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お金についてクラスの子どもに聞いてみたら…。

どうも。トシオブログです。

僕は、小学5年生の担任をしています。

3学期に入り、各教科の授業を進めていますが、家庭科の授業で「お金と買い物」についての単元があります。

その単元では、お金の使い方や買い物の仕方について学ぶのですが、最近僕自身がお金について興味を持っていたので、お金について子どもたちと話をしてみました。

①お金を稼ぎたい?

授業の一番初めで子どもたちにこの質問をしてみました。

「全員稼ぎたいって言うでしょ。」と思っていましたが、

たくさん稼ぎたい・・・2割  

生活できるくらいの稼ぎでいい・・・6割

別に稼ぎたくない・・・2割

程度でした。

いやー驚きましたね。たくさん稼ぎたいと思う子どもが2割しかいないなんて。

ここで、「どうして、たくさん稼ぎたくないの?」と質問すると、

「親と同じくらいがいいから。」「んー、分かんないけれどお金をたくさん稼ぐってなんだか良くない気がする。」「別に普通でいいや。」

と答える子どもたちがいました。

②お金持ちは悪?

僕は、子どもたちの反応を受けて、

「お金をたくさん持つことは、どちらかと言えばあまり良くない」と、

感じている子どもがたくさんいることに気付きました。

これって、どうなんでしょうか?

大人は理解しているとは思いますが、

★お金を稼ぐ=社会に必要とされているサービスを提供できている

ということなので、何もやましいことはありません。

ただ、詐欺等の一部の犯罪まがいのビジネスの影響で、「お金をたくさん稼いでいる人は 何か裏でいけないことをしているのではないか」というイメージが子どもたちにあったのではないかと思います。

③どうやってお金を稼ぐの?

「自分たちが生活していくためにはどうやってお金を稼ぐの?」

と質問してみました。

すると、

「働く!」「スポーツ選手になって活躍する!」「You Tuberになる!」「ゲームの世界大会で優勝する!」

と色々な意見が返ってきました。

④最後に

僕が小学生の頃には考えられないようなお金を稼ぐ方法が存在し、それを今の小学生は知っています。

すごい世の中になったと思います。

これから、ますますお金を稼ぐ方法が増えていくと考えられます。

また、こういったお金のことについて考える機会は、現在の学校教育ではほとんどありません。

だから、お金を稼ぐことは良くないことだと感じ取ってしまう子どもがいるのだと思います。

今回の授業を通して、自分の子どもたちには、家庭でしっかりお金について考える機会を確保し、マネーリテラシーを高められるようにしていこうと改めて感じました。


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