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小売は死んだか、いや死んでない!


みなさんこんにちは、フジガッキーです。

昨日の投稿、「週末思いっきり消費者になる」

で、妻とのショッピングの帰り道、小売について改めて

考えていました。

このワクワクした体験、どこかで読んだ気がする!

そう、ちょうど1級販売士資格取得した3年くらい前、

小売についてとても興味が湧いていた頃、ちょうど出版

された、『小売再生 リアル店舗はメディアになる』です。


第1章「小売はもう死んでいる」というすごいタイトルで

始まるこの本ですが、『小売という概念、店に足を運び、

商品を見て回り、代金を払うという一連の行動が200年前

から基本的に変わっていない』と、リアル店舗の凋落ぶり

と引き換えに、ネット通販の興隆、それに伴うメディア化

したリアル店舗の様々な事例が紹介されています。

でも、著者の主張はあくまで、「小売は死なない」です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

どういうことか?

商品自体は「コモディティ化」しているが、一方で「経験経済」
(体験経済)への移行、モノやサービスだけでは満足する時代は
終わり、人々が体験ー個人の趣味・嗜好に沿ったかたちで心を
つかむような、忘れがたいイベントーを求める時代に突入した。

つまり、消費者が貴重な時間を割いてまでリアル店舗に足を

運び、じっくりと味わい、最終的に商品を買いたいと思える

ような体験を用意するのが最善策である。そして、体験を構成

する5つの要素として、

 ① 消費者を惹きつけること

 ② 独自性があること

 ③ 個々の消費者の趣味嗜好を反映できること

 ④ 驚きがあること

 ⑤ 繰り返し楽しめること

なかでも、③がとても重要であり、体験や商品を消費者個人の

趣味嗜好に合わせるほど、その店舗は消費者を惹きつけ、強く

印象に残ることになる、との主張をされていました。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

これを改めて読み直し、私もこの週末、貴重な体験ができたな

と、つくづく振り返っていました。

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