FUJIKI TOSHIAKI

小さなプロダクションやってます。文章書いたり、たまに曲も書きます。そろそろちゃんとno…

FUJIKI TOSHIAKI

小さなプロダクションやってます。文章書いたり、たまに曲も書きます。そろそろちゃんとnoteやろうと考え、どうせならテーマを決めたい。「独立すること」について書いてきました。書いてきたら60歳超えたので、「定年」とか「認知症」「終活」など切実で身近な話も書いていきます。

マガジン

  • 晴れた日は会社を辞めたい~ミドルシニア独立記

    7年間夕刊フジで「定年起業への挑戦」というコラムの連載に携わっていました。2021年4月1日にて連載が終了しましたので、こちらで新しい記事やこれまでの記事の振り返りなどをしていきます。ミドルシニア(おおよそ45~60歳)の人たちが副業や起業、個人事業主として自立していくためのコンテンツにします。

最近の記事

わたし、ヨドバシの味方です

「そごう・西武」の身売り報道を見てると、ヨドバシが下に見られているような感じを受けます。「百貨店の方が家電量販店より上」みたいな。そこはヨドバシファンとしてはひと言いいたくなります。  ヨドバシのネットを軸にした販売システムは、日本の流通業界でトップレベルであり、最先端を走っていると思います。そして販売スタッフのスキルも高い。ぼくもつい最近親切に対応してもらい、あらためて見直したところです。  「ヨドバシを迎え入れたら豊島区のイメージが下がる」みたいな意見を聞くと「はあ?

    • ライターマガジン様主催で『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』公開インタビューを受けました

      2023年7月31日、ライターマガジン様主催「稼ぎ続けるライターになる営業術!~ライター業33年藤木俊明氏に聞く仕事の途切れない方法 公開インタビュー」でお話ししました。詳細はリンク先の記事をご覧下さい。 ライターマガジンの皆様ありがとうございました。 ぼくはライターとしては大したことの無い人間なのですが、キャリアがやたら長い、つまり生き抜いていること、そしてライターでもあり、ライターに発注する人でもあるという両方の目線を持っているということで選ばれたのだと思います。

      • 歯周病が認知症の原因に? 広島で医科歯科連携を進める医療法人おひさま歯科・小児歯科 辰本理事長に聞く

        「歯周病の予防が大切」と聞かされても、「他人事かな」「自分は大丈夫」「歯が痛くなったら歯医者に行けばいいじゃん」と考える人が多いのではないでしょうか? アルツハイマー型認知症で変わり果てた私の母親  実は筆者もそうでした。しかし、「歯周病は認知症の原因のひとつ」と聞くとどうでしょうか? ちょっとおだやかではいられません。歯周病と認知症には大きなつながりがあることが判明してきたのです。 私事ですが、昨年天に召された私の母親も6年前アルツハイマー型認知症と診断されました。ア

        • 6月23日新刊『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』を出版します。

          6月23日新刊『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』(同文舘出版)を出版します。 ウェブライターなどに代表される「書く仕事」は副業・複業として人気を集めています。そして文章術を解説する本も多く出版されています。しかし、「どうすれば書く仕事でお金をもらえるようになれるか」をテーマにした本はあまり見ません。 本書は、コンテンツ制作会社を33年経営してきて、多くのライターに仕事を依頼し、自らもライターとして多くの記事を書いてきた私の経験をベースにした、「書くことが好きで、そ

        わたし、ヨドバシの味方です

        • ライターマガジン様主催で『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』公開インタビューを受けました

        • 歯周病が認知症の原因に? 広島で医科歯科連携を進める医療法人おひさま歯科・小児歯科 辰本理事長に聞く

        • 6月23日新刊『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』を出版します。

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        • 晴れた日は会社を辞めたい~ミドルシニア独立記
          8本

        記事

          親の死後、これだけは気をつけたい書類4点

          【ご参考】2年前に父、昨年末に母を見送りました。その経験をもとに、次の世代の人のために、「この書類だけは留意すべき」ということを書き記しておきます。なお、ぼくの体験したことがベースなので、自治体によっては多少違っていたり、専門家からは突っ込み所があるかもしれませんが、ご容赦ください。 経験上、とくに大事な書類はこの4点。 (1)死亡診断書 (2)火葬許可証 (3)火葬証明書 (4)戸籍謄本 悲しかったり、気持ちが動転したりしてても、この4点は要注意です。 (1)死亡診

          親の死後、これだけは気をつけたい書類4点

          翔んでカフケア事業スタート(埼玉の地域ファンド出資企業)

          私、埼玉在住であり、埼玉大好きなので、埼玉の中小企業を応援します。 ハンドコミュニケア事業(ハンコミ)を手掛ける株式会社コミナスさんは埼玉県東松山市と埼玉りそな銀行、PE&HRが設立した日本初の地域ファンド「起業家サポートファンド」の出資第一号企業なのです。ハンドコミュニケアとは、手のひらや手の甲、指などを刺激するリフレクソロジーの一種で、手に触れることで相手に安心感を与え、ストレス解消や認知症ケアなどに役立つとされるメソッドです。 代表取締役鳥塚ルミ子さんは、一般社団法

          翔んでカフケア事業スタート(埼玉の地域ファンド出資企業)

          オーディオブック×ちょっとした運動が認知症予防になる可能性

          認知症については、いろいろな情報(主につらい)が知られてきていますが、家族が発症し当事者になると、想像以上にたいへんだということがわかりました。つまり、私は当事者になったのです。たいへんなことをいちいち書き出すとグチになり、家族もかわいそうなのでやめますが、少しでも進行を抑えるためにどうするかを考えなくてはなりません。 みなさん、「オーディオブック」って知ってますか? オトバンク社が展開する「耳で読書するサービス」です。好きな本を選び、ラジオのようにスピーカーで聞くことがで

          オーディオブック×ちょっとした運動が認知症予防になる可能性

          選ぶなら法人か個人事業主か? 合同会社という選択

           こんにちは。ぼくの回りにはフリーランスの友人が多いのですが、一般的にフリーランスというと、法人より個人事業主をイメージすることが多いですよね。でも、近ごろ「ひとりでも法人にする」という人も増えてきました。今さらですが、「法人」と「個人事業主」どっち? ということを考えてみます。  まず、大まかな比較表を作ってみました。  個人事業主のデメリットの「取引先に経理上の作業負担」とあるのは、簡単に言うと、ぼくが個人事業主相手の支払いや税務処理がめんどくさいからです(笑)。もち

          選ぶなら法人か個人事業主か? 合同会社という選択

          自立と自律 55歳で大企業を退職した上水樽さん

          「晴れた日は会社を辞めたい」。夕刊フジ「定年起業への挑戦」に寄稿した記事を一部編集してお届けする。上水樽文明(うえみずたる・ふみあき)さんは、新卒からずっと勤めた企業を55歳で退職し、合同会社オフィスTARUを立ち上げた。その企業のことは大好きだったにもかかわらずだ。  その理由のひとつは「親の介護」。 「会社についてはいい思い出しかありません。辞めなくてもずっといられたでしょう。しかし九州で暮らす親の面倒を見たかったことです」  上水樽さんは九州と往復しながら、お母さ

          自立と自律 55歳で大企業を退職した上水樽さん

          60歳過ぎてもクリエイティブの現場で仕事が途切れないフリーランサー

           数年前はこんなコロナ禍になって、リモートワークが主体になるなんて誰も予想できなかったように、これから先のことは誰も予想できないだろう。  一つだけ確かなことは、それでもみんな年を重ねていくことだ。今、フリーランスで活躍している人も、いつかは歳をとる。自分が若い頃、考え方や感性が古い人を見て感じたときのように、自分が時代のスピードについていけなくなったとか、若返りしたクライアントや市場から求められなくなったことを痛感する時が来てしまう。なかなか口には出せないが、そんな恐れを

          60歳過ぎてもクリエイティブの現場で仕事が途切れないフリーランサー

          ニッチマーケットで年金プラスの収入を目指すミドルシニア起業

           「起業」というと、若い世代なら「上場を目指す」とか「バイアウトして財産を作る」などと力こぶができる言葉かもしれない。しかし、ミドルシニア層の起業、とくに60歳が近づいてくると、大きな夢より、好きなことと自由を優先し、大きなリスクをとらずにやっていきたい。  夕刊フジ「定年起業への挑戦」で取材した、民族楽器の輸入販売やメンテナンスで起業したAさんは当時64歳だった。メーカーで定年まで働き、いくつかの団体を経て、起業したのだが、その扱う楽器が、イラン発祥の「ハンマー・ダルシマ

          ニッチマーケットで年金プラスの収入を目指すミドルシニア起業

          75歳にして「高倉町珈琲」を起業した横川竟氏のきびしい言葉

           2018年9月に取材し、夕刊フジ「定年起業への挑戦実践編」に寄稿した記事を一部編集して届ける。とても大切な言葉をたくさんいただいたから。  75歳を過ぎて敢然と起業に挑戦する人がいる。外食チェーンすかいらーくの創業者、横川竟(よこかわ・きわむ)さん、その人だ。  横川さんの人生は起業への挑戦の連続だった。2008年にすかいらーくの代表取締役を退任した後の13年、75歳の時に高倉町(たかくらまち)珈琲第1号店を東京・八王子に出店。2021年4月現在、フランチャイズ店を含め

          75歳にして「高倉町珈琲」を起業した横川竟氏のきびしい言葉

          ノートパソコンとヘッドセットと唐草風呂敷

          近ごろ、ノートパソコンだけでなく、オンライン会議のためヘッドセット(マイク)を持ち歩くことが増えました。そうすると、ノートパソコンバッグはもちろん、自分のリュックにもうまく収まらない。 「そうだ風呂敷買おう」 ネットで唐草模様の風呂敷買いました。 ブツを並べてみます。 何かうまく行きそう。 風呂敷の正しい包み方なんて知らないのですが、一応典型的なおつかい用に包んでみます。 いい感じ。クライアントとの打ち合わせに持っていきたい。いきたいのですが、何だか「こそ泥感」出

          ノートパソコンとヘッドセットと唐草風呂敷

          オンライン化で失った「原始的な営業機会」

           まず、自分の本業はコンテンツ制作プロダクション(小規模法人)です。30年間やってきて、自分もしっかりシニアです。そういう前提です。  で、現在、打ち合わせの8割がオンライン(Zoom)に変わりました。そこで、ひとつ起きたのが「原始的な営業機会」の消失です。  「原始的な営業機会」とは? そもそも弊社はほとんど営業をしません。人に紹介をいただいたり、既存の取引先を辞めた人が別の取引先に移りアメーバのように仕事を依頼してくれたり、ブログや書籍を読んだ人から連絡を頂いたりなど

          オンライン化で失った「原始的な営業機会」

          コロナ禍で影響を受けた副業、順応した副業、あんまり影響ない副業

          近ごろ副業について見聞きしたことをメモししておきます。未整理ですが、興味のある人はどうぞ。 そもそも現在の副業はネット(プラットフォーム)を介して行うものが主。しかしネットを介して行う副業にも「ネットをきっかけにリアルで行うもの」と「すべてネットで完結するもの」との2種類がある。 今回のコロナ禍で「ネットをきっかけにリアルで行うもの」には『大きなダメージを受けたもの』が多い(例外はウーバーイーツなど配達系)。『大きなダメージを受けたもの』は民泊や旅行、イベントのガイド、対

          コロナ禍で影響を受けた副業、順応した副業、あんまり影響ない副業

          自社が危ないと見抜く「要注意ポイント」

          レナウンさんが、先日希望退職を募るプレスリリースを出しました。6月4日から6月11日の間に300名の退職者を募り、6月25日を退職日とするとのことです。一週間で300人に退職を決めさせ、6月末には会社から出て行ってもらうわけです。すると今週にその退職日が来るのですね。プレスリリースには「特別加算」という文字が見当たりません。民事再生で支援をあおごうという時に、そんな費用を使うことは許されないのでしょう。 それより何より、これからコロナ不況期というのに、再就職先をどうやって見

          自社が危ないと見抜く「要注意ポイント」