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ランニングコストは何がかかる?〜お金のかからない家づくりのポイント〜

マイホームの購購入において、住宅ローンの返済額は家計に大きな影響を与える重要なものです。

しかし、住宅ローンの支払いだけではなく、ランニングコストについても事前に考えましょう。

家を所有しているとあらゆるランニングコストがかかり、大きな支出が発生することもあります。

急な出費に慌てることがないように、計画的に資金を準備したいですね。

家にかかるランニングコストとは?

マイホームを購入すると、以下のようなランニングコストかかります。

・保険料
・固定資産税や都市計画税
・光熱費
・外壁塗装
・その他のメンテナンス
・光熱費

それぞれの料金の目安を順番に紹介していきます。

保険料

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マイホームを買ったら、火災保険や地震保険に加入します。

保険への加入は強制的なものではありませんが、万が一のことを考えると加入した方がいいでしょう。


保険料は、建物の所在地や構造、築年数などによって家ごとに決められるため、相場の価格はありません。

また、火災保険に地震保険や水災、盗難についての補償・特約を付けることによって保険料は変わります。

大まかな目安としては、最低限の保証でも年間1万円前後。

補償を充実させれば、年間5万円以上かかると考えておくといいでしょう。

固定資産税や都市計画税

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毎年1月1日時点で、土地や建物を所有している人には固定資産税が課税されます。

不動産の所在地が市街化区域内であれば、都市計画税もプラス。

税額は、自治体が定めた固定資産税評価額をもとに以下の計算式で算出します。

固定資産税=固定資産税評価額×1.4%
都市計画税=固定資産税評価額×0.3%

固定資産税評価額は、主に土地の面積や地価、家屋の延床面積などによって左右されます。

支払い回数は一括または分割での支払いも可能です。

4月〜5月ごろになると、自治体から税金の納付書が郵送されます。

外壁塗装

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戸建て住宅は、10年に1回ほどの頻度で外壁塗装しなくてはいけません。

建物の面積や塗料にもよりますが、一般的な戸建て住宅の外壁塗装の相場は100万円前後です。

外壁塗装は高額なこともあり、「やらなくてもいいかな」と思う人もいるでしょう。

しかし外壁塗装を怠ると、建物の劣化が早まるだけではなく雨漏りやカビ、シロアリ被害の原因にもなります。

外壁塗装しないことで、かえって修繕費用が高くつくかもしれません。

外壁塗装の費用は、計画的に準備しておくといいでしょう。

その他のメンテナンス

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この他にも水道や給湯器の故障など、思わぬタイミングでメンテナンスが必要になります。

賃貸であれば貸主が修繕してくれますが、持家は自分で修理を手配しなくてはいけません。

外壁塗装の資金に加え、もしものときに備えていくらか蓄えがあると安心です。

光熱費

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賃貸から戸建住宅に引っ越す場合、家の面積が広くなるケースがほとんどでしょう。

当然ながら、光熱費は高くなります。

光熱費は毎月必ずかかるものなので、ランニングコストを節約するための鍵となります。

ランニングコストの低い家とは?

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ランニングコストを下げるためには、光熱費を抑えることが重要です。

そのためには省エネ性能の高い住宅・設備を選ぶといいでしょう。

固定資産税を安くする目的で地価の低いエリアに土地を買うのも方法ですが、あまりおすすめはしません。

市街化調整区域は安く土地を購入できますが、市街化を抑制しているため、商業施設はおろか大きな病院や学校もありません。

通勤通学や普段の暮らしを考えると、土地の安いエリアをわざわざ選ぶのは現実的ではないでしょう。

省エネ性能の高い家で光熱費を節約

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家の省エネ性能を左右するのは、気密性と断熱性能です。

気密性の高い家は建物のすき間がなく、空気の出入りを防ぎます。

また、断熱性能が優れていれば外気の影響を受けにくく、冷暖房費を抑えられるでしょう。

断熱において特に重要なのは窓です。

熱の出入りがもっとも多いのが窓といわれており、断熱性の高い窓とサッシを選べば、光熱費を節約しながら快適に暮らせます。

保温性の高い浴槽や節水トイレなど、設備によって電気やガス、水道の使用量を減らすこともできるでしょう。

省エネ性能の高い家として、ZEHとは?メリットや補助金についてわかりやすく解説

家選びではランニングコストを考えよう!

以上、マイホームにかかるランニングコストについて紹介しました。

マイホームの維持・管理には、思ったより細かなお金がかかるものです。

何十年と暮らしていくうえで、特に光熱費は家計に大きな影響を与えます。

省エネ性の高い家や設備は割高に感じるかもしれませんが、長い目で見ると実はお得です。

暑い夏にエアコンをつけるのを我慢するよりも、断熱性能の高い家に住んだ方が、健康的でもあります。

省エネ住宅は、光熱費を抑えつつ快適に暮らせてまさに一石二鳥。

住宅ローン減税の面でも優遇されます。

マイホームの購入を考えている人は、ぜひ省エネ住宅も視野に入れてくださいね。

フジケンは省エネで環境に優しい住宅をつくっています→フジケン


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