見出し画像

「…アンタ、あの娘の何なのさ?」敵を知りたい。新型コロナウイルスのことを知りたいと思ったライターが調べた、収束に到るための、そこはかとない希望。

「ハマから流れて来た娘だね」

新型コロナウイルス=COVID-19? これだけ騒がれてるのに実態がよくわからない。

飛沫感染します。ウイルスが粘膜に触れると感染します。感染力強いです。ダイヤモンドプリンセスで食い止められませんでした。空気感染もするかも。70%アルコール効きます。温度に弱いとか嘘です。次亜塩素酸効きます。持病ある人やばいです。マスク意味ある?ない? …テレビ見ててもなんとなく伝わってくるのはこのへんの情報だけ。

ということで、戦を勝つには敵を知ることということで15分くらいでサーっと調べてみました。

***

「…アンタ、あの娘の何なのさ?」

①ウイルス名:SARS-CoV-2 、または 2019 Novel Coronavirus, 2019-nCoV
②働き:2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患=COVID-19を引き起こす
③ウイルスの生存寿命:6時間〜12時間(予測値)*ドイツの研究所では4~5日という説もあり

【出典】
寿命について:https://weathernews.jp/s/topics/202001/230225/

名称等について:
https://ja.wikipedia.org/wiki/2019%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

***

「髪の長い女だってここにゃ沢山いるからねエ」

とりあえずは、以上。

この時点で、新型コロナウイルスの別名=COVID-19ではない!?
ウイルス名が「COVID-19」ではないということにまずびっくり! HIVウイルスがAIDSを起こすみたいなもので、「COVID-19」という疾患名がピックアップされている状態なのですね。

個人的に一番知りたかったのはウイルスの生存寿命で、こんだけ市井の人を封じ込めてウイルスが封じ込められなかったら目も当てられない。
逆に、「何日間ガマンすればこうなります!」を提示できれば、日本人は耐えることができると思う。

「仁義を欠いちゃいられやしないよ」

ということで素人なりに考えると、希望があるのはまず『街中の至る所、電車の吊り革や手すりに付着してるウイルスは、何も消毒しなくても数時間から、長くともおそらく4~5日で死滅する』ということ。

耐えるべきは、5日間。

この情報だけでもちょっと救いがある気がしませんか? 4~5日、自宅にこもり、身の回りを滅菌・消毒・清拭して大人しくしてれば、世の中の目に見えないところにあるかもしれない「感染源」をグッと減らせる。

また、その自宅にこもっている間に風邪症状らしきものが出てきた人は家で治療に専念して、ウイルスを撒き散らす症状(せき、鼻水、くしゃみ等)が治るまでじっとしている。

回復後もウイルスが再度活性化=ぶり返したりするようなので、とにかくキャリアの可能性がある人はウイルスを撒き散らさないように注意する。このへんは専門家から情報が欲しいところだけど、手足口病みたいに2~4週間は排泄物からウイルスが出る、みたいなことはあるのだろうか? どちらにせよ、マトモな大人なら自制して周りに伝染させない努力ができるのではいだろうか。

「小さな仔猫を拾った晩に」

問題は子どもだ。遊びたい盛りの子供に、じっとしてろというのは無理だし、マスクも手洗いも大人のようにできるかというと、小学校低学年以下はまず無理かな。

上記の「自宅にこもって風邪症状が出ている」ひとのうち、本当に死ぬかも、という症状が出た人だけ病院に行けば良い。それだけスクリーニングされた結果で病院に駆け込むのは本当に治療が必要なひとのはずだし、そのつもりで医療関係者がプロの本気で取り組めば、そこから感染が拡大するということは避けられるのではないか。

上記のプロセスにおいて、コロナかどうか?の判断をするために検査が必要であり得るのは『自宅で治療してたけど、さすがに死ぬかも、と思って病院に駆け込んだ人』を『医療関係者が必要に応じて検査をする』というフェーズにしかない。

俺たちにできることは検査をして安心を得ることではなく、まず病気にならないこと。症状が出てもまずは風邪だと思って極力自力で治すこと。

それでも治らなかったら医療施設に行くわけだが、それだって必要があれば医者が検査をするだけのことだ。

***

「ウブなネンネじゃあるまいし」

今回、個々の大人の本気が試されてるように思う。

必要なのは検査ではなく、ウイルスを押さえ込み、明るい初夏を作るのだという意思と連帯だ。

政府に不平不満を言うのは簡単だし、なんとなく物申してる感・生産性がある感もするかもだれど、誰かに責任を押し付けてる状態では実は1ミリも事態は前に進んでいない。「祈りや願いとは無関係に、現実は始まる」のだ。

医療のプロの情報を正しくうけとり、デマに惑わされず、自分自身の行動が子供たちの未来を左右するのだと言うことを正しく(でも気負わず)等身大で理解し、正しい行動を選びたい。

3月から学校が閉鎖され、出社が禁止され、日本が停止する日までカウントダウンが始まった。

「アンタ あの娘に惚れてるね」

「あんときは大変だったよね〜!」とみんなの共通項の苦労話として、笑える日が来るように、過度に恐れることなく、できる限りの最善を最大限おこなって、この苦境を乗り越えたい。

1日でも早く、もとの「なんでもない退屈な日本」に戻れますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?