【僕はどう生きるか?あなたはどう生きるか?】僕の活動を支える原動力、あなたの原動力の見つけ方の話
いつもありがとう、藤澤一です。
今回のnoteでは、僕の活動の根幹となっている「人生理念」を伝えたい。
これまでのnoteで何度か触れてきて、いつか詳細を書くとずっと伝えていたもの。お待たせしました。
僕は我ながら、人一倍精力的に活動している方だと思う。月15件以上の写真撮影をはじめ、写真展や写真集出版などの作家活動だけにとどまらず、instagram・X・Theads・noteと複数のSNSを運用し、2020年末のスタートから約2年半で総フォロワー4.6万人。
加えてオンライン写真スクールで毎週1回写真やブランディング・SNS運用の相談を受けたり、オンライン・オフライン両方で講師をしたり、自身でも50人以上が参加し繋がれるイベントを主催したり。
それでいて本業は「work hard」を掲げる固定残業45時間込みの人材企業で営業リーダーとして働き、リーダーMVP賞まで獲っている。活動量と幅広さはきっと日本のフォトグラファーの中でもトップクラスだと思う。
では、これだけ多岐にわたる活動を軸として支える原動力は一体何なのか?
それは全て「人生理念」に紐づいている。
お盆休みの最終日、台風の影響で自由な時間ができた人も多いはず。この機会に、僕の人生理念とその体系を知り、あなた自身も人生の軸を考えるきっかけになったら嬉しい。
理念とは?
僕の話をする前に、まず「理念とは?」を説明したい。
企業で働いたことがある人なら聞き覚えのある言葉だと思う。理念とは、一言でいえば「根本的な考え方・価値観」。その企業はなぜ・何のために存在するのか?を言葉にしたものだ。
この理念というものを、僕は一個人においても設定することが大切だと考えている。個人の理念を一言でいえば「私はどう生きるか」「私はなぜ生きるか」だ。
理念を設定するメリット
大きく3つメリットがある。
①活動の軸になる
写真を一つ撮っても、できることは無限にある。写真家として写真展や写真集を世に出しながら自身を表現する道もあれば、商業フォトグラファーとしてクライアントのニーズに応える写真を撮り仕事とする道もある。他にも多くの人が集まるイベントの企画だってできるし、人に教えることもできる。
このように、写真を通してできることは無限大。だからこそ、「何をやって、何をやらないか」という選択と集中が重要だ。その軸となるのが"理念"である。
②ブランディングに繋がる
下記のnoteで書いた通り、ブランディングにおいて「why」はとても重要だ。
"理念"こそが、そのまま「why」になる。
"理念"を持つことでブランディングにも繋がる。
③苦しい時、立ち戻る場所
理念とは『立ち戻る場所』だ。
「SNSに毎日写真を投稿する、苦手なことを勉強する、仕事の写真ばかりで撮ってて楽しくない…」
写真をやっていても、当然楽しいばかりではない。結果を出そうと本気で努力するなら、必ず苦しい瞬間はやってくる。そんな時、立ち戻れる場所が理念である。
「なんのためにこれってやってるんだっけ?」
その答えが理念であり、初心と目的を思い出すことで、苦しい時を乗り越える芯になる。
理念体系
僕の理念は大きく3つから構成されている。
「バリュー」「パーパス」「ビジョン」の3つだ。
(これは本業の会社の理念体系を踏襲している)
・バリュー
大切にしている考え方、価値観
・パーパス
社会における自身の存在意義(目的)
・ビジョン
自身の目指したい、周りから見られたい将来像(目標)
以上3つから成り立つ理念体系を設定している。
もしあなたが人生理念を考える時は、参考にしてもらえたら嬉しい。
僕の人生理念
少し前置きが長くなったが、僕の人生理念を伝えたい。
下記が、僕の人生理念である。
少し見づらいかもしれないので、下記にも記載する。
【バリュー】
★人生バリュー
「今、この瞬間を生きる。無駄に生きるな熱く死ね。」
★人バリュー
「深く、広く幸せの影響を与える」
★スキルバリュー
「丸くなるな、星になれ。」
【パーパス】
「幸せのきっかけになる機会の提供・思想の伝導をすることで、幸せ・前向きに生きる人を増やす。」
【ビジョン】
「THE GREATEST SHOWMAN」
バリュー
「大切にしている考え方、価値観」であるバリューは、「人生」「人」「スキル」の3項目で設定している。
★人生バリュー
「今、この瞬間を生きる。無駄に生きるな熱く死ね。」
僕の価値観として、未来よりも、過去よりも、今この瞬間を大切にしたいという想いがとても強い。将来を不安がって何かをやらない、挑戦しない理由を作るより、過去に縛られてトラウマのようにできない理由を作ってしまうより、今この瞬間だけを見て必死に生きていたい。今この瞬間を全力で、最高にし続けた先にある未来は、絶対に最高だ。
『無駄に生きるな熱く死ね。』学生時代に読んだ本のタイトルで、今も頭から離れない。僕は20歳の時、父を亡くした。突然の出来事だったけれど、人はいつか必ず死ぬことを知り、過去でもなく未来でもなく今この瞬間を燃えるように生きる決意をしている。
★人バリュー
「深く、広く幸せの影響を与える」
これまで僕は、たくさんのことに没頭してきた。幼少期は絵を描いていたし、学生時代はバンドのボーカルで観客を盛り上げることだけを考えていたし、今は写真で身とお金を削って人を撮り続けている。
では、一見別のように見えるたくさんの没頭してきたことの共通項は何か?
それは”幸せの影響を与える”ことだった。
絵にハマったきっかけは、描いた絵を見て親が喜んでくれたことだ。最盛期だった小・中学生の頃は教室の後ろの壁に漫画を描いて貼っていたり、修学旅行のしおりの表紙絵を描いたり、常に”見せたい相手”がいた。
バンドだって、ボーカルをやっていたのにギターや楽器をやろうと思わなかった。盛り上げるために全身を使いたいから楽器は不要だった。飛びぬけて上手いわけではなかったが、ライブの盛り上げと楽しさだけはダントツ一番だったと自負している。僕はきっとボーカルというよりもショーマンだった。
写真も一人で撮るだけでは絶対にハマっていない。良い写真を撮れば一緒に喜んでくれるあなたがいて、何かを企画すれば一緒に楽しんでくれるあなたがいて、「ふじくんと話すと前向きになれる、挑戦しようと思える」と言ってくれるあなたがいるから、僕はこんなにも写真に没頭している。
幸せの影響を与える。その対象は”深く”が最優先。浅く広くではなく、誰かの人生を変えるくらい深くないと意味がない。その”深く”を前提として、その対象ができるだけ”広く”できれば理想だ。
★スキルバリュー
「丸くなるな、星になれ。」
これはシンプルで”強みを活かして活躍したい”という意味だ。
自分の能力を何角形かのグラフにするのであれば、弱みを改善してバランスの良い丸になるのではなく、強みをとにかく伸ばしてバランスの悪い星になりたい。
「必ず強みから結果が出るはず。」ユニバや丸亀製麺をV字回復させた森岡毅さんの言葉だ。また僕はストレングスファインダー(自分の強みがわかる世界的なテスト)でも1番の強みが「最上志向(平均以上の何かを最高のものに高めたい)」だった。
そんな、”強みの活かして活躍したい”を、大好きなサッポロビールのキャッチコピーに踏襲して少しキャッチーにしてみたのがこれだ。
パーパス
「幸せのきっかけになる機会の提供・思想の伝導をすることで、幸せ・前向きに生きる人を増やす。」
これは、”人バリュー”の内容に近い。自身の目的、存在意義を考えた時、”人バリュー”の内容をもとに、より方法を具体化したのがこれだ。
”幸せ・前向きに生きる人を増やす”ことに対して、自身が深く、広く影響を与えたい。その手段を”幸せのきっかけになる機会の提供・思想の伝導をする”と定義しているのにも理由がある。
僕が好きな本『嫌われる勇気』に「馬を水飲み場に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない」という一文があり強く共感した。僕は人に幸せのきっかけを与えることはできても、幸せにすることはできない。結局はその人次第だ。
では、僕ができることは何か?一つは”機会の提供”だ。フォトグラファー、モデルがたくさん集まるフォトウォークやBBQなど、出会いのきっかけになる機会があれば、そこで出会ったのがきっかけで何かにより没頭できるかもしれない。仕事が生まれるかもしれない。人生を変える出会いがあるかもしれない。
僕自身、写真にハマったのはフォトウォークがきっかけだった。モデル、そして一緒に切磋琢磨できる写真仲間ができたから今がある。次は、僕がそんなきっかけを生みたい。何が起きるかわからないが、だからこそ狙わない。僕ができることは”機会を提供”すること。そこで何を生むかはその人に委ねている。
もう一つは”思想の伝導”だ。よく観るYou Tuberのまこなり社長の動画で「人の幸せに最も影響を与えるのは思想だと信じている」という言葉があった。強く共感した。僕自身、今の前向きな考え方・価値観があるのは、好きなアーティストであるUVERworldの歌詞や、まこなり社長の動画、岡本太郎やたくさんの本のおかげだ。思想こそ、人を前向きに、幸せにさせる最も大きな要素だと実体験を持って感じている。
ビジョン
「THE GREATEST SHOWMAN」
自身の目指したい将来像を考えた時、一番しっくりきたのが、僕が一番好きな映画である「THE GREATEST SHOWMAN」だった。
幸せのきっかけになる場や機会を作ること、写真展や写真集で驚きと感動を与えること、今理想と現実のギャップにくすぶっている人がいたとして、その人が輝くきっかけを生むこと…
はじめて映画館で「THE GREATEST SHOWMAN」を観た後、三日三晩続いた血湧き肉躍るような高揚感は嘘ではない。自分の目指したい将来像、その姿がP.T.バーナムには詰まっていた。
あなたはどう生きるか?
僕がどんな人間か、なぜ今の活動を、何を原動力に行なっているのか、少しわかっていただけただろうか。
強い想いを持って、必死に全速力で走っているが、とはいえまだまだ初めて2年9カ月。一つのラインである”3年”にも満たしていないぺーぺーだ。
これから一層、躍進していくつもりなので、もし僕の想いに共感頂いた、いいなと思ってくれたあなたは、ぜひ一緒に面白いことをしていこう。
そして、あなたにとって一番大事なことは、あなた自身の理念。「あなたがどう生きるか?」だ。ぜひこのnoteが考えるきっかけになれば嬉しい。
また、ゆくゆくは写真上達、SNS運用、ブランディングなどを中心に、「あなたがどう生きるか?」についても直接相談に乗れる機会も作っていきたいと考えている。最も”深く”な機会の提供、思想の伝導だ。
(SNSで募集を募り、毎月数名限定で…みたいなイメージ)
その際はぜひご依頼ください。
長文お付き合いありがとうございました。
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