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【雑感】タモリさんの言葉通り「実力より高め」の仕事が来るもの

以前話題になったタモリさんの言葉に「自分の中で『これくらいの力がついたらこれくらいの仕事をしよう』と思ってもその仕事は来ない。必ず実力よりも高めの仕事が来る。それはチャンスだから、絶対怯んじゃだめ。」と言うのがある。これはホントに深くて実戦的な言葉だと思う。

http://youpouch.com/2010/10/14/114516/

自分語りですみませんが、自社の仕事の半分は「IT関連のコンテンツ制作」で成り立っている。ところが20年前、「IT関連の記事を書かないか?」と仕事を紹介されたとき、自分はパソコンをはじめた程度で、「ITのこと全然わからないのでダメです」と断ろうとした。

ところが間に入った人が、「今後IT分野は伸びていくし、チャレンジしたら!」と無理やりつないでくれて、そこから現在に至るわけだ。つまり、あのとき断っていたら現在の売上の半分はない。ないというか、今頃会社も存続していない。

ITのことがチンプンカンプンなぼくをよく辛抱して使ってくれたものだと思う。それでも自分は、わからないことを逆手にとって、「誰にでもわかりやすいものを作る」という特長を打ち出すことにした。

こんなnoteを公開してしまうと、クライアントのみなさんは「なんだ、君はあのときまったく素人だったのか!」と怒るかも知れないなあ(笑)。そうです。勢いで受けてました。すみません。

自分のことはさておき、「ちょっと無理かな」ぐらいの案件が来たときは、自分にとって「芸域」を広げたり、自分にどれだけ対応力があるか賭けてみるチャンス。それでもし仕事がうまく行かなかったら?

土下座してあやまればいいと思うけれど、目一杯努力すれば、そんなに悲惨なことにはならないと思う。世の中そんなに捨てたもんじゃないです。

人によって幸せの基準はいろいろ違うと思いますが、「仕事が楽しい」というのはかなり幸せの中でも大切なところにあると思います。どうしたら仕事が楽しくなるかを毎日考えてきた小さな会社の代表です。