見出し画像

働き盛りに「異変」

みなさん、おはようござます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!


きょうは「大晦日」
でも、今朝の日経新聞にとても気になる、心配な記事が出ていました。
それが、

「孤独感」働き盛りで顕著 
 40~50代、リモートなじめず 生産性にも悪影響も

です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

40,50代に孤独感


新型コロナウィルス禍で40、50代を中心とする働き盛りの「孤独感」が、他の世代よりも深刻さを増している。テレワークの拡大などに伴いコミュニケーションの手段が変わるなか、対面中心の意識から脱しきれないことなどが背景とみられる。孤独感に伴う経済損失について英国では年間約5兆円との試算もある。生産性などに与える影響は軽視できず、官民あげた対策が不可欠だ。

東京都健康長寿医療センター研究所の調査で、対象は全国15歳から79歳までの男女約3万人で、2020年8~9月と21年9~10月にインターネットで行なれたもの。

この調査によれば、20代は20年から21年にかけて「孤独感」が大きく改善した一方で、40~50代の悪化が目立つことが分かったといいます。

「相手の表情が見えないとちょっとした一言が心に刺さる」
「形は繋がっているけど、心は繋がっていない」

対策として、産業医を含む社内相談窓口を設置している企業も多いが、面談内容が漏れたり、職場での評価に影響が出たりすることへの不安が根強く、「抵抗感がある」との回答が56%に上るとも出ていました。

さらに、英国の調査報告書では孤独が生産性や医療に影響し年間5兆円近くの経済損失が発生するとの試算もあるようです。

日本でもようやく、孤独・孤立対策担当大臣が設置され、端緒たんしょが開かれたばかり。

欧米では家庭や職場以外の「第3の場所」(サードプレイス)をつくる支援が進んでいるなど、「所属する組織以外での人との結びつきを促す仕組みを地域や行政がつくっていく必要がある」と記事では結んでいます。


「愛情格差」コロナで拡大


こちらもとても気になる心配な記事が、同日付日経新聞社会面に掲載されていました。


家族社会学が専門の中央大学山田昌弘教授の見方として掲載されています。

「自宅で過ごす時間が増えて夫婦ともにこれまで外で発散していたストレスを解消できず、双方が不満を抱えているとみられる。
元から仲の良かった夫婦は一緒に過ごす時間が増え、ますます良好な関係を築いたが、仲の悪い夫婦は悪化した。このような「愛情格差」が顕在化したといえる。(中略)
結婚も離婚もコロナ禍で減少しているが、収束すればどちらも増加する可能性がある。
孤独を解消するには、利害関係のない相談相手を作る必要があるだろう。家族で楽しめるものを見つけたり、学生時代の友人に連絡したりすることなどが考えられる。行政や企業は友人を保証することはできない。ボランティアを始める、趣味のサークルに入るなど自分から行動する必要がある。

近い世代のひとりとしてとても気になりました。でもやはり自分から動かないとなにも解決できない、という部分は納得感がありました。

「Re:Connect」(つながり再び)スタート


日経新聞では、明日1月1日から、コロナ禍で希薄化した人と人とのつながりを再構築しようとする取組みを描く新連載「Re:Connect」(つながり再び)をスタートするのだそうです。
こちらにも注目していきたいと思います。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

いかがでしたでしょうか。

気を取り直して、「大晦日」といえば、紅白歌合戦
今年の注目はなんといっても、藤井風くんの初出場🎉
何時くらいの登場なんだろうか?

こちらにも目が離せません!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?