写真展を終えて/『Trailer of Life』atアイドンノー展プライマル
いつもありがとう、藤澤一です。
この度9月18日〜24日の7日間で、東京の渋谷で開催されたグループ写真展『アイドンノー展プライマル』に参加してきた。
自身の写真の原点(プライマル)を展示する今回の写真展。僕の展示作品『Trailer of Life』と、その想いを本noteでは伝えたい。
直接来てお話を聞いてくれたあなたは余韻として、お話を直接できなかったあなたはどんな展示だったかの解説として、惜しくも来れなかったあなたは擬似体験として。
ぜひ最後までお付き合いください。
『Trailer of Life』
僕は写真が好き。でもそれ以上に、ファッションや音楽、映画、アート…そんなカルチャーが好きなのかもしれない。そして何よりも、人を愛している。写真は、そんな愛するものたちと僕を繋げてくれた。
僕の原動力は、いつだって無数の夢。過去にも未来にもどうしたって興味が持てない。色彩溢れる夢を頭に描いて、夢に向かって走る今この瞬間だけが僕の人生の全て。
愛するカルチャー、人。そして無数の夢。それこそが僕のプライマル。
これは僕のプライマルであり、夢であり、予告編。
僕の原点とは
今回に展示にあたり考えた結果、大きく2つあると考えた。
1つが、好きなカルチャー。写真を始める前から、海外の子供の部屋みたいな空間に憧れて、古い映画のポスターを家に貼っていたし、ライブハウスの入り口のようなポスターが壁いっぱいに貼られた空間がたまらなく好きだった。
もう1つが、無数の夢。夢とは、たくさんの人を集めてフォトウォーク等の企画や飲み会だってそうだし、来週実施する文化祭イベントもそうだ。僕は写真が大好きだが、それ以上に写真を通じてたくさんのやりたいことを叶えられることが、写真を続ける1番の理由であり原点だと思う。
原点を表現した方法
その2つの原点を表現するために、展示作品はライブハウスや部屋のようにポスターで画鋲直貼りし、あえて額装等はしていない。壁一面ギリギリまで写真を敷き詰めることで、空間を演出した。
写真のサイズは、メインビジュアルとなる最も大きな5枚は映画のポスターでよく使用されるB2サイズを採用。その5枚を起点に、Pinterestでかいか海外のポスターいっぱいの部屋を見漁りながら、B2、B3、A4、ポストカードサイズの4種類で構成した。
画鋲はヴィンテージ加工のものを使い、またブック用の目玉クリップもヴィンテージのものを使用している。
その上で、映画のポスターを彷彿とさせる文字入れを自身で実施。ポスターに書いた内容は全て妄想ではなく"実際にやりたいことの予告編"になっており、僕が写真を通じて将来叶えたい夢を書いている。
以上が展示全体の解説だ。ここからは、キービジュアルとなる作品と、込めた夢の内容を個別で紹介したい。
①個展告知
最も身近な夢として、来年の2.3月頃に初の"個展"を開催したいと考えている。
その個展の仮告知がこの作品だ。古い映画館を貸し切り、アー写やライブ写真でお世話になっているガールズバンドの3人に映っていただいた。
②アパレルブランド『DAWN』
個展に合わせて、Tシャツをはじめ服を作りたい。(個展に合わせて2024S/S)
ただ、写真をただプリントしただけではさまざまなブランドのデザインには敵わない。そこで僕は"思想"を乗せた服を作りたいと考えている。
僕は写真を通じて、人に前向きや幸せになるきっかけを生む影響を与えたい。僕の写真が手元にあることで、元気が出たり何かに挑戦したいと感じる、そんなきっかけを生む写真家になりたい。その身近に置きやすい存在としてTシャツだ。
"DAWN"は夜明けという意味。僕のTシャツを着ることで、着た人が辛いことを乗り越えたり、挑戦に踏み出したり。そんな"夜明け"のきっかけとなる服がいい。
これはただの服ではない。
これは思想だ。
これは祈りだ。
これは夜明けだ。
そんな意味の英語を想いを込めて散りばめた。
③BAR FUJI.
僕は写真を通じて、人が繋がれるきっかけになる場所を作りたい。オンラインサロンなども考えていたが、その一つとしてBAR FUJI.をやりたいと考えた。
月1回限定営業の間借りバー。
好きな音楽、お酒、写真、そして様々なカルチャーを共有できる。そんな間借りバーをやってみたい。
日時は仮で、来年の僕の誕生日とした。(2024/12/4)
④FUJI. MUSIC NIGHT
僕は昔バンドマンだった。嬉しいことに、アーティスト写真の依頼などアーティストの知り合いも増えてきた。
ライブハウスを貸し切って、写真展とライブが合体したようなイベントをいつかやったら面白そうだと考えている。
⑤FUJI. JAPAN TOUR
日本全国をツアーで撮影したい。1月札幌、2月東京、3月広島…そんなイメージだ。
撮影依頼を受け、交通費分がペイできる依頼数が貯まれば、その地域に撮影旅をする。
まだ関東、関西以外で撮影依頼を集める自信はないため、2025年という展示の中では遠い日時にしている。
⑥Cinema Camp
映画館に宿泊施設を併設し、夜中好きな映画を上映しながら、ご飯を食べたりお酒を飲んだり撮影したり。
そんな夢のようなことができる施設の建設が進んでいると、映画館のオーナーさんに聞いた。
もし実現すれば、『Cinema Camp』というイベントとして企画して、写真関係のみんなで行きたい。
⑦PRIMAL
以上が僕の展示作品の紹介だ。
いかがだっただろうか。
この「人生の予告編」。宣言したからには必ず実行する。
そして、この予告編以上のたくさんの面白いことを実現してみせることをここに誓います。
僕のたくさんの予告編に少しでもワクワクしてくれたあなたは、ぜひ僕の夢を一緒に楽しんでくれると嬉しい。
最後に、愛おしい頂いた感想たちをご紹介。
みてくれたあなた、感想まで書いてくれたあなた、本当にありがとう。いつも応援のおかげでこんなにも撮影に没頭できています。大好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?