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集客の失敗事例と解決策13:未経験の業界でもクライアントを信じれば、意外と問題解決できる。

集客の仕事をしていると、自分よりもクライアントさんの方が、業界の知識を持っていることがあったりします。

それはそうで、マーケターが全ての業界に携わっているわけではないので。そういう集客の依頼があったときマーケターはどうするか。

僕は信じてくれる人がいるなら、ありがたく、その仕事を受けるべきだと思います。わざわざ集客の依頼をしてくれるということは、やはり信じてくれているのです。その期待に答える。

僕もマーケターの方に2度、集客の相談に乗ってもらったことがあります。そのとき「この人にお願いしたい!」という名指しでした。逆にその人以外だったら、お願いしたいと思わないくらいでした。きっとサービスを買うとき、商品を買う時ってそういうお客さんが多いと思うのです。

では、未経験の業界にはどうやって対応すれば良いのか?

僕は未経験の業界(柔道教室の集客のサポート)のときに、

①GOAL設定
②3M(フレームワーク)の活用
③アクションプランの作成

で問題解決させていただきました。

①GOAL設定

まず、何年何月何日までに~~名集客した。というGOAL設定をしました。そのときに「なんでこの柔道教室の集客を行うことが大切なのか?」という原動力の確認も一緒にさせていただきました。それで柔道教室、存続への熱い想いがあったので、これはサポートできるなと思いました。

②3M(フレームワーク)の活用

3Mとは、マーケット、メディア、メッセージの頭文字をとった概念です。アメリカの億万長者メーカー、ダンケネディが提唱しているマーケティングのフレームワークになります。

・マーケット(市場):見込み客は誰か?です。

見込み客とは、

お金を払う能力と意思があり、解決策を積極的に探している人のこと。

これが誰か?を一緒に特定していきました。

・メディア(媒体):見込み客はどこにいるか?です。

このときは小学校や図書館など、児童館なども、候補でした。

見込み客がどこにいるのか?を考え尽くします。

・メッセージ:どんなメッセージだったら見込み客に届くのか?です。

広告の考え方になりますが、見込み客が「頭の中で何て呟いているのか?」が鍵となります。「見込み客の頭の中の会話に入り込め」という格言があります。見込み客が頭の中で何て呟いているのか?その頭のつぶやきをそのままコピーにして書き始めると、刺さるメッセージが作っていけます。

③アクションプランの作成

GOAL設定と、3Mのフレームワークで整理したら、アクションプランを作成します。具体的には、

「次回までに何を進めたら効果が出そうか?」

という問いからアクションプランを作成して、アクションプランを実行する上での障害がありそうであれば、それを事前に取り除きアクションプランをやってきてもらいます。

このときは1週間後までにやってきてもらうアクションプランを一緒に決めていました。

結果:

コロナの影響で、3年間新規ゼロだった柔道教室でしたが、4ヶ月で7名の生徒が増えてあと10年存続できる人数になりました。

と言っていただけました。

クライアントを信じれば、問題解決できます。

マーケターは信頼してくれたクライアントと自分自身を信じましょう。


藤巻大貴(ふじまき だいき)

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