ますます、からだを愛する日々。
あらら。気づけば今年に入ってもう5か月目に入ろうとしているのに、初記事だよ。
2023年にやってよかったと心から思ったことを、今年の年始にFacebookに書いたら、結構反応をいただいたわけなんですけども。
なんと17個中15個が、からだに関することだったという!
(EU旅行と社団設立以外全部、からだがテーマ)
自分なりにかみ砕くと、からだのケアやトレーニングに関することが11個、見た目やセルフイメージのアップに関することが6個(かぶってるけど)。
去年は本当に、からだに始まり、からだに終わった年でした。
ちょうど去年の4月に、劇的にやばいぎっくり腰になり、5月にはこんな記事を書いていた。
ああ・・・去年の今頃の私、おつかれさま。よく逃げずに、自分のからだを憎む自分自身と向き合った。いろんな人の力を借りて、一番嫌いだった「自分のからだ」と和解し、愛せるようになってきたのね~~。と、感慨深い。
なんせ心理学の人間だし、今も「思考」「感情」「からだ」の関係性についての学びもアップデートし続けてはいるのですが、私はとにかく、もともとすごく「思考」優位、「感情」を観ることは専門的に時間をかけてやってきたので得意、そして「からだ」に関しては、一番後回しにしてきた(というか、憎んでいたので、軽視し無視していたというのが正しいところだろう)。
そんな私が、自分に対する思考から距離を置き、感情を白黒つけずにただ深くありのままに受け入れ、そして、からだを何より大切に、からだの声を聴き、からだと仲良くするようになってきたというのは、字面だけ見るとなんだかふわーっとやさしい感じに見えるけど、私としては「天変地異」くらいのパラダイムシフトでございました。「からだの声を聴いて、からだにやさしくして、本来の自分のからだに戻していったら、なんだかめっちゃ痩せてセルフイメージも爆上がり」というのが、正直なところです。
去年2月の終わりから、今年の3月末まで、フィジカルコーチに伴走いただいてました。このことだけですごいボリュームになったので、別記事にしました。具体的にどんな支援を受けて、私がどんな葛藤と向き合ってきたか、その結果どうなったかを知りたい方は、こちらから読んでみてください。具体的なデータや恐ろしい写真なんかも思い切って公開しております(爆)。
・・・そんなわけで、めちゃくちゃ葛藤しながらからだに向き合い、セルフラブを垣間見始めた私が、去年インスタで見て衝撃を受けたのが、こちらの方。Hisashi Wanatabeさんという、倒立界の星みたいな方で、とにかく動画を見るとびっくり仰天、人間のからだってどうなってるの!!!!という衝撃を受けまくるのですが。
で、何が感動したって、彼のこの投稿。
ああ・・・・・
残りの人生は、私も、全部、からだにあげよう。
思い通りにならない自分のからだが嫌いで、憎んで、意地悪をして。
結果として、太ったり、冷えたり、疲れが取れなかったり、ひどい怪我を招いたり、病気になりやすかったり、治らなかったり。
そして、そんな自分のからだをさらに憎んだり・・・
という悪循環から出るのは、なかなかにパワーと時間が必要だった。根深い根深いトラウマもあった。向き合うのはつらかった。からだが悲鳴をあげて教えてくれたから、やっと何とかしようと思えた。
もう、二度とそこには戻らない自信がある。なぜなら、今は誰に指摘されることがなくても、自分自身の心身が前よりもわかるから。自分が、どうすれば調子が良いのかを。どうしたら痛みが出るのかを。どうすれば痛みを治せたり防げたりするのかを。ちょっと食べすぎたり飲みすぎたり体を酷使したあとに、どうしたらもとに戻せるのかを。どうして、食べすぎたり飲みすぎたり酷使したりしてしまうのか、を。
乗りこなすのはなかなかに難しいけども、このからだは私の人生で一番長く一緒にいる相棒なんだ。
母のお腹の中に卵としていたときから、燃やされて灰になってこの世からいなくなるその時まで。
誰よりも私と一番長く一緒にいる相棒を、私が大切にしなくてどうするんだ。
あなたの声をちゃんと聴いて、あなたが幸せにいられるように、私もしていく。これからも、残り何年かわからない人生、一緒にやっていこう。
そう思えたときから、自分の見た目を慈しむことにも、以前よりも自然に前向きに取り組めるようになった。イメージコンサルティングを受けたり、流行と関係なく好きなブランドの服や小物を買ったり、自分に合ったシンプルな美容方法をやりはじめたり、と、「見た目」にも変化が起きました。不思議なもので、どんどん力が抜けるのに、どんどん「自分らしく」なって、どんどん周りに喜ばれていく感じ。なんなんだこれは!
そんなわけで、2024年、また次の、からだとの対話を重ねていきます。
読んでくださってありがとうございます。力が抜けたり元気が出たり、人間ってそんなもんかーと思ってくれたら嬉しいです。