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本物とモノマネの違い

みなさん、おはようございます。

経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!

今日のテーマは、「本物とモノマネの違い」です。


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昨日は、創業塾の日でした。

昨日の講義内容は、

「本家」と「ものまね」はどこが違う?

本家として例に引いたのが、「富山の薬売り」
そして、ものまねの例としては、「オフィスグリコ」

ご存じのとおり、「富山の薬売り」は、各家庭にあらかじめ薬を置いておき、年に一度か二度、家庭訪問し、使用された薬の代金のみを受け取り、使用分を再度補充するといったスキームで、いわゆる「先用後利」といわれるマネタイズの手法です。

一方、「オフィスグリコ」は、同社のHP上では、

オフィス配置サービス(スタッフ訪問型サービス)
オフィスの中で、(外出することなく)いつでも好きな時にお菓子・食品・飲料などの商品のお買い物をお楽しみいただけるサービスです。専用のお菓子ボックスや冷凍冷蔵庫の貸し出し・設置は無料です。商品管理や代金回収などのメンテンスもオフィスグリコスタッフが定期的に訪問し行います。代金のお支払いは現金または電子決済(QR)がご利用いただけます。

とあり、「富山の薬売り」に非常によく似たというか、真似たビジネスモデルです。

対象とするターゲットが各家庭の個人か、都心の高層ビル内の企業、そこで働く従業員かという違いがあるものの、

かゆいところに手が届く

つまり、夜中にお子さんが急に発熱し、夜間外来や翌日かかりつけのお医者さんに連れて行く前に手許に薬があれば、親としては服用し解熱させたいニーズ。また、高層ビルで働く従業員がちょっと休憩したいときに、小腹がすき甘いものが食べたいけど、外のコンビニまでは面倒くさいときに近くにグッドタイミングでお菓子があれば嬉しいニーズ。

どちらもよくありそうな日常のシチュエーションを想定した、とても考え抜かれたビジネスモデルだなあと感じました。

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「本物」と「モノマネ」

どちらのビジネスモデルにしても、大事なのは顧客や利用者側のニーズ

わたしたちがビジネスモデルを考えようとするときに、これまでだれもやったことのないようなビジネスはそうそうない。

だとしたら、過去に成功したビジネスモデルを真似する。

真似は大いに結構!
だけどその時代時代にマッチした、しかも自分が面白い思えるもの。そこに相手の痒いところに手が届く式の付加価値を載せてがとても重要。
今回もとても勉強になりました!!


本当に欲しいものであれば、人はお金を払ってしまう

この点は忘れずに、自分自身のビジネスプランも書き上げていきたいと思ったのでした。

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