背負い込んだものの重み
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!
今日のテーマは「背負い込んだものの重み」です。
なんだか重苦しそうな、息が詰まりそうなテーマだけど大丈夫⁉
安心してください!
昨日のnote投稿
この中でもちらっとご紹介した「事業承継支援専門家養成研修」でのこと、
書き足りなかったことがあるので、感じたことなどすこし書いてみます。
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事業承継において、後継者の多くが二の足を踏んでしまう要因のひとつに、
経営者個人保証
が、あげられるのではないでしょうか。
会社が事業資金として金融機関から借入をした際に、代表者など経営者個人が借入の保証をしているものです。
そんなの分かっている、保証債務がデカすぎるってことでしょ!
だから、二の足を踏んでしまうのでしょ!
確かに確かに。
そんなデカい金額、会社に何かあった場合、自分にはとても保証なんかできないよぉー、無理ムリ!!
そう、思われるのも無理ないと思います。(親父ギャグ💦)
でも、保証債務金額の大きさだけじゃないんです
どういうことか?
例えば、夢のマイホーム🏠
土地からだともっと凄いことになってしまいますが、たとえば建物建築資金として、住宅ローンを3,000万円組んだとしましょう。
そのときにローンに仕組み上、あなたの個人保証が必要です!
と言われても、そんなに抵抗感なく契約書にサインしていたのではないでしょうか。
そうなのです!
借入金の使用目的がはっきりしていれば、まして自分ごとであれば、納得できれば個人保証にもそんなに抵抗感がないのではないかというお話しです。
でも誤解のないように申し上げますが、決して個人保証を推奨しているつもりもありませんし、むしろ世の中的には「経営者保証ガイドライン」に基づき、会社と個人とが明確に分離し管理しているなどの要件に該当すれば、個人保証は徴求しない(解除も検討していただける)という流れです。
話しを戻します。
そうなのです、事業資金の場合も考え方は同じです。
決算書に短期借入金、長期借入金とだけ区分されていますが、これだけじゃ後継者の方もなにがなんだか分からない。そんなの無理!と思いたくもなります。
なので、金融機関の方にも協力いただいて資金使途をひとつひとつ確認し、説明してもらう。
ああ、この設備、いまじゃ古びれているけど、これ買ったときの借入なのねとか、納得できるまで自分でも会社内を見渡す。
こうした取組みも、事業承継においては後継者にとってのハードルを下げる一助となるのではないか。
講師の方の説明に、思わずとても納得できました✨
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いかがだったでしょうか。
一段落したので、窓を開けたらとてもいい香りがしてきました。
キンモクセイでしょうか。
一足早い秋を感じました。
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