芸術っていう曖昧なものを自分なりに定義してみた
こんにちは。Fujiです。
まぁタイトルの通りな内容なのですが、いちよう馴れ初めから話していこうと思います
まず書き始めるきっかけになったのは音楽でした
僕は音楽を作ったりして日々楽しんでいるのですが、関りが深くなるにつれてどんどんと内向的な作品を好むようになっていきました
人の為の音楽ではなく、自分の為の音楽
なんとも身勝手で心地いい
そして他の方のそういった思考の元で作られた作品に触れることも、その人の気持ちに触れているようでなんだか味わい深い
探求するのが楽しい、考察することも楽しい、想像することも楽しい
こうやってだんだんと音楽の深みにハマっていきました
今や音楽から派生していき、創作物全般が好きです
そんなこんなで楽しんでいるうちに、ふと「そもそも芸術ってなんだ?」
という疑問に行きつきました
はじめからわかっていることは「ハッキリとした定義はない」ということ
それでも探求心は抑えられず、気の向くままに情報を集めました
この記事では僕なりに見つけた「芸術とは?」についての解釈を書いていこうと思います
ヒップホップと芸術
そもそも芸術とは、生存するだけなら不要なものです
絵を見なくても生きれるし
音楽を聴かなくても死ぬことはありません(特例を除き)
それならば社会にとってどんな役割を担えるのか?
「芸術とは?」が大テーマだとするならこの「社会にとってどんな役割を担えるのか?」は小テーマ
大テーマに近づくために最初に持ち上がったのがこの小テーマでした
人々の心を豊かにし、社会的な生活を営むことに役に立つ
こちらがざっくりした定説ですが
僕はこれに疑問を覚えました
なぜならずっとヒップホップという文化の中にいて、まがいなりにもその歴史に触れてきたので、どうしてもそんなハッピーな感じに映らなかったのです
社会への不満、存在意義の確立、現状の脱出、開拓、などのエネルギーは社会的でないところから社会的になるために使われてきました(ヒップホップカルチャーの中では)
これは芸術とは呼べないものなのか?ただの反社会的なムーヴメントの一部に過ぎないのか....などなど、
ヒップホップがそうであって欲しくないという願望と見つけたばかりの芸術の定義との間で葛藤し、頭の中でグルグルと回っていました
そして「自分の腑に落ちる芸術の定義」を探し続けました
芸術とは?
探求の中でやっと見つけた定義があります
「芸術とは個人的なものを感動を用いて社会的なものにする行動」
なるほど、芸術は作品そのものを形容する言葉ではなく
個人的なものを社会的なものにする行動そのものを指すのか!
「あ~、それならヒップホップは芸術そのものじゃないか」なんてことを考えながら
この答えを見つけた瞬間はほっとしていました
もし、この解釈が当てはまるのなら僕の音楽活動も芸術と呼べるものだと思う
僕だけではなく、様々な人が芸術として認められるはず
最終的に
芸術を行う際に生じる感動こそ人の心を癒したり、非日常を提供したり、奮起させたり
生きるための活力として社会的な貢献ができているのではないか?
僕の答えはこんなところです
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