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#投稿企画

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記事一覧

キャリーザサン

 1月1日の能登半島地震を機に、家にある防災グッズを見直してみた。防災グッズリストを見ながら、今度買おうと後回しにしている物がいくつかある。その中の一つがランタンだ。  停電した時に、懐中電灯やキャンドルはあるが、懐中電灯は部分的に照らすことはできても部屋全体は暗い。キャンドルは、猫がいるのでちょっと怖くて使えない。  以前ラジオで、ランタンが停電の時にいいと聞いて、スマホで公式サイトを開いたままになっていた。それが、『ソーラーランタン キャリーザサン』だ。 http

あたらしい朝がきた

〜あたらしい朝がきた〜希望の朝だ〜  ラジオのノイズと共にこの歌が今日も頭に響く。私の毎朝の日課はラジオ体操だ。もちろん今はYouTubeで動画を再生しているのでこの曲はかからない。私の頭の中の記憶だ。  子どもの頃の楽しい記憶。夏休み。朝6時半から近所の公園に集まってラジオ体操をした。どんなに眠い朝も、スタンプカードにスタンプがたまり、朝から友達に会えることが楽しみで通った。音響担当の時は、家から電池の入ったラジオを持って行く。少し重いラジカセを3つ上の兄が運んでいたの

Count 10 of fabness

 「count 10 of fabness」この言葉は、私が19歳の時、当時仲良くしていたイギリス人の友人が、私の日記帳のすみっこに書いてくれた言葉だ。(今調べるとそんな単語はないので、多分彼女が作った造語だったようだ。) とてもネガティブで落ち込んでばかりいた私。そんな私を励まそうと、「今日あったいい事を10個書いてみて」と彼女は言った。10個もいい事なんてないよ。当時の私はそう思っていた。  あれから何十年も経って、今私は寝る前に、今日あったいい事を数えてから寝ている

大好きな「フレンズ」へ

 チャンドラーが死んだ。え?なんで?嫌だ!嫌だ!頭の中がひどく混乱する。  この一文は、ドラマ「フレンズ」でチャンドラー役を演じた、マシュー・ペリーさんが亡くなったというニュースを目にした日に書いたものだ。とてもショックで行き場のない気持ちをひたすら書き殴った。投稿するにはあまりにもぐちゃぐちゃで、人の死という繊細なものであることにも迷った。もうなかったことにしようと何度も思った。  #好きな番組 として投稿することで、この気持ちを少しでも浄化できるかもしれない。いい