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成功を測る「ものさし」


『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド 
ビル・キャンベルの成功の教え』から、

最後、珠玉の言葉集を集めて終わりにします。

「ありのままの自分」をさらけだす

人はありのままの自分でいられるとき、
そして全人格をかけて仕事をするとき、
最もよい仕事ができる。

苦しいときこそ前に出る

敗北しているときは、大義に改めて向き合え。
先陣に立つんだ。
リーダーは先陣に立て
物事がうまくいかないとき、いつにも増して
「誠意」「献身」「決断力」がリーダーに求められる。

人々のあいだの「小さなすきま」を埋める

「ちょっとさすっただけで直せるような、組織内の
小さなひびに気づくこと」が、コーチとしての役目だ。

耳を傾け、目をこらし、理解やコミュニケーションの
ギャップを埋めよ。

パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め

存在をまるごと受け入れよ!
チームメイトも人間、彼らの職業人の部分と
人間の部分のあいだの壁を破り、愛をもって
まるごとの存在を受け止めるとき、
チーム全体が強くなる
人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない。
プライベートな生活について尋ね、家族を理解し、
大変なときには駆けつけよ。

次はどうするか?

クリエイティブであれ

50歳からが、人生で最もクリエイティブな時期だ。
経験知と自由があり、それを自分の好きな分野で
発揮できる。「後半9ホール」のような比喩は避けよ。
そんなことを言っていると、与えられるはずの
インパクトも与えられなくなる。
ディレッタントになるな

ものごとを表面的になぞるのだけはやめろ。
何に関わるにしても説明責任と結果を持て。
本気でやろう。
バイタリティのある人を探せ

そういう人たちで周りを固め、付き合おう。
自分より若いひとたちであることが多い。
才能を生かせ

自分がとくにうまくできること、
自分を差別化していることを探せ。
自分に目的意識を与えてくれるものは何かを考えよ。
それらを生かそう。
将来のことを心配して時間を無駄にするな

思いがけない偶然を生かせ。
人生の転機のほとんどは予想もしない、
思いがけないかたちでやってくる。

最後に

いかがでしたでしょうか。特に後半第3章、第4章に明日への

珠玉の言葉がちりばめられていました。

本当の最後に、私が最も心に響いたエピソードを紹介して

終わりにします。ありがとうございました。

ビル・キャンベルはコーチとしての仕事に対して、たいてい報酬を受け取らなかったといいます。
なぜいつも報酬を断るのかと聞かれて、ビルは自分の影響力を測る別の「ものさし」があるからだと答えたそうです。自分のために働いてくれた人や、自分が何らかのかたちで助けた人のうち、すぐれたリーダーになった人は何人いるだろうか、それが自分の成功を測るものさしなのだと。


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