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仕事・写真・プライベート。全てで高い結果を出す『最も大切にしているノウハウ』

いつもありがとう、藤澤一です。

先週、とても嬉しいことがあった。僕は普段人材企業の営業チームリーダーとして働いているのだが、そこでチームリーダーMVP賞を受賞できたことだ。

お祝いとして、チームメンバーの皆がサプライズでワインもプレゼントしてくれた。仕事で最も嬉しかった瞬間かもしれない。

自慢になってしまうようで恐縮ではあるが、少し難しい今日の記事内容を少しでも「読みたい」と思って頂きたく、この受賞のことを伝えたい。

『work hard』という言葉を理念の一つに掲げ、固定残業45時間、仕事だけに人生を捧げる人も多い東証プライム上場の大手人材企業。四半期の締めの6月度で立候補者も多い中、ほぼ満票でMVPに選んでいただけたそう。全国30人以上いるチームリーダーの中でMVP賞を受賞しながら、毎週末はもちろん平日夜も含め月15撮影に、50人規模のBBQも主催し、SNSの毎日更新はもちろん欠かさず、週一で講師の仕事も完遂。

まだまだ28歳の若輩者ではあるが、仕事・写真・プライベート、全て妥協せず、高いレベルで両立できていると思う。

では、なぜこの両立を成し得ているのか?

日々意識している事はいくつもあるので、noteで随時紹介していければと思っているが、今回のnoteでは『最も大切にしているノウハウ』を一つ紹介したい。

ぜひ最後までお付き合いください。

◼︎最も大切にしているノウハウ

『抽象化』

これが、僕が常日頃最も大切にしているノウハウの一つだ。

普段ビジネス書を読む方や、成長意欲旺盛な企業に勤めている方は聞き覚えがある言葉かもしれない。

『抽象化』の習慣がある人は、確実に一般の人よりも何倍も成長が早い。

僕は日々の経験を『抽象化』することによって、仕事、写真、プライベートが別々ではなく相互成長の関係になり、全ての成長スピードを高め、両立しながら高い結果を出す事ができている。


◼︎「抽象」とは?

「抽象」とは一体なんなのか?

「抽象」は「具体」と逆の位置にあり、具体的なものと対比するとわかりやすい。

身近な例を挙げてみよう。

具体的なもの:FUJIFILM X-Pro3
抽象的なもの:カメラ、電子機器

具体的なもの:鮭のおにぎり
抽象的なもの:おにぎり、食べ物

なんとなくイメージはできただろうか?

ただ上記を見ただけでは、なぜ『抽象化』が大切なのかがわからないだろう。


◼︎なぜ『抽象化』が大切なのか?

結論、「一を聞いて十を知る(1つの経験からたくさん学びを得ることができる)」からだ。

『抽象化』ができれば、1つの経験からたくさんの学びを得ることができる。さらに仕事の学びを写真に活かせたり、写真の学びを仕事に活かせたり、と仕事・写真・プライベートの垣根を超える学びを得ることができるのだ。

例えば、多くの反響を頂いた下記の記事。

この『守破離』も、実は仕事での成功体験・学びを抽象化したことで、写真に活かすことができている。


◼︎写真における『抽象化』の例

下記の写真を例に挙げてみよう。

僕がまだポートレートを始めて2ヶ月で友人を撮った写真ながら、instagramでいいね数約25,000と最も伸びた投稿の1枚。

instagramで伸びただけでなく、三日月の写真と2枚組にした組写真「焦がれ時」は、高橋伸哉さんをはじめとした著名な写真家の方々からも、まだ認識頂く前の無名な時期に、講評で高い評価を頂いた。

そんなこの写真だが、まず「具体」でいうと、この写真そのものだ。

ではこの写真を「抽象的」に言語化するとどうなるのか?

・寄りの写真
・背景の情報を一切入れない写真
・右下に赤色のアクセントが入った写真
・顔だけでなく手の情報もある写真

などを挙げることができる。

その抽象化された概念を元に、さらに強化をして約1年後に撮影した写真が、僕の代表作の一つとも言える下記である。

背景の情報を一切入れない寄り写真でありながら、赤色のアクセントをより強め、また以前の写真になかった瞳の美しさも加え、力強い作品が生まれた。

この写真もinstagramでいいね数約20,000、また初の写真展でも『彗星とパチュリ』としてこの写真を出展し、実際にこの作品で僕を知ったという方も多い。

これはあくまでも一例。

他にも仕事を挙げれば、例えば仕事で成長して成果が出たとして、成果が出るために「まずは上司の商談を真似して自分のスキルにしていった」とする。

これを抽象化すれば「上達の第一歩は上手い人を真似ることが重要」と言える。これをさらに抽象化すれば「守破離」となる。

それを写真に転用すれば「写真の上達にはまず憧れの写真家の真似をしてみる」となるし、何を真似るかについても、上記の僕の寄り写真のような流れで行えば、学びが多い真似ができる。

その他、僕はできる限りあらゆる学びにおいてこの「抽象化→転用」を行なうことを日々意識している。

◼︎『抽象化』する方法

正直、一朝一夕でできる内容ではなく、本音を言えばビジネス書を読んだ上で日々実践してほしい。

ただここでは僕が思う「最も簡単な抽象化の方法」を紹介したい。

それは結論、「"なぜ"を考える」だ。

具体的な物事に対して"なぜ"を考える。一回ではなく、この"なぜ"がこれ以上できなくなるまで何度も"なぜ"を繰り返す。

「なぜこの写真はいいのか?」
「なぜこの写真はSNSで伸びたのか?」
「なぜこの仕事は評価されたのか?」
「なぜ最近、台湾系の中華居酒屋が増えているのか?」

常日頃、あらゆる物事に対して"なぜ"を考える癖をつけてほしい。

"なぜ"を深掘りすると、具体的な物事が抽象化できることが非常に多い。


◼︎『抽象化』を学ぶのにおすすめの本

最後に、『抽象化』を学ぶのにおすすめな本をいくつか紹介したい。

まず、僕の一番のおすすめの本は『メモの魔力』。前田裕二さんの著書で、2019年最も売れたビジネス書だ。

自己分析などによく用いられがちな本だが、僕は「抽象化の練習」に最適な本だと考えている。

『メモの魔力』を一言でいえば「1つの経験からたくさんの学びを得るメモ術」。具体的には「1つの経験→抽象化→転用」という流れをメモで行なうという内容。このメモ術を身につければ、抽象化能力が身につくといって過言ではない。

僕は実際、まだ写真を始める前の社会人3年目の頃、この本を読み、ノートを購入して実践し、抽象化する力を身につけた。

また、この『抽象化』に特化してより深く学びたいという方には『具体と抽象』という本もおすすめだ。


◼︎『抽象化』で自身の世界を変えよう

いかがだっただろうか。

一朝一夕でできることではない、少し難しい内容だったと思うが、抽象化する力が身につき、具体と抽象を自由に行き来できるようになれば、確実にあなたの成長が何倍も早くなるだろう。

ぜひ騙されたと思って、この抽象化トレーニングを試してみてほしい。

他にも日々意識していることはいくつかあるので、またnoteで紹介していきたい。僕の仕事・写真・プライベートのように、あなたと僕もより高い結果を出し、高め合っていける関係になれるように。

もちろん、僕もまだまだなので引き続きもっと努力していくし、その中で得た学びはこのnoteで紹介していくつもりだ。

以上、長文お付き合いありがとうございました。

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