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本と正座して向き合う

夫がNHKテキスト「100分で名著」を買ってきました。Eテレで放映中の100分で名著のムック本で、今月は出口治明さんが指南役の「貞観政要」。わたしも気になっていて、読ませてもらうことにしました。

出口さんの文章は、とても引き込まれます。語られている歴史にロマンを感じます。そして、本の楽しみ方を教えてくれます。下は、読みかけの「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」で、好きな言葉です。

僕にとって読書は、食卓に並ぶ「おいしいおかず」のようなイメージです。  パンやお米だけでも、最低限の食欲を満たすことはできます。しかし、食卓に「おいしいおかず」が並んだとき、食事の時間は、もっと豊かで、もっと楽しい時間に変わります。

本があることで、視点が広がり、考えが深まる。あたり前のことなのに、他のことに気を取られて出来ていない。気になる本にあれこれ手を出して、どれも中途半端になってしまっていると再認識しました。これは、本に限らずそうかもしれない……。

本の読み方は人それぞれです。私の場合は、1冊ずつ、じっくり読むほうが合っているのかもしれません。

ちなみに、貞観政要は中国の古典で、唐の皇帝「李世民」とその臣下が残した言行録だそうです。リーダー論の本ですが、小さなグループを組織して何かをしようと思ったとき、人をまとめる側に立ったときに役に立つ指南書です。

まだ入り口の前に立ったばかり。
この先をじっくり、読みたいと思います。




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