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【赤と白】愛知県カクキュー八丁味噌

さてさて愛知に入りました松藤です。
これで地理的に旅の半分に来たような気がします

愛知の文化といえば八丁味噌!
あの味噌カツや味噌煮込みうどんに使われる濃い色の味噌は愛知に来たことを感じさせます。

そんな八丁味噌を代々作り続けているカクキュー八丁味噌さん。
当日受付で予約をすれば無料で工場見学させてくれるという、なんとも旅人に優しいシステム。

八丁味噌だけでなく味噌全般についても勉強して参りました!


味噌には色と材料での分類があり、色だと赤味噌と白味噌、材料では豆味噌、麦味噌、米味噌に分けられます。

豆味噌では赤味噌しか作れませんが、米味噌と麦味噌には赤と白があります。

ちなみに日本で食べられている味噌の80%は米味噌で、愛知岐阜三重などが豆味噌5%、九州で麦味噌が5%、合わせ味噌が10%らしいです。

九州には麦焼酎もありますし、麦文化なんですかね。


味噌に話を戻すと、そうなんです、八丁味噌というのは味噌の種類ではなく、商品の名前です。
八丁村で作られていた味噌で八丁味噌なんです。
八丁とは長さの単位なのですが、どこから八丁の距離にある村なのか、それは岡崎市のシンボル岡崎城から。

八丁味噌は味噌の分類でいうと豆味噌になり、豆味噌の中でも八丁村で伝統的な製法で作られた味噌が八丁味噌になります。
八丁味噌特有のルールは、木桶で熟成させること、熟成期間は2年以上であること、桶の重しには天然の川石を円錐形に積むこと、などが挙げられます。

カクキューさんの見学では実際に大きな味噌の桶も見ることができました。
さらに最後には赤味噌のパックと味噌汁の試飲、田楽まで頂けるという大サービス。
これで無料なのだから驚き!

愛知県岡崎市に来た際はぜひ

P.S 日本には国鳥や国花などが定められていますが、国菌というのもありまして、それは味噌や醤油に使われる麹菌なんですって

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