【呼吸】創造を考える

こんにちは松藤です。

7月になりました。振り返ると早いけど、思い返してみると色々な経験をした濃い3ヶ月だと思います。

6月のトピックはまた別に書きますが、その前に一旦考えの整理をしようかなと。

今の僕は、旅の中でやりたい事が生まれて、夢だった日本一周をしつつ、次の夢を叶えたいという欲求が出てきていて。少し旅を急いでいる状態です。

2年で旅を計画したとき、途中で新しい夢を実現したくなるとは考えもしませんでした…

そんなこんなで頭に色々なやりたいことが渦巻いているんですが、今回は一回それを吐き出そうと思います。

吐かないと吸えないので、とりあえず吐き切る
そしてまたゆっくり吸えば、落ち着いて旅を続けられるだろうってことで。


特に、最近考えているのは「ものづくり」について。創造することについて考えている。

大学で美術について学び、言語学にも関心がある僕は、表現一般に興味があるのだと思う。それぞれの人間を通してどういった風に目に見える形に表れてくるのか、それに強い関心がある。

つまり僕は創造することは自己表現だと考える。
全ての創造には創造した人間の個性が多かれ少なかれ反映される。

主張を持って描いた絵もDIYで作った棚もそれはどちらも自己表現なのだ。

僕は最初、まず暮らしがあり、そのおまけとしてものづくりだと思っていた。しかし、今は、暮らしとはものづくりの集合体のような気がしている。物理的な家や机、精神的な空間づくり、それらが集まって暮らしになるという考えに変わった。

では、なぜ人は創造するのだろうか
創造が自己表現であることは創造する理由とは別である。創造が自己表現という要素を含んでいるにすぎない。

僕が考える人が創造する理由は、「生きた証を残したいから」だ。

これは僕が旅をする中で様々なお手伝いをして感じたことである。

僕らはいつか死ぬ。死ねば僕らの肉体は無くなる。それでも僕らが作ったものは残り続ける。誰かと一緒にものを作った思い出も記憶として残り続ける。僕の限りある命が尽きたとしても、僕が創造したものや記憶達が、僕が生きていたということを訴え続けてくれる。

創造でこの世界に証を刻むことで、僕らは安らかに棺桶に入れるのだ。


そして僕はこの旅の中で、創造について、つまり生きた証をどのように残すかについて熱を持って探求している人との出会いを増やしたい。

さらには、人々が創造する場所を創造したい。

自分ではお金になるようなものは作れないけど、熱を持って創造している人を支えるような空間を創造したい。

それが旅の途中で新しく生まれた夢です。


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