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タイムラインシフト

みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!


いま読み続けている本
『脳と言葉を上手に使う NLPの教科書』(前田忠志著)

この本の中に、「タイムライン」という話しが出てきます。
興味深い内容なので、きょうはここで取り上げます。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

そもそもNLPとは何?

この本の「はじめに」にも書かれています。
NLPとは、コミュニケーション、問題解決、目標実現の ”道具箱” だと。

NLP(Neuro-Linguistic Programming)の頭文字をとってNLP、「神経言語プログラミング」と訳されます。
「Neuro」は神経、「Linguistic」は言語。
NLPは、神経・言語・プログラミングの相互作用を解き明かすもの。
つまり、

脳と言葉を上手に使うことで、他者とよい関係を築き、自分の悩みに取組み、夢や目標をかなえることができるものです。
コミュニケーション、問題解決、目標実現。これらは、センスでも才能でもありません。スキルです。スキルなので、身につけることができるのです。

「NLPの教科書」より

タイムラインとは?

それでは、本日のテーマである「タイムライン」とは何でしょうか?
NLPでは「タイムライン」を、脳の中の時間軸のこと
と書かれています。
この本の中にはわかりやすいイラストが入っています。どうぞ本でご確認ください。
ここでは、NLP-JAPANラーニングセンターのHPにも図が出ていましたので、リンクしておきます。

そして、タイムラインには「スルータイム」「インタイム」の2種類あります。
タイムラインが自分のを通るのが「スルータイム」
タイムラインが自分のを通るのが「インタイム」

「過去はどこにありますか?どちらの方向ですか?」
「未来はどこにありますか?どちらの方法ですか?」

わたしの場合、過去は自分の後ろ、未来は自分の前に浮かぶので、「インタイム」
つまり、過去(後ろ)と自分と未来(前)を結んだ線がちょうど自分の中を通るので、「インタイム」ということになります。

一方で、過去は左で、未来は右に見える人は「スルータイム」ということになるそうです。

そしてそれぞれの特徴ですが、
「スルータイム」はすべてを見渡すことができる。つまり、時間管理は得意で、時間に正確。計画を立てるのが好きで、仕事と遊びの時間は明確に違うと捉えているとされます。

一方で、「インタイム」はいまに集中することが得意で、「過去を振り返る」という言葉を使うのも「インタイム」の方の特徴だとか。また計画を立てるのが苦手で、仕事と遊びの時間の違いはないともされています。

タイムラインシフト

以上の「スルータイム」「インタイム」の特徴を踏まえた上で、自分の望む結果が得られるように、タイムラインを変える(シフトする)ことができるといいます。

この本の中のいくつかの例をご紹介します。
まず、わたしのような「インタイム」の方が陥りがちなケース。

◎忙しい毎日に追われている
 忙しい毎日に追われている場合、未来のタイムラインが重なってしまって優先順位がつけられていません。見渡せない未来のタイムラインを、横に延ばして見渡せるようにすると、計画性が高まります。 

つまり、横展開(スルータイム化)すると上手く行きやすい。なるほど!

次は、「スルータイム」の方向け。

◎将来に不安がある
 将来に不安がある場合、未来のタイムラインがはっきり見えません。未来のタイムラインを目の前に見えるように置いて、明るく鮮明にすると、未来へのモチベーションが高まります。

◎生きている実感がない
 生きている実感が得られない場合、タイムラインが自分の中を通っていません。タイムラインをインタイムにし、自分の中を通し、明るく鮮明なタイムラインにします。

自分の手前において考えるようにすると、確かに明るく鮮明になる気がします。なるほどなるほど!!

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いかがでしたでしょうか。
この本は、わたしが参加している「ビジネスコーチング研究会」の講師の方から紹介されて読み始めました。

これは確かに、いろんな課題や悩みに対処できるツールが入っている「道具箱」だなあと感じました。

ぜひ、年末だからこそ、みなさんもお読みになってはいかがでしょうか!

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