライドが高いのだなと感じさせられたものだ。未渚美は成長期の声変わりのタイミングが重なり苦労していたものの、百花のマイペースさがいい雰囲気を作っていたことで卒なく芝居を完成させていた。
わずか一年ほどだけれど、自分が関わったアフレコだけでもこれだけの思い出がある。
それならば五年間、彼女たちと共に過ごしてきたスタッフの方々の感情を思うと、言葉にできないものがあるのだろうと想像できる。
そんな彼女たちが今日、五周年の感謝の気持ちをファンに伝えるライブをする。
なにがなんでもこのライブには行かなくてはならない。
仕事は忙しいけれど、半年前からいい続け、この日だけは仕事を絶対にいれないようにしてきたおかげでライブに向かう段取りがついた。
――のだが、体調は最悪だった。
朝5時起床
体調がよくないこともあって、ライブに万全に望むためにはギリギリに行くのが正解なのだろうけれど、現地にいって限定グッズを手に入れないことにはおそらく自分を呪う羽目になるので、とりあえず早めに出ることにした。
朝から蒸し暑い、そんな一日。
最寄りの始発のバスは6時11分に出発する。
そのための朝5時起床。目覚ましよりも早く起きたので厳密にいえば4時45分だったのだけれど。
準備をして予定どおりバスに乗り、中央線と山手線を乗り継いで原宿へ。
7時10分ごろには代々木第一体育館に到着していた。
これまでのツアーに比べるととても近い現地。
ただこの代々木体育館が陸の孤島であることは注意しなくてはならない。
敷地内に自販機はない。
原宿駅のNEW DAYSか、代々木公園内の売店が最寄りとなる。
なので駅のNEW DAYSでおにぎりと飲み物を購入して現地入り。
既に60名ほどの列ができていて、ここから物販スタートまでの4時間50分、ひたすら待つだけの戦いが始まる。
くまのプーさんのシートを敷いて座り、とりあえず体力を温存する。
スマホを見ているとバッテリーを消費しそうだったのでぼんやりと景色を眺めていた。
今、振り返るとなにを考えていたのだろう?
蒸し暑い。
時折、吹く風が気持ちいい。
あ、知り合いだ。
――などとなにもしないで過ごしていた。
8時30分ごろに一度、二列待機に並び直しがあり、9時10分ごろに更に四列へと並び直しがあった。
トイレは幸い、敷地内にあり、そこそこ広く、コレに関してはリリイベなどより快適でもあった。
いつもであればイラストをシールにして持ってくるなどのことをしていたため、なにかと声をかけられたり、それをきっかけにコミュニケーションを取るなどしていたのだが、今回はその作業をする時間が作れず仕舞い。
なのでただただ黙してぼんやりとときを過ごす男となっていた。
10時前になると知った顔も多く現れ、自分が現在、アニメの監督をしている『ひみつのアイプリ』のカードを交換したいという女の子のパパにそれを渡したり、前から知り合いだった子にもダブっていたカードをあげるなどの布教活動をしていた。
この子たちが間接的にお金を運んでくれる――と思うわけもなく、ただこのキャラクターたちの愛らしさをわかってくれたら幸いだと思いつつ。
待つ間、時折、風が吹くものの、基本的には暑い。
なので用意した水分は底をつき、代々木公園にまでドリンクを買いに行く。
とにかく暑い。
実は家に帰ってきてから日焼けしていることに気づくぐらいには地味に暑かったのだ。
曇り空とはいえ紫外線恐るべしである。
12時。グッズ販売の列が動く。
自分もその流れに合わせてレジ前に並ぶ。
自分の前の人がなかなか終わらない。
次々と商品を追加していく。
「あ、これずっと続くやつだ」
と思いつつ、まあしょうがないよねぇとなりながらその人を観察する。
応援セットが複数人分、追加され、更には団扇も追加され、どんどんどんどん追加されていく。
レジのお姉さん、メモをとりながらそれに対応するも、裏方のチーフから「そのやり方、次からやらないで」と注意されてしまう一幕も。
あのチーフの人、前もいたなぁと思いながら自分の番を待つ。
3000円お会計でカプスルまわせるメダルが一枚もらえるのだけれど、自分の前の方、結局21?(28?)枚ほどになっていたのでそこそこ積んだのだなぁと感心したりもした。
(その後、その方がS賞当ててたようです)
自分はというと、限定ボックスとツアータオル、そしてフォトカードを。
フォトカードは一袋650円で5枚Girls²のフォトカード(トレカ)がランダムで入っているもので、全50種類。
全身映っているものがシークレットらしい。
自分は30袋購入。結果、未渚美のアップと柚葉の全身が揃いませんでした。
残りはコンプしてます。
そして展示されていたグッズは以下のとおり。
カプスールはC賞しか当たらなかったので割愛。でも最推しの美咲は来ました。
そしてCDの予約コーナーへ。
今回、『寄り道』の収録された新EPを購入することで、ステージなどにあがってGirls²に会える特典などがありました。
もちろん自分はかすりもしませんが。
そんな積んでませんし。(現在、Lucky²に積む方針なので……)
(昔、一度だけ、サインとスマホ撮影というコラボが当たったことがあったので満足してます)
他にはGirls²がCMでコラボした株式会社カネカさんのQ10ヨーグルトが無料で配布されていました。冷えていて美味しかったです。
買うものもかったのでここからは開場までの4時間程をどう過ごすのかという、修行の時間。
いつも頼りにしているフードコートはない。
原宿、渋谷の昼時なんて座れる場所すら奇跡なわけで、自分は広い広い代々木公園でだらだらすることに決めました。
代々木公園
日曜日の代々木公園はのどかで、親子連れだけでなく外国人の方々も多く見られました。
また入口ではロックンロールなダンスを決める方々が踊っておられました。
昔、ゲームの会社で働いていたとき、同僚がここに混じって週末踊っていると語っていたことを思い出します。彼はずっと革ジャン革パンでリーゼントスタイルでドット絵を打っていたシャイなところのあるナイスガイでした。
ホコ天以来、その文化を継承しているのかなと思いつつ、自分は公園内へ。
軒並みベンチは埋まっていたので、奥の陸橋前の岩の上に座り、涼を取ります。
地面にシートを敷いてピクニックのような雰囲気で過ごす家族連れや、外国人の方々もそこそこ見受けられました。
自分はとにかく並び疲れと体調の悪さが一気にでたのと、身体がベタついて気持ち悪いのと――。
上のTシャツを脱ぎ、インナーになってとりあえず乾かす感じで。
インナーといっても目立つものでもないのでそこまで期にすることないかと。
時折吹く風が気持ちよく、20分くらいそうしていたところでようやく体力も戻ってきたので、昼ご飯を食べるために渋谷方面へ動こうと決意します。
能登復興を掲げたチャリティーイベントらしきものが開催されていたり、キッチンカーなどが集まっていろんなものを売っていたり。
ただ正直なところ、まともなものは食べられない体調だったのでおにぎりとかが限界かも――。
そんなわけで結局のところ、神南のデイリーヤマザキにはいっておにぎりとドリンクを買って、再び公園内へ。
縄跳び――じゃなくて、ダブルダッチというんでしたっけ?
それをする集団がいて、その方々を眺めながらぼんやりおにぎり食べてました。
途中、仲間内でもベテランらしき方が来た時、グーパン合わせて挨拶躱してたので、こういう方々ってこういう粋な生き方しててちょっとうらやましいなとも思ったり。
日曜日の公園にはいろんな文化といろんな人たちがいて、自分の知らない世界が垣間見られるところが素敵なのかもしれません。
再び会場へ
やることもないので午後2時くらいには再び会場へ。
すると以前、知り合った若者がフェンス際ですわってカード交換をしていたのでその近くに座り、自分も買ったフォトカードを開くことにしました。
ところが雨。
急に雨が振り始め傘無しにはしんどいくらいに。
傘したでカードを開封確認していたのですが、並べて整理するまではいかず。
その場での交換はあきらめ、家でやろうと割り切ることに。
その後、いろんな知り合いが集まり始めて、雑談しているうちに開場時間近くに。
開場時間
開場時間前に自然と列ができていたのですが、スタッフから時間前に案内しますとアナウンス。
見ると入場口の上に入場の仕方によって受付が違うことが書かれていたのだけれど、傘をさす人たちでそれが全く見えなくなってしまう事態に。
更にはチケットブックでのQR分配のできない人の列のアナウンスが不十分だったりと、入場に関してはちょっと運営側の段取りの悪さを感じた次第でした。
たぶん列後方なり中盤でプレートなり持って人を立たせていれば問題なく列形成できたと思うのですが、拡声器のみでは難しいかなと。
またチケットブックのQR読み込みの設置なども手間取っていたようでQR読み込みに並んで20分くらい待たされました。
そんなこともあり、開演時間が10分後ろに倒れる形に。
これまでで一番、段取り悪かったかもしれない。
入場(ここまらネタバレ含みます)
ロビーに入ると、関係各社から送られてきた飾り花がたくさん並んでいました。
あれって撤収する際に大変なので辞退されることも多いのですが、記念にと贈ってくるところは多いようです。あったほうが華やいでいいんですけれどね。
またメッセージボードなどもあり、色んな方がGirls²の五年間を支えてきたのだなと思いました。
もちろん裏方であった自分からするとここに名前のない多くの方々いることも忘れないでほしいなと感じた次第です。
そして中へ――。
実のところ、アリーナの席の配置がどうなのかは入場するまでまったくわからずじまい。
そのため、SNSで席のブロックの予測からアイランド形式なのでは?と予想されていました。
そしてそれは正解に。
入場口からアリーナのD、アイランド挟んで南側(正面)がA、北側がB、そして奥がCという形でのブロック形成。
更にはスタンドなどはアイランドの柱部分の見切れを避けるように席があけられていました。
自分はC6の3列目9席。
なのでCブロックの中盤の中央通路近くでした。
ステージもよく見えて、そこまで遠くない感じ。
また眼の前の道に、トラ模様の規制ロープが張られていたので「ははん」となりました。
また入場の際に、黒い布に覆われた四角い物体があったことにも気づいて、「ああ、アリーナだなぁ」と感慨深いものがこみ上げてきたり。
座って準備をしていると開演が10分遅れるアナウンスがあり、まあ万全な体制で始められたほうがよいので、センターステージ見上げて上演が始まるのを待つことに。
自分の座席から見た感じではこんなイメージでした。
真ん中に黒い箱が置かれているようで、あれはなんだろう?という期待感が高まります。
上演開始
18時10分、音楽が流れ始めステージ中央の黒い箱がモニターであったことが判明します。
そのモニターに映し出される彼女たちの姿。
そして一曲目がなんなのか――。
オープニング用の編曲されたこの曲は一発目にふさわしいあの曲――。
01: I wanna 宣言 ライブ仕様
02: C'mon Neo Zippang
このライブ、柚葉が一番楽しんでるのが伝わってくるはしゃぎっぷりが見えました。
03: 人人人生紹介ソング―続編―
とにかくこれまでのステージと客席の関係性ではない全方位のアイランドステージならではのフォーメーションが新鮮で見ているだけでワクワクしました。
04: MC
とにかくここまでの五年を見てきたGirls²ファンにとっては胸熱な部分。
それでも都愛はゆるーく挨拶。
これが彼女の最大の魅力でもある。
ここで先日放送されたバズリズム02の話題に。
そこで披露された『寄り道』のアナウンスをここで。
10月30日の発売され、初回限定盤にはなんとこのライブが収録されるとのこと。
という流れで次の曲へ。
05: 寄り道 -Take it easy baby -
しっとりとした曲の展開から次へと移行する中で立ち位置を「どこ、どっちだっけ?」という小芝居から
06: どっち!?
07: Love Genic
一度センターステージから横の花道へとGirls²が移動。センターのステージの照明が落とされます。
08: Juga Juga JUNGLE
再びセンターに戻った時、jugaで新しいステージでの演出が展開。なんと白い椅子をつかったもの。
色気のあるコレオがファンを魅了します。
09: UNCOOL
とにかくこの椅子をつかった演出はこれまでにない雰囲気を醸し出し、大人になってきた彼女たちの魅力が引き出されています。そしてかっこいい。
とにかくUNCOOLはCOOLでした。
ここから「みんなのところに行っちゃうからね~!」のコールからのあれ。
そう、トロッコです!
これが近かった!
本当に近すぎた!
10: STARRRT!
Girls²が二人ずつトロッコに分乗し、四台のトロッコが場内を移動します。
組み合わせは忘れてしまいましたが、とにかく近くを通るとペンラを振ることに気持ちが集中。
ただその間も、センターステージではEXPGのキッズダンサーたちが盛り上げてくれていました。
11: Give Me ♡
12: Party Time!
13: #キズナプラス
14: Girls Revorution
数曲かけてのトロッコ行脚でファンはおおいに楽しめました。
もちろん通過するときに後ろを向いていることもありましたし、それでも近くにいるというだけで大満足。アオリもよかったです。
そしてセンターステージに戻ってのパフォーマンスに。
15: Make My Day
ここまでの盛り上がりを見て、感じて、
「お前らすごいよ」という言葉が頭に浮かびました。
不安そうだった時期を経て、
ダイジョウブのときに「みんなを連れて行く」「魅せる」こと宣言。
そして今、このとき魅せられている自分を思い、こんなガールズグループどこにもないよと心底思いました。
歌う、踊る、魅せる。
全方位型だからこそ、浸透するのに時間がかかるのかもしれないし、やはり彼女たちの力が最大限に発揮されるのはステージ。
テレビの枠の中では彼女たちの真価は発揮できないのかもしれません。
観客がいてパフォーマーがいて。
相乗効果で作リ出すスクエアなドライブが彼女たちの持つ最大の魅力なのでしょう。
16: MC
楽しんでいただけてますか?
トロッコで皆さんの近くまで行けました。
五年間やってきたこと、今のGirls²から皆さんへの感謝の気持ちを手紙にこめたこの歌を――。
あ、ここでいつものエンディングの曲を?と思った。
同時にどれだけ濃厚なライブになるかとも。
17: LETTERS
そしてセンターにピアノとギターが設置され、ピアノには美咲が座って。
メンバーも座ってすべての方向を向いてのパフォーマンスが始まる。
18: スキップ! バラードバージョン
そして中央上部のモニターにこれまでの軌跡を辿るような映像が映し出される中、ピアノには未渚美が、桜花がギターを手にして披露されたのが次の曲――。
19: ありがとう~ひとことあなたに~ Girls²バージョン
桜花がギターに専念しているために、柚葉がそのパートを歌っていた。
個人的に『ガル学。』の曲は沁みるのでもうかなり満足。
20: ブレイクタイム
ここで一度、Girls²たちが小休止。
センターステージには元気なキッズダンサーたちがあがってきて。
21: チョコモーモー(EXPG Kids)
22: ズッ友 Heart Beat(EXPG Kids)
ダンスムードになったところでダンストラックが始まる。
23: DT
(BYE BYE BYE)YOUKA→MOMOKA→YOUKA&MOMOKA
YUZUHA→KIRA→YUZUHA&KIRA&TOA→TOA
(Shangil-la)MINAMI&MISAKI&KUREA→KUREA→MINAMI→MISAKI→Girls²
24: Countdown
綺羅・桜花のLAPがマジでかっこいい。
25: 80's lover
ダンストラックの最後で花道へ。
モニターに映るその姿がどこかランウェイにも見えて、彼女たちの活動してきた軌跡がそこにも感じられて。
26: CLICK
今回、カメラワークにもかなり力が入っていて、アリーナならではの観客を背負ったペンラのボケた明かりとGirls²たちという構図が最高にエモい。
次にはモニターにあのロゴが映し出され、この声が場内に響く。
都愛「みんな、元気?」
さあ、はじまるDJタイム。
23: DJ.TOA
(アニメ『ガル学。』メドレー)
センチメートル→サ×3サイコー→Shine!→Never Give Up!~うつむかず顔を上へあげて~ →ワキ アイ×2→ALL OK! →Shining You,Shining Me~夢のチカラで~→セーノでGO!
ラスト、セーノでGO!に向かうところで一度、都愛がミス。
それでも「もいっかい!」という声に観客は「いいよ~!」と声がけ。
みんなが都愛のがんばる姿を応援する形に。
考えてみたらDJ経験浅いのにアリーナでパフォーマンス披露するのだからどれだけの練習積んできたのかと思ってしまう。
そして無事に役目を終えたところで、懐かしいパフォーマンスが続く。
24: 走れ! 月火水木金曜日!(美咲・百花・柚葉・來亜・桜花)
25: SUPER☆OHA☆TIME(未渚美・綺羅・都愛)
26: ツナグツナグ
27: Good Days
このナンバーの並びは自分にとっての「ありがとう」TIME。
感慨もひとしお。
自分が彼女たちと仕事をしてきた一年とちょっとの時間が思い出される。
28: Swipe Up
明るいムードになってきた中で、再びトロッコタイム。
29: Seventeens Summer
イントロが流れる中で、
美咲21歳、來亜20歳、桜花20歳、綺羅20歳、柚葉19歳、百花19歳、都愛19歳、未渚美17歳
本当の17歳は未渚美だけ!?みたいな小芝居が入ってトロッコへ。
30: Enjoy!
ここでプレゼント抽選会。当選者の座席番号が披露されます。
もちろん自分はかすりもしませんでした。
31: HERE WEGO!
柚葉からお客さんへのアオリ!
OH YEAR!のコール
更にはパンパカパンからの熱唱を希望。もちろん歌った。
喉は調子よくなかったけど。
32: 大事なモノ
そしてステージへと戻って。
33: Magic
これがライブ最後の演目でした。
ずっとこの魔法に魅せられていたいと思う瞬間。
成長してきた中で、素敵なパフォーマンスの形に昇華できる実力は十分に備わっていると実感しました。
あとは飛躍するチカラ。
これは運もあります。
そして個々の魅力がどれだけ人に伝わるか。
それでも彼女たちを信じられると自分たちは思いました。
アンコール
34: ダイジョウブ
あのときの衣装を着てのGirls²が登場。
35: MC
デビュー当時の衣装を仕立て直してもらったのだけれど、未渚美の成長が著しく、だいぶ丈が短くなっていて。
未渚美曰く「あのときから20センチ、30センチ、40センチと~」
ないない!と総ツッコミ。
そして來亜から告知。
このライブの模様がU-NEXTにて8月に配信決定。
なぜオンラインで中継しないの~という声もあがりそうですが初のアリーナでスイッチング含めてなにを基準に演出してよいかが読めないからというのが理由だろうなと思います。
自分も演出する側にいるのでできるだけいいものをお届けしたいと思うので「あー、なんかわかる~」となった次第。
更にこの公演のミニバージョンとして
We Are Girls² The LIVE mini
が全国六都市で公演予定とのこと。
SPIN OFFということなのでファンミティーング以上、ツアー未満な感じなのかな?
みんなまだまだ声だしていける~!
オー!
の返事に桜花の目に涙が。
理由はというと、ライブでみんな体力尽き果たすって約束したのに~とのことでした。
でもアンコールで使い果たすからという他のメンバーからの声に納得したようでした。
36: Ring Ring♪
37: 恋するカモ
38: ABCDEFガール
39: 私がモテてどうすんだ
40: ラストMC
來亜:お越しいただきありがとうございます。この代々木のイベントはGirls²の五年間の中でも一番大きなイベントです。リハもみんなで作っていく中で、うまくいかなくて止まってた時期もあったけど、支え合ってここまで来られた。始めは緊張してたけど盛り上がったらいいなって。
これからも応援よろしくお願いします。
綺羅:
(綺羅の目に涙)
Girls²の五年間、このメンバーで本当によかった。大切な時間をここに使ってきて楽しいだけじゃない、自分を信じられなくなるときもあった。メンバーともいろんなことあったけど、ずっと支えてくれた(ファンの)みんなに心から感謝します。
未渚美:
(未渚美の目にも涙)
嬉しいことや悲しいこと、このメンバーで経験する中で、いろんな試練があったけどメンバーや、ファン、友人や家族が支えになってくれてチカラになってくれた。
私もパワーをあたえてみんなを支えられる存在になりたい。
私はGirls²のメンバーでほんとうによかった。みんなの人生変えることができてよかった。大切な存在になれて幸せが終わらないようにしたい。
桜花:
(もちろん目に涙)
ここに立てる喜び、その前に不安もあった。半年間の準備期間の中で立ち直れないかもしれないと思うこともあった。
支えてくれた家族、スタッフ、メンバーもだし、ファンがそばにいて応援してくれた。全部乗り越えて、五年間の感謝の気持ちをここにぶつけた。
人生の中で一番楽しいライブになった。
今日、このライブを最後に離れるスタッフさんがいて、最後まで見守ってくださってその人に伝わったらいいなって思ってた。
みんなのモチベも不安になったけど、成功できてよかった。まだまだこれから。TOP目指して走り続けるから、信じてついてきてください。
都愛:
来年二十歳になるし考えることがいっぱいあった。
(都愛、こらえきれず泣く)
みんなが笑顔で私を見守ってくれて、ミスしても盛り上げてくれて、支えられていたなって。
メンバーの中で浮いてるなって思うこともあったけど居場所をみんながつくてくれた。
それでもロールモデルにしてますとか、元気に声かけてくれるファンのためにも、DJ.TOAもみんなが観たいっていってくれたから実現できたし、初めてのファンがみんなで嬉しかった。
続けられるかわからなかったけど、この五年間を支えてくれてありがとう。
柚葉:
終わっちゃうよ~!
二日前から緊張してて、昨日は10時に寝ようと思ったのに1時半まで寝られなかったし。
みんながここまで好きでいてくれてるんだってわかったし。
私は小学四年生から芸能活動していて、学生という時間のほとんどを活動に注いできたけど、挫折しそうなときも応援してくれた。
ステージに立っていられるのが嬉しい。
だからパワーと笑顔を届けたい。
ありがとうを歌って感謝を伝えたけど、Girls²としてこれからも前進していくから!
百花:
貴重な時間をライブに使っていただけてありがとう。
activateでこのライブの発表があったときの映像の、みんなの反応を観て、元気をもらえた。
それなのにこのニ週間前に喉をやられて歌えなくなった。
それでもこのステージに立つまでにいろんなイベントあったのに、みんなも納得してくれて、スタッフも対応してくれて、歌手なのに歌えないどうしようもないときに、メンバーが支えてくれて、このメンバーのありがたみを感じた。
このGirls²がいてよかった。恵まれてる。
美咲:
メンバーに向けて手紙を書いてきました。
桜花「いつから仕込んでたの?」
美咲「セトリを決めた頃からいろいろ考えてた」
桜花「どうりで最後にこだわったわけだ」
來亜「こういうのが身内ノリだから」
美咲から改めて、
ここまでの五年間ありがとうございます。
歌やダンスが大好きではじめたことなのに、人をポジティブにする時間にできたことが嬉しい。
みんなの光になれるように、成長していくのでついてきてほしい。
41: チュワパネ
みんなが待ってたライブといえばこの曲!のアオリどおりにみんながはねてました。
金テープもパーン!と弾けて。
自分は一本取れました。もう一本も取れたのですが隣の子にあげました。
以上でライブのすべてが終了となりました。
ライブを振り返って
まずはGirls²をファンとして応援できる嬉しさ。
彼女たちがどこまで行くのか見届けたい。
そういう気持ちでファンになったので、成長を続けていく気持ちのがある以上、観続けていきたい。
そしてそれに応えてくれる彼女たちだからこその信頼もある。
まだ大人未満の彼女たちなのに、多くのファンを夢中にする時間を作れることこそがスターの証なのだ。
有名じゃないからそうじゃないというファンもいるかもしれない。
それでもGirls²は確実にファンの方向を向いて、パフォーマンスを続けてくれている。
もしかすると我々ファンが呪縛になっているのではないかと思うこともある。
(ここからは藤咲個人がなんとなく思っていることです。異論はあるでしょうけど、個人的な雑感ということで)
このライブを観て個々の力が徐々に頭を出している感じがしてきた。
まずは桜花の全体的な力が伸びていること。
常に真剣にすべてのパフォーマンスに望んでいる姿勢がここで現れてきている気がする。
以前、ガル学ライブの演技指導の際に、桜花に特に問題なかったのだけれど、視線の位置、向き方など微に入り細に入り、質問をしてきた記憶がある。
彼女は自分が求めるパフォーマンスがその演出に適っているのかをかなり考えているからこそ、そんなところまで答えを求めようとしているのだ。
だから今がある。
桜花はすごい。
そして都愛。
彼女自身悩んでいる時期なのかもしれない。
ファッションリーダー。マイペース。
自分がやりたいカッコいいパフォーマンスとは違う部分を求められることへのギャップ。
けれど彼女のバランスのよい身体をつかったダンスは確実に人の目を引くし、それをもっと活かせるだけの可能性もある。
ちょっと臆病なところがあるだけにその壁を自分の力で登っていければよいのだ。
百花は自分が歌手だと宣言している。
その自負もあって今回のライブの喉の状態は納得できないところもあったかもしれない。
この経験を活かせばいい。まだチャンスは数多く残されているはず。
柚葉は今回のライブを観て、本当にアイドルなのだと実感させられた。
なにかと目を惹くし、また振り切ってからの柚葉は実にチャーミングである。
かわいいとかじゃない。
魅了する力があることがアイドルの条件。そして人に楽しい気持ちを与えられるには、自覚が必要なのだ。
柚葉はもうすぐ二十歳になる前にスイッチが入ったような気がする。
未渚美は桜花の後を追うように成長してきている。末っ子キャラであった顔はもうしていない。一人前のパフォーマーになっている。だからこそ、自分なりの目標を打ち立ててもいいような気がしている。
來亜も自らのポジションに悩んでいるような、いないような。
ただ恵まれた顔立ちを生かさない手はない。
アイコンとしてのポテンシャルが高いため、彼女をキャスターに据えたニュース番組などがあるとそれなりにヒットする予感がある。
綺羅については十分やっている。
ドラマにレポーターにと自分の名前で仕事が取れている以上、彼女のアイコンとしての質の高さと、そのギャップとも言えるダンスパフォーマンスのスキルの高さがいきている。
だからこそ、身体には気をつけてもらいたい。
ダンサーは故障と付き合いながらパフォーマンスを見つめ合っていかなくてはならない。
いずれは指導者にもなるのだろう。そのストイックさが教え子たちに伝わると次世代のGirls²たちが生まれてくると思う。
美咲については言うことはあまりない。
リーダーとして自覚がありつつもポンコツなところが彼女の魅力でもあるからだ。
ただ、目指すところは多いような気がする。
だから多方面に欲張らず、ひとつひとつ熟していってほしいという気持ちがある。
Girls²というグループがあと5年。10周年を迎えるときにファンでいられたら自分はたぶん幸せなのだろうと思う。
それだけの時を共に過ごせるのだから。
(そのときはもう62歳だけどさ)
――以上、本日の余談でした。
次回をお楽しみに。
サポートしていただけることで自信に繋がります。自分の経験を通じて皆様のお力になれればと思います。