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接近戦だからこその良さ

みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!

最近とみに補助金・助成金絡みのご相談が増えています。
国も下支えしようと、数々の支援策を打ち出しているからでしょうか。
それともなかなか先の見通しが立ちづらいからでしょうか。

けっして悪いことではないのですが、
まず補助金・助成金ありきの風潮は望ましくないのでは、とすら
感じてしまいます。

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ご相談のお話しをお聞きするときに、
最初は相談者の方は嬉しそうに補助金の話しをされます。
でも、今後どんなビジネス展開をされていくのかをお聞きすると全てではありませんが、顔が曇ってしまう方も多いです。

逆じゃないか、と思ってしまいます。

今後のビジネスは絶対できると信じて、こうしたいああしたいと口角あわを飛ばして嬉しそうにお話しをされる姿を、まずは想像してしまいます。いやそうしてほしい!

昨日も、今の世相を反映してでしょうか。

「非接触型」ビジネスを国の補助金を活用して展開したい

というご相談を受けました。

よくありがちなお話しです。
ありがちと言ったのは、誰しも考えうることという意味です。

その事業者のいまのご事業は、「接触型」のビジネスだからこそ『強み』が活かせているということはないのでしょうか?

さらに、「非接触型」は目新しいことではなく、他の事業者の方も参入しやすい。ということは、いずれレッドオーシャンになってしまう。資本力に勝る大手には敵わない。

「顧客の立場で相談や抱えている悩みに気安く応じてくれる」販売員
「いつも笑顔で、堂々としていて服のセンスもいい」店長
「入店するといつも『いらっしゃいませ!』と明るい声が聞こえる」店内

「非接触型」はこれらを打ち消してしまう恐れがあり、
それを楽しみにしている顧客が離れてしまう恐れもある。

「強み」が今後とも活かせる新たなビジネス展開でしょうか?
ことさら「非接触型」事業に進出する理由や求められているニーズ、
さらにいうと大義みたいなものとか、果たしてあるのでしょうか?

「接近戦」だからこその良さ

これって、絶対あると思うのです。
それだけは忘れないでもらいたい!

そんなことを思いながら、その事業者の方をお見送りしました。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

実は、その事業者のお店、たまに利用しています。
ヘビーユーザーほどではありませんが💦

でも気に入っているのです✨

なので、最初に「非接触型」と聞いて
なんだか淋しい気がしてしまいまいた💧

いろんなご事情はあるのでしょうけど、
ユーザーのニーズとか、
SWOT分析など、ご事業の見直しをするなかで、
ぜひ「強み」や「特性」は絶対薄まらない展開にしてほしい。

そんな思いがいたしました。



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